中学生の定期テスト勉強法!全科目80点を超える勉強の仕方&コツ

こう思うことはありませんか?

定期テストの点数を上げたいのに、なかなか上がらない…

次のテストで80点以上を取るためには、どうすればいいんだろう?

テスト前はいつも時間が足りない…。効率の良いテスト勉強法を知りたいなぁ!

もし一つでも心当たりがあれば、この記事がきっとあなたのモヤモヤを解消してくれます。実際に、私がサポートしている生徒さんは、この記事にあるテスト勉強法を実践して、

  • たった1回のテストで30点台→80点を超えたり
  • 5科目合計で100点以上点数を伸ばしたり

など、大変身に成功した人が何人もいます。

でも、別に特別なことはしていません。魔法使いにしか使えないような特別なノウハウではなく、むしろテスト勉強の超基本的なコツばかり。誰にでもできます。

というわけで、今回は「中学生のための定期テスト勉強法」について高得点を取るための全手順を解説します

目次

正しいテスト勉強法を身につけるべき3つの理由

なぜ正しい勉強法を身につけることが大事なのでしょうか?

それは「がむしゃらに勉強を頑張っても結果が出ない」からです。サッカーがうまくなりたいのに、バスケのドリブルの練習をしている人を見たらどう思いますか?

ムダな努力なんじゃ…

って思いますよね。勉強でもこれと同じことがよく起こっています。本人は頑張って勉強しているつもりですが、まったく的外れな勉強になっている人が実際にいるのです。

あなたは大丈夫ですか?

  • テスト前になってもノートを色ペンでキレイにまとめている
  • 問題集は1回解いて○つけしたら終わり
  • 分からないところは答えを丸暗記することがある

もしこれらに当てはまっていたら、ちょっとヤバいかもしれません。

でも、正しい勉強法を身につけてから勉強を頑張れば、勉強した分だけ点数が上がります。頑張りが空回りすることもありませんし、時間を無駄にすることもありません。頑張った分だけ点数につなげるには、正しい努力の仕方を身につけてください。

全教科に共通するテスト勉強のコツ

テスト勉強を始める前に、まずは全科目に共通する勉強法について知っておいてください

多すぎても覚えられないので、特に大切な5つのポイントだけに厳選しました。このポイントさえ守っていれば、やった分だけ成長できます!

  • テスト勉強のコツ1:勉強とは何か?を知る
  • テスト勉強のコツ2:学校のワークを中心に勉強を進める
  • テスト勉強のコツ3:復習を事前に計画しておく
  • テスト勉強のコツ4:「分かったつもり」に注意!
  • テスト勉強のコツ5:自分の「現在地」を常に確認する

テスト勉強のコツ1:勉強とは何か?を知る

まず始めに一番基本から覚えておいてください。「勉強とは何か」です。

一体何をしたら勉強したことになるのか、考えたことはありますか?問題集を解いたり、教科書を読んだり、単語を覚えたり…。それももちろん勉強なのですが、ここではシンプルに次のように覚えておいてください。

勉強とは、「できない」を「できる」に変えること。

もともと自分ひとりではできなかった問題を、自分ひとりで「できる」ようにすれば、勉強したと言えます。裏を返せば、もしいくら自分では「頑張って勉強した」と思っていても、自分ひとりで「できる」ようになっていなければ、それは勉強したとはいえません。

最近、いつ勉強しましたか?ちょっとそのときのことを思い出してみてください。最終的に、自分ひとりで「できる」ようになりましたか?

もし自信を持ってYES!と答えられないなら、もしかするとそれは「勉強したつもり」になっているかもしれません。勉強するときはいつも、「できない」から「できる」に変わっていなければなりません

問題集を2ページ解いたら、その2ページにある問題はすべて、自分ひとりで「できる」ようにしましょう。

ちなみに、「できる」に変えられたかどうかは、

  1. 自分ひとりで
  2. スムーズに
  3. 正解できる

この3つのチェックポイントすべてOKだと思ったら、それは「できる」に変えられたと思って構いません。勉強するときはいつもこの基準を守って勉強を進めましょう。

テスト勉強のコツ2:学校のワークを中心に勉強を進める

勉強を効率的に進めるために、何を使って勉強すればいいか分かりますか?

答えは、問題集です。特にテスト勉強の場合は「学校のワーク」を使うことをオススメします。なぜなら、定期テストでは学校のワークから出題される傾向が高いからです。学校のワークさえきっちり仕上げておけば、80点は取れます。

私の1:1レッスンでは、ワークをテストまでに仕上げるということに集中していますが、それができれば実際に皆さん80点は超えてきます。

一つだけ注意しておきたいのは、学校のワークは「提出物」になるケースが多いということ。提出物は、ワークに直接書き込んで提出しますよね?これだと繰り返し復習ができません。ですので、直接書き込んで提出しなければならない場合は、事前にコピーを取っておきましょう

学校のワークの使い方については、こちらの記事も参考になるはずです。

【中学生向け】学校のワーク活用法!ワーク繰り返して点数を上げる方法&全手順

テスト勉強のコツ3:復習を事前に計画しておく

テスト勉強の計画を立てていますか?その予定通りにいくことはありますか?はっきり言って計画を立てることほど難しいことはありません。なぜなら、ほとんど予定通りにいくことはないからです。

うまくいくテスト勉強計画やスケジュールについては、後ほど詳しく解説するので、ここでは一番大事なことだけお伝えします。テスト勉強の計画を立てるとき、事前に復習する時間を確保しておいてください

小難しい話なのでサクッと終わらせますが、人間の脳は「繰り返し出会う情報」を覚えようとする性質があります

自分の家の住所、覚えていますよね?それは何度も出会っているからです。何度も出会う情報を、脳はしっかり覚えてくれるのです。反対に、一度覚えたと思っても、しばらく出会わない情報はいつの間にか忘れていってしまいます。

テストに向けて覚えたいことは、何度も復習しなければなりません。

でも…

テスト前、やることありすぎて復習できない…

って状況になってしまいますよね。こうなると、覚えられなくても仕方がありません。テストで点数を取れないのは、あなたが頑張っていないからじゃないんです。復習できていないからなんです。

ひと言で言えば、テストまでにしっかり復習して「できる」状態をキープできれば勝ちです

テスト勉強のコツ4:「分かったつもり」に注意!

誰かに教えてもらったときは分かるのに、自分でやると解けない…

これは「分かったつもり」になってしまっています。分かったつもりのまま、テストを受けたら悲惨なことになってしまいますよね…。

でも、これは本当に気をつけていないと誰にでも起こることです。

これは、特に塾に通っている人に起こりがちです。塾で分かりやすく教えてもらうと、自分では分かった気になるのですが、そこで自分はもう「大丈夫」と油断してはいけません。

分からないところを教えてもらったら、次の2つのことを実行してください。

  1. なぜその答えになるのか?を自分の言葉で説明する
  2. 実際に自分ひとりで解いてみる

教えてもらったあとで、本当に分かっていたら、なぜその答えになるのかを説明できます。もしうまく説明できなければ、それは「分かったつもり」になっているということ。もう一度教えてもらいましょう。

うまく説明できたら、実際に自分ひとりで解けるかどうか確認しましょう。自分ひとりで、スムーズに正解できたらOK!もう「分かったつもり」を脱出できています。

テスト勉強のコツ5:自分の「現在地」を常に確認する

自分の「現在地」を常にチェックできていますか?

この図を見てください。

大きく3つの段階に分かれています。現在地を確認するとは、この3つの段階のどこにいるのかをチェックするということです。

  • 今自分は「できない」にいるのか?
  • 「分かる」までは来ているのか?
  • もう「できる」ようになっているのか?

といった具合に、自分がどの段階にいるのかについて、常に自分に問いかけてください。これは1問ずつチェックする必要があります。

例えば、

(1)の問題は「できる」だけど、(2)は「分かる」の段階だな…

といった具合に、1問ずつ自分がいる段階を見極めるのです。現在地を把握できていないと、どうなるでしょうか?自分が「できる」に変わっているかどうかさえ、分からないということです。

もう一度、コツ1でお話したことを思い出してください。勉強とは、「できない」を「できる」に変えることです。「できる」に変わったかどうか自分で把握できていないなら、それは勉強したとは言えませんよね。

なんだ、そんなの当たり前じゃん!

と思うかもしれませんが、実はこれは一番みんなができていないことです。今回のコツの中で、ダントツで一番難しい。なぜなら、一歩離れたところから自分を見つめ直さないといけないからです

人はみんな自分のことを客観的に見るのが苦手。だから自分の現在地を知っているつもりでも、実はまったく見当違いだったなんてことはザラです。スマホのGPSはとても正確に自分の現在地を示してくれますが、自分のGPSは壊れていると思っておきましょう。笑

それぐらい慎重に、いつも自分の現在地をチェックするようにしましょう。

これで400点を超える!中間テスト勉強のスケジュール

ここでは中間テストで5科目合計で400点を超えるための理想的なスケジュールを紹介します。実際に、私の生徒さんでも、このスケジュールどおりに実行できたときは、たいてい400点を超えてきます。

高得点を取っている人のスケジュールを「〜テスト3週間前」「3週間前〜2週間前」「2週間前〜1週間前」「1週間前〜前日」の期間ごとに分けて解説していきます!

その前に、まずは定期テスト勉強のスタート時期から解説します。

いつからテスト勉強を始めれば良い?

テスト勉強を始める時期については、当たり前すぎて言うまでもありませんが、早ければ早いほど良いに決まっています。ただ、実際は「早めにやろうと思っても取りかかれない…」というのが正直な気持ちじゃないでしょうか。

頭では分かっていても、なかなか行動できないのであれば、次の方法を試してみてください。

テスト勉強に早めに取りかかる方法

テスト勉強をつい先延ばししてしまう…

そんな先延ばしを防ぐために、次のワークをしてみてください。できれば今すぐ。

  • なぜ次のテストで点数を取りたいのか?紙に書き出す
  • 次のテスト範囲は、学校のワークで何ページなのか調べる
  • 最初のページを、いつ、どこでやるのか、決めて紙に書く

はじめに、自分はなぜ勉強するのか?を思い出して、紙に書き出してみてください。勉強するのは大事だと頭では分かっていますよね?でも、日々を過ごしているうちに、つい忘れてしまうもの。

  • なぜ自分は勉強を頑張るのか?
  • なぜ次のテストで点数を取りたいのか?

思い出す時間をつくりましょう。本当に自分にとって大切なことを再確認するために、紙に書くのです。

それが終わったら、次のテスト範囲はどこなのか?それは学校のワークでは何ページから何ページなのか?を調べましょう。人は「次に何をするのか」が見えていないと、行動できません。ですので、「○ページをやる」と次の行動がハッキリすれば、それだけで取りかかりやすくなります。ワークの何ページを勉強するのか、ハッキリさせておきましょう。

それが終わったら、最後は「いつ」「どこで」最初のページに取りかかるのか、決めてください。いきなりたくさんやらなくてもいいんです。次のテスト範囲の、最初の1ページだけ終わらせたらOKです。

最初からたくさん進めようとすると、なかなか取りかかる気がおきません。ハードルを下げましょう!最初の一歩を踏み出せたら、それでいいんです。

自転車をこぐときも、最初に力を使いますよね?こぎ出したらそれほどエネルギーを使いません。勉強のやる気も同じで、最初スタートするときが一番しんどい。そこでみんなつまづいてしまう。そうして最初の一歩が遅れるから、テスト勉強の全体が遅れてしまいます。

これを読んでいるあなたは今すぐ最初の一歩を踏み出してください。そのために、ワークの最初のページに取りかかる時間と場所を、今すぐ決めてみてください。その小さな違いが、あとから大きな違いになってきます。

〜テスト3週間前の勉強法

最初の一歩を踏み出して、無事にテスト勉強をスタートできたら、次は何をすべきでしょうか?

計画づくりです

ただ、テスト勉強の計画づくりについては、ここではなく後の章で詳しく解説することにします。ここでは先に「テスト3週間前までに何をすべきか?」について解説します。

テスト3週間前までに進めておくべきこととしては、次のようなものがあります。

  • テスト勉強の計画を立てる(後ほど解説)
  • 日々習った範囲を復習する

3週間前までは、それほどテスト勉強スイッチを入れなくても構いません。習慣的に勉強できていたらOKです。自分を褒めてあげてください。余談ですが、自分をしっかりと褒めてあげないと次のやる気につながりません。それは甘えとは違うので、少しでも前に進んでいたら、しっかり自分を褒めてあげてくださいね。

日々習った範囲を復習する

テスト3週間前までは日々学校で習った範囲を復習しましょう。日々の復習は「学校のワーク」を進めていけばOK!提出物になるはずなので一石二鳥です。

ただ、進めると言っても、ただワークを終わらせたらOKではありません。上で紹介した「できるの基準」を守って、1ページずつ「できる」ようにしてから自分にOKを出すようにしましょう。後から何度も復習できるように、コピーを取ることを忘れないよう注意してください。

テスト3週間前までは、コツコツ勉強を進めていくことが肝心です毎日の勉強法のコツについては、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

これだけでOK!中学生の毎日の勉強法【部活or習い事で時間がない人向け】

テスト3週間前〜2週間前の勉強法

テスト3週間前になったら、いよいよテストに向けて動き出しましょう。といっても、本格スタートは2週間前からで構いません。3週間前〜2週間前のあいだは、本格スタートに向けての「ウォーミングアップ期間」ぐらいに捉えておくと良いでしょう。

この期間では、次のような優先順位で進めてみてください。

  • 学校ですでに習ったけど、まだワークが終わっていないところを進める
  • ひきつづき日々習ったところを進める
  • 数学・理科の苦手範囲を復習する

まずは「学校で習っているけどまだワークが終わっていない範囲」を最優先で進めましょう同時並行で、日々学校で習った範囲も復習していきます

しつこいですが「できる」に変えて、自分にOKを出すことだけ忘れないようにしてください。「できない」を「できる」に変えていないと、それは勉強したとは言えません。

さらに余裕がある人は、理解系科目の苦手を解消しておきましょう。理解系科目とは主に「数学」「理科」になります。例えば、数学の「一次関数」が苦手だとしますね。であれば、この一次関数のところを復習しましょう。

苦手だと感じるところは「分かっていない」もしくは「分かっているけど、スムーズに答えられない」のいずれかです。ひと言で言えば、まだ自分のものになっていないんですね。

苦手を克服してスムーズに解けるようになるには、ある程度の練習時間が必要です

久松

ここがポイント!

もし1週間前になってもまだ「苦手だなぁ…」と感じる範囲があったとしても、テストまでに苦手を克服する時間がありません。3週間前ならまだ間に合います。今のうちに苦手範囲を克服しておきましょう。

テスト2週間前〜1週間前の勉強法

いよいよテスト2週前になったら「テスト勉強モード」のスイッチを入れましょう。これより動き出しが遅くなると間に合いません。万全の状態でテストに臨むためには、ここから1週間が勝負!

この期間では次のような優先順位で進めてみてください。

  • テスト勉強のルールづくり&環境づくりをする
  • 習ったところの2周目、3周目をして、テスト1週前までに「できる」にする
  • 提出物をできるところまで終わらせる
  • ワーク以外のプリントを「できる」にする
  • 日々習った範囲を復習する

テスト勉強のルールづくり&環境づくりをする

まずは、テスト勉強のためのルールをつくったり、自分の部屋を勉強できる雰囲気に整えたり、テスト勉強の準備に取りかかりましょう。これについては、後の章で詳しく解説します。

【最重要】テスト1週間前までに「できる」にする

この記事で一番大切なことをお伝えします。

テスト1週間前までに、これまでに習った範囲を「できる」状態に仕上げましょう。これができれば400点は取れます

「できる」とは、自分ひとりで、スムーズに、正解できる状態のことです。

その状態をつくるために、この期間では習った範囲のワークの2周目をしてください。2周目をする際は、×のところだけで構いません。1周目で間違えた問題だけ復習してみてください。もう一度間違えたら3周目に突入して「できる」までやりましょう。

1周目のときに、×を○に変えて、しっかり「できる」ようにしていれば、2周目、3周目はそれほど時間も労力もかかりません。

そうして1週間前までに、習ったところまでのワークにある問題をすべて「できない」を「できる」状態に仕上げていきましょう。これが400点を取れるかどうか、運命を分けるカギです。

なぜ1週間前までの仕上げがカギになるのか?2つの理由があります

1つ目は、テスト前に時間の余裕をつくるためです。ちょっと過去のテスト期間を思い出してみてください。テスト前になって急に新しいプリントが配られたり、体調を崩したり、思いがけぬ出来事が起こったことはありませんか?

そのせいで時間が足りなくなって、うまくテスト勉強ができなかった…。よくある話です。だからこそテスト前には「そもそも急な出来事が起こる予定」で、時間に余裕を持っておくのが大事なんですね。

もう1つの理由は、テスト前のボーナスタイムを有効に使うためです

テスト前の1週間に勉強したことは、テスト本番まで覚えている可能性が高い。なんせ直前ですから、本番まで忘れにくいんですね。いわばテスト前の1週間はボーナスタイムです。ですので、もしテスト範囲が1週間前までにすでに「できる」に仕上がっていたら、さらに完璧に仕上げてテストに臨むことができます。

この記事の細かい内容を忘れても、このことだけは覚えておいてください。1週間前までにワークを「できる」状態まで仕上げたら、そのテストは「勝ち」です

提出物をできるところまで終わらせる

この時期では提出物を仕上げましょう。テスト直前に提出物をしているほどもったいないことはありません。テスト直前に勉強したことは、テストまで覚えている可能性が高いですよね。

せっかくの「ボーナスタイム」に提出物をしているのはもったいなすぎます。400点は諦めてください。

提出物といっても、ほとんどの場合「学校のワーク」が中心のはず。この時期までに、日々コツコツと学校のワークを進めてきた人はもうほとんど完成しています。小さなことをコツコツ取り組んできた人と、そうではない人とは、この頃から大きく差が開いていきます

ワーク以外のプリントなどを「できる」にする

この記事では、学校のワークを中心に勉強しましょう!と繰り返しお伝えしていますが、ワーク以外でもテスト範囲に入るプリントなどがあるはずです。それらもテスト範囲なので「できる」に仕上げていく必要があります

日々習った範囲を復習する

そこまで終わったら、日々習った範囲を復習しましょう。これは2週間前までと同じ流れですね。学校のワークを中心に「できない」を「できる」に変えていきましょう。

テスト1週間前〜テスト前日の勉強法

テスト1週間前からは仕上げの時期です。いよいよ仕上げとして、テスト前の1週間ですべきことを紹介します。

1週間前までに「できる」状態をつくれた人は、2つ目から進めてください。

  • まだ「できる」変わっていない範囲があれば「できる」に変える
  • これまで「できる」にしたところを「最終チェック」する

まだ「できる」に変わっていない範囲があれば「できる」に変える

シンプルに考えてみてください。テストで1科目80点、科目400点以上をとるためには、何が必要でしょうか?

答えは簡単です。学校のワークのテスト範囲をすべて「できる」状態にすればいいのです。テスト本番までに。

何度もお伝えしていますが、「できる」とは、自分ひとりで、スムーズに、正解できること。ワークを1ページずつ「できる」に変えていきましょう。「できる」まで、2周目、3周目と繰り返しましょう。

補足ですが、ワーク以外のテスト範囲になるプリントなどもあれば、それも含めて「できる」に変えていきましょう。

「できる」にしたところを「最終チェック」する

すべて「できる」になったと感じたら、最終チェックをしましょう

ここまでたどり着いたあなたは、すでに学校のワークにある問題をすべて倒してきましたよね?でもまだ一体だけ敵が残っています。残りの敵は何か分かりますか?いわば、ラスボス。ラスボスだけに超強力です。一体何のことでしょうか?

答えは、あなた自身です。あなた自身がラスボスになります。どういうことか?さいごは、あなたの「油断」や「思い込み」と戦わなければなりません

思い当たるふしはありませんか?

「もう完璧!」と思っていたのに、テストの点数が悪かった…

思っていたほど取れなかった…

これは、ラスボスを倒せていないからなんですね。ラスボスは自分の中にいて目には見えません。だからみんなラスボスを倒さずに、クリアした気になってしまう。そうして思っていたほど点数が取れない…なんてことが起こってしまいます。

人間はいったん「できる」にしても、時が経てば自然に忘れていきます。自分では気づかないうちに「できない」に逆戻りしてしまっているんですね

でも、あなたはそれに気づいていない。油断している。もう「できる」と思い込んでいる。これが点数を落とす原因になっています。さいごは、あなた自身の油断や思い込みを倒さなければなりません。

そのために「最終チェック」をします。

やることはいたって簡単。最終チェックでは、もう一度すべての問題をテストのつもりで解き直してください。おそらく×が出ます。そこで×になった問題はもう一度解き直して「できる」ようにしてください

その間違いを直して「できる」にした分だけ、あなたの点数は伸びています。

テスト前日の勉強法

さぁ、いよいよテスト前日になりました。順調に進められてきた人は、ひきつづき「最終チェック」を進めてください。

そうではない人は、理想を捨てなければならない場面も出てくるはずです。というか、ここでは思い切って理想を捨ててください。

テスト前日にできることは限られています。厳しい話ですが、もうほとんど勝負は決まっています。それでも400点に近づくために、ベストを尽くしたいですよね。

残りの時間でできることは、次の5つです

  • やらない範囲を決める
  • 問題集の×だけ解き直す
  • 基本&重要用語を再チェックする
  • 過去問を時間内に解く
  • 不安とその対策を整理しておく

特に、上の3つが重要です。

テスト前日の勉強法のポイントについては、こちらの記事に詳しく解説してあります。

【中学テスト勉強法】テスト前日でも点数アップできる5つの勉強テクニック

定期テスト勉強の準備は何をすればいい?

テスト勉強を効率的に進めるためには、いくつかの準備が必要です。特に大切なこととして、ここでは次の2つだけ厳選しておきます。

  • 事前に準備するもの
  • 勉強時間を生み出す方法

事前に準備するもの

勉強はただでさえしんどいですし、やる気も起こりにくいですよね。それに加えて「めんどくさい」「時間がかかる」などが加わると、どうなるでしょうか?

勉強する気になれなかったり、分からないところをそのままにしてしまったり、うまく勉強できなくなってしまいますよね。

テスト勉強を順調に進めるために、次のものを用意しておきましょう

  • テスト勉強用ノート(科目別に)
  • 参考書
  • 付箋
  • 緑マーカーペン(暗記マーカー用)
  • オレンジペン
  • 赤シート

ノートは科目別に1冊ずつ用意することをオススメします。後からそのノートを見て、自分が間違えた問題はどこなのか、すぐに探すために便利です。

参考書は分からないところをすぐに調べるために便利です。教科書よりも要点がまとまっているので、早いし分かりやすくなっています。いつも誰か教えてくれる人がいるわけではないですし、自分で調べるためにぜひ用意しておきましょう。

付箋は「分からない」問題を覚えておくためです。自分で調べても分からなかったら、誰かに聞くしかありません。でも、「後で聞こう」と思っても忘れてしまいます。そこで分からない問題に付箋を貼って、チェックしておきましょう。

緑マーカーペンオレンジペン赤シートは、暗記のために使います暗記するときは「テスト形式」で覚えることがもっとも効率的な勉強法です。教科書やプリントの中で覚えたいことがあれば、これらのグッズを使って「テスト形式」で勉強できるようにしましょう。

テスト勉強の時間を生み出す方法

日々のテスト勉強時間を生み出すのはなかなか難しいですよね?毎日コツコツやらなくちゃと思っていても、なかなかできないのが人間です。

大きな声では言えませんが、苦労なくコツコツできるならみんなダイエットに成功します。みんな苦労するところだからこそ、少し工夫が必要なんですね。

上ではテスト勉強にとりかかるためのコツをお伝えしましたが、その一歩が踏み出せたら、次の一歩を続ける工夫をしましょう。

ルールを決める

何をするかというと、「時間」を確保するルールを決めてください。ルールを決めるときは、次の2つから選んで決めることをオススメします。

  • ○時になったら、△△をする
  • ○○が終わったら、△△をする

ポイントは、事前に「○○になったら」と決めておくことが肝心です。この「○○になったら」のことをトリガーといいます。

トリガーと行動をセットでを決めておくと、人は行動しやすくなるということが分かっています。小さな一歩を踏み出したら、次は小さな2歩目、3歩目をつづけていけるように工夫をしましょう。

5分だけでOK

このとき、頑張りすぎてはいけません。やると決めた行動は5分だけでいいのです。ハードルが上がりすぎると続きません。なんなら1分でも構いません。

例えば、

  • 8時になったら、問題集を続きから5分だけ解く
  • ご飯を食べたら、問題集を続きから5分だけ解く

といった具合に、ハードルを下げることをオススメします。

5分やってみて、まだ続けられそうならそのまま続けたらいいんですね。やる気にならなければ5分でやめてもいい。すでに目標は達成しています。そうして小さな勉強習慣をつづけていくうちに、自然に勉強時間が積み上がっていきます

定期テストの勉強計画を立てるコツ

ここでは定期テストの勉強計画を立てるコツについて解説します。

テスト勉強は自分で思っているよりも順調に進まないので、計画を立ててスケジュールを管理していくことがテストで高得点を取るために大切です

勉強計画を立てるときのコツは3つあります。

  • 詰め込みすぎない
  • 小さな〆切を作る&守る
  • やるべきことを具体的にする

まずは詰め込み過ぎに注意!思ったように進まなくなると、やる気も下がってしまいます。自分ができると思う量の半分くらいからスタートしても良いぐらいです。実際に進めてみると、なかなか大変だということが分かるはず。無理のない量からスタートしましょう

スタートしたら、小さな〆切をいくつか自分で設定してみましょう。「この日までに、ここまで終わらせる」という〆切です。〆切があると、人は行動しやすくなり、計画通りに進められる可能性が上がります。3〜4日ごとに小さな〆切を作っていきましょう。この〆切ごとに計画を立てていきます。

さらに、具体的にページ数まで決めましょう。小さな〆切ごとにどの問題集の何ページから何ページまで進めるのかを決めます。

例えば、今日が5月10日だとしたら、5月13日までに「英語のワークp10-19まで終わらせる」といったように決めます。〆切とページ数がしっかり決められている良い例です。

一方、ダメな例は「なるべく早く英語のワークをする」といった計画の立て方です。これでは〆切もないし、ページ数も具体的ではありません。これではうまくいきません。

テスト勉強計画の立て方については、この記事に詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。

これで失敗しない!テスト勉強の計画を立てるなら絶対に守るべき3つの鉄則

テスト勉強に集中できない!そんなときどうする?

テスト勉強をしていても、なかなか集中が続かない…

安心してください。みんな集中力が続かないと悩んでいます。ここでは勉強の集中力をつづける方法について解説します

まずは次の6つの質問に答えてみてください。

  • スマホをすぐ触れないところに置いていますか?
  • 気が散るものを隠していますか?
  • タイマーを使って〆切を作っていますか?
  • 睡眠は十分取れていますか?
  • 勉強の合間に「小さな休憩」を取れていますか?
  • 勉強の合間に「大きな休憩」を取れていますか?

もしNoと答えた質問があれば、そこは要注意です。ひとつずつ解説していきますね。

テスト勉強に集中するコツ1:スマホを隠す

スマホが見えるところにあると、どうしても気になってしまいます。

それは、人間の脳は「手軽に手に入る楽しいこと」に惹きつけられるようにできているからです。あなたの意志の強さや、やる気の問題ではありません。脳がそうなっているのですから、意志のせいにしちゃダメなんですね。

本当は環境の問題なのです。スマホを手元に置いて勉強している時点で負けなのです。誘惑に勝てるはずがありません。その誘惑を遠ざけてしまうのがベストです。すぐに触れないところに置いて、できれば電源を切ってしまいましょう。

もし「それはちょっと…」と思うなら、そもそも勉強を頑張る意味が見えていないので、無理にやらなくてもOKです。無理をしても続きません。もう一度自分はなぜ勉強するのかをハッキリさせておきましょう。

テスト勉強に集中するコツ2:気が散るものを隠す

これもスマホと同じ理由です。マンガ、ゲーム、テレビなど、目に入ったら気が散るものってありますよね。それらを勉強机から見えないように隠しましょう。

見た時点で脳はそちらに気を取られます。目の前の勉強をするよりも、マンガを見ていた方が、手軽に楽しさが手に入るからです。

とにもかくにも勉強の環境づくりは「手軽に手に入る楽しいこと」を、自分から見えないようにするのが基本です

テスト勉強に集中するコツ3:タイマーで〆切をつくる

LINEのディズニーツムツムってゲーム、やったことありますか?制限時間内にたくさんの絵柄を消して、得点を競うゲームです。

ちょっと考えてみてください。もし制限時間が無かったら、楽しめますか?ただの作業ゲーになりますよね。ダラダラ続くだけの作業…。そんな状態では集中力も湧いてきません。

人間の集中力は制限時間があることで湧いてくるようになっています。ですので、勉強するときは〆切=制限時間を作ってください。それをタイマーで計ります。

今から15分で1ページをできるようにする

といった具合に、制限時間をつくれば、自然に集中力が湧いてきます。ただ、スマホのタイマーを使うわけにはいかないので、このようなキッチンタイマーを勉強用に用意しておくことをオススメします。

テスト勉強に集中するコツ4:十分な睡眠を取る

十分な睡眠は取れていますか?

睡眠と勉強に関しては、いろんな研究データがあるのですが、いずれの研究でも「しっかり寝たほうが頭が冴えるし、成績も良くなる」ということが分かっています。最低でも7時間は寝ましょう

睡眠不足になるとIQが10ポイント下がるといわれています。そんなぼーっとした状態で勉強しても頭に入らないし、時間だけがダラダラすぎていくだけです。それに、睡眠不足になると衝動にも弱くなります。勉強の途中で、ついYoutubeを観たり、ゲームをしたりと、「手軽に得られる楽しいこと」の誘惑に負けやすくもなります。

睡眠をしっかりとって、冴えた頭で勉強しましょう。集中して勉強できれば、短い時間でたくさん頭に入れることができます。

テスト勉強に集中するコツ5:小休憩を取る

勉強中の休憩というと、何か悪いことをしているような気分になることはありませんか?

後ろめたさを感じなくても大丈夫。休憩は絶対にしたほうが良いからです。休憩がマイナスになるのは、つい休憩時間がダラダラ延びてしまうこと。休憩そのものは悪いことではありません

まずは小さな休憩を取るメリットについて解説します。

集中力が切れる原因の一つは「脳の疲れ」です。勉強をつづけていると、脳は疲れてきますよね。そして「もう限界だ」というときに眠くなったり、集中力が切れたりします。

この「限界だ」を迎えてしまうと、なかなか集中力を回復させることが難しくなります。そこで、脳が限界を迎える前に、少しずつ休憩をとって、脳の疲れを回復させてあげるのです。そうすれば、長時間勉強していても、疲れて集中力が切れることはありません。

これを実践するひとつの方法として「ポモドーロテクニック」というものがあります。

ポモドーロテクニックのやり方はシンプル。「25分勉強したら、5分休憩する」←これを1セットとして、4セット繰り返します。4セット終わったら30分の大休憩を取ります。(※大休憩のコツは後ほど)

手軽にできるのでぜひ試してみてください。

このとき、小休憩の注意点は「ぼーっとすること」です。スマホを触ったり、マンガを読んだりするのもNGです。脳を休憩させてあげないといけないので、目を閉じてぼーっとしてください。頭を使わないことならOKなので、ストレッチなども有効です。リラックスを心がけるのがコツです。

テスト勉強に集中するコツ6:大休憩を取る

小休憩を取る目的は「脳の疲れ」を回復させて、集中力を長続きさせるためでした。

では、大休憩は何のために取るのでしょうか?答えは「メンタルの疲れ」の回復です

長い時間勉強しているとイヤになってきますよね。気分転換も必要です。一度、勉強から離れて自分の好きなことをしてください。大休憩では、頑張った自分にご褒美をあげるつもりで、思いっきり好きなことをしましょう。スマホもゲームも何でもアリです。

ただ、油断すると休憩がダラダラ長引いてしまうので、タイマーをかけるなどして休憩時間を守れるようにしておきましょう。

勉強の集中力を引き出すコツについては、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

勉強に集中する方法!家でもどこでも中学生が手軽にできる勉強に集中する7つの工夫

中1はまずここから!初心者向けテスト勉強のコツ5選!

これまで定期テストの勉強法についてガッツリまとめてきました。

でも、

何から手を付けたらいいか分からないなぁ…

という方もいるかもしれません。

そんなときは、次の5つのポイントだけ意識してみてください。

  1. 学校のワークを中心に進める
  2. テスト勉強計画を立てて記録する
  3. 2週間前に勉強スイッチを切り替える(ONにする)
  4. 提出物は早めに取りかかる
  5. 「勉強したつもり」に気をつける

この5つは、細かいことは抜きにして「これだけおさえておけばOK!」というもの。いわば基本中の基本です。

テスト勉強の仕方に迷ったら、まずはこの5つから取り組んでみてください。

なお、この5つのポイントは、中1初めての定期テスト勉強法として、この記事で詳しく解説しています。

【新中1必見】初めての定期テスト勉強法!初心者向けコツ5選!

まとめ

定期テストの勉強法について解説してきました。

正しい勉強の仕方をマスターしてから勉強すれば、定期テストで高得点を狙えます。点数が上がる技術をしっかりと身につけて、やればやっただけ伸びる人になってください!

参考になれば幸いです。

久松

特に、定期テストのスケジュールが重要です!いつでも確認できるように、よければお気に入りに登録しておいてください!