これで安心!中1英語でつまずかないための勉強法

こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。

 

久松

中学1年生が英語でつまずく時期はいつだと思いますか?

これまで1000人以上の中学生をサポートしてきた経験から、中1が英語でつまずくのは2つのタイミングがあります。

「1学期期末テスト」

「2学期期末テスト」

の2つです。

 

なぜこの時期につまずくのか?については、後ほど解説するとして、今知っておいてほしいのは、

この2つのテストが

お子さんの英語学習人生のターニングポイントになる

ということです。

 

中学1年生で英語に苦手意識を持ってしまったり、ついていけなくなってしまったりすると、その後はどんどん学習に遅れが出てしまいます。

何事もそうですよね?

最初が肝心。

 

というわけで、この記事では、

  • 中1で英語につまずく原因は何か?
  • 中1で英語につまずかないための勉強法は?
  • つまずいた場合にはどうやって勉強したらいいか?

といったお話を中心に、中1英語の勉強法について解説します。

早いうちに勉強の仕方をサクッと身につけて、中1のカベにぶつかることなく英語が好きになれるといいですね!

 

中1は英語でいつつまずきやすいの?

中1が英語でつまずきやすい時期は2つあります。この時期はつまずきの原因によって変わります。

中1が英語でつまずく原因は、

  1. 単語
  2. 文法

の2つです。

「文法」が原因の場合は2学期に、「単語」が原因の場合は1学期になることが多いです。

以下でそれぞれ説明します。

 

中1の2学期に英語でつまずく原因は「文法」にあり!

なぜ中1の2学期になると文法でつまずいてしまうのでしょうか?

もっとも大きな原因は2学期に「3単現」を学習するからです。

補足
三単現が教科書に出てくる時期は…

ニューホライズン:LESSON6

ニュークラウン:LESSON6

サンシャイン:Program6

になっています。いずれも2学期の期末テストになることが多いですね!

3単元とは「3人称単数現在」の略ですね。
詳しい文法上の説明はここでは省きますが、2学期になって3単現を学習しはじめると、途端にみんなできなくなってしまいます。

ちょっと理由を説明しますね。

1学期のあいだは、文法で習うことと言えば、

  • be動詞
  • 一般動詞

だけでした。

この区別がつけば、基本的には乗り切れるのですが、正直この区別は簡単ですよね。

is,am,areか?それ以外か?だけで判断できるからです。

 

久松

そもそもbe動詞と一般動詞とは、全然別物なので「にんじん」と「じゃがいも」の区別をつけるぐらい簡単です。

 

これが2学期になると・・・

 

3単現を習うようになります。すると、一般動詞だけで2種類の文法ルールが存在するようになります。

そうすると、一般動詞の中で区別が必要になります。

久松

つまり、じゃがいもの中で「男爵」か「メークイーン」か?を区別しなければならなくなるので難しいわけです。

 

ルールが増えてなんかややこしいなぁ・・

中学生

 

さらに言えば、学校の進み具合によっては、現在進行形や過去形も学習します。

もう無理・・・

中学生

 

ルールが増えれば増えるほどややこしくなりますよね?

そうすると、文法ルールの区別がつかなくなってくるわけです。

これが中1の2学期に文法でつまずく中学生が爆発的に増える主な原因です。

 

 

中1の1学期に英語でつまずく原因は「単語」にあり!

中1の1学期につまずいてしまった場合は、単語が覚えられないことが原因である場合がほとんどです。

そして、これは即刻対応しないと学校にまったくついていけなくなってしまいます。

超ヤバイです、まじで。

 

英語はシンプルに考えると、単語を並べて一つの文をつくっていきますよね。

ジグソーパズルと同じと捉えてみると分かりやすいかもしれません。

単語=ひとつのピース
文=完成したパズル

という感じ。

パズルを完成させる(つまり文を完成させる)ためには、ひとつひとつのピース(単語)が揃っていないと完成させられません。

さらに、単語が覚えられていないと、ピースが揃わないままパズルを作るのと同じ。すると、パズルを並べる力も養われないんですね。

文法はパズルを完成させるためのルールなので、単語力がなければ文法力もつきません。

単語を覚えられていない場合は、もう本当に今すぐにでもサポートしてあげてください!

ではどうすればいいのでしょうか?

 

中1英語でのつまずきを解消するためにはどうすればいいの?

ここからは中1英語でのつまずきを解消するための勉強法を解説します。

「まだうちの子はつまずいていない」という方も、つまずかないために重要なポイントですので、事前に知っておいて損はありません。

 

文法でつまずいている場合の勉強法

文法でつまずいてしまう根本的な原因は、どの文法ルールを使ったらよいかの判断が複雑になりすぎることです。
中1では、英語を習いはじめたばかりだからこそ色んな文法ルールを学習します。

それが多すぎて整理されないまま、次から次に新しい文法ルールがどんどん増えて整理できなくなってしまう・・・。

これが文法がつまずいてしまう根本的な原因です。

なので、まずはシンプルなルール(判断が複雑にならないルール)から優先的に復習していきましょう。

例えば、

  • 文はピリオドで終わる
  • 国名や人名は大文字で書き始める
  • 複数形の語尾にはsをつける

といったものです。

こうしたシンプルなルールは、身につけるのにそんなに大変ではありません。

だってシンプルだから。

一度にいろんな文法ルールを身につけようとするから覚えられなくなってしまうので、先にこうしたシンプルなルールから取りかかりましょう。

 

その後で、

be動詞(肯定文・疑問文・否定文)

一般動詞(肯定文・疑問文・否定文)

一般動詞の3単現(肯定文・疑問文・否定文)

といった手順で、ひとつずつ復習をスタートしてみてください。詳しい手順は下にまとめましたので見てみてください。

 

今強調しておきたいのは、一度に色んなカレーのレシピを覚えようとするんじゃなくて、まずは普通のカレーを作れるようになりましょう、ってこと。

その後でキーマカレー、さらにスープカレーのレシピを覚える、といったように、少しずつステップアップするイメージで取り組んでみてください。

欲張らずにひとつずつやっていきましょう。結果的に文法ルールが身につく時間が早くなります。

 

ひとつひとつのルールが身についた後は、今度はそのルールの使い分けが課題になってきます。

ルールの使い分けを練習する方法は、この記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

英語の成績が平均点前後で伸び悩む中学生へ勉強の仕方のコツを伝授します!

 

文法の勉強をする手順とポイントをまとめました

実際に勉強を進めるときにはこんな手順でやってみてください。

手順1
シンプルな文法ルールを学習する

シンプルなルールをまず最初に使いこなせるようになろう!

  • 文はピリオドで終わる
  • 国名や人名は大文字で書き始める
  • 複数形の語尾にはsをつける
手順2
be動詞を学習する

次のポイントを順番にマスターしよう!

  • 肯定文:主語によってis,am,areの何を使うかを判断できるようにする
  • 疑問文:be動詞を主語の前に置く、というルールを覚える
  • 否定文:be動詞の後にnotを置く、というルールを覚える
手順3
一般動詞を学習する

次のポイントを順番にマスターしよう!

  • 肯定文:主語+一般動詞+「〜を」という語順に慣れる
  • 肯定文2:主語+一般動詞+「〜を」のあとに、「場所」「時」「どのように」を置く場合がある、というルールを覚える
  • 疑問文:Doを主語の前に置く、というルールを覚える
  • 否定文:一般動詞の前にdon’tを置く、というルールを覚える
手順4
3単現を学習する

次のポイントを順番にマスターしよう!

  • 肯定文:主語が3人称単数で、現在のことを表す場合、一般動詞の後に”s”を置く、というルールを覚える
  • 疑問文:3単現の場合は、doesを主語の前に置く、というルールを覚える
  • 否定文:3単現の場合は、一般動詞の前にdoesn’tを置く、というルールを覚える
手順5
文法ルールの使い分けを練習する

文法ルールの使い分けに慣れよう!詳しいやり方はこちらの記事!

久松

以上、中1英語の文法における勉強法でした。つづいて単語もいきましょう!

 

単語でつまずいている場合の勉強法

中1の1学期から単語でつまずいている場合は、発音を知らないことに原因がある場合がほとんどです。

読めないものは書けません。意味も覚えられないですよね?

 

でも、長年塾の現場に身を置いてきてた経験からハッキリ言えるのは、単語が苦手な中学生は読み方を知らなくても気にならないということです。

 

読み方が分からないまま何度も単語の書取りをしてしまうんですね。

「単語は書いて覚えなさい!」

と、よく言われますが、このアドバイスには「発音が分かっている」という大前提があります。

でも、単語が覚えられない中学生は、その大前提をぬかしてしまっているんです。

 

そうすると、発音を知らないまま何度も書くという無意味な作業が延々と繰り返されてしまう…。

いくらやってもなかなかできるようになりません。

 

以前、塾の現場にいた頃、ある親御さんとご面談していたところ、

「単語をいくらやってもできないから、この子は本当に頭が悪い子なんだ…」

と、かなり悲観的になられていました。

塾生ではなく初めての方だったので、よくよく話を聞いてみると、どうやら発音が全然覚えられていなかったんですね。

その場でいくつか単語をチェックしても、ほとんど覚えていない。

 

ひとまず「発音からやりましょう」とアドバイスしたところ、1週間ほどすると「本当にそのとおりでびっくりしました。ちょっとずつですが、単語も覚えられるようになってきました!」とのお電話をいただいたこともあります。

頭が悪いってのは思い込みなんですよね。どこかやり方が悪いだけ。本当は頭が悪いんじゃなくて勉強の仕方が悪いだけです。正しい勉強の仕方で努力すればなんとでもなるんですね。

単語についても、正しい勉強の仕方で必ず身につきます。

そしてその一歩目が、

とにかくまずは発音!!!

ってこと。

 

最初はできなくても、色んな単語の発音を覚えていくうちに、「音と文字の規則性」が自然と身に付きます。(ちなみに、これをフォニックスと言います。)

この規則性が身に付いてくると、知らない単語でも何となく書けるようになるので単語が覚えられるようになってくるというわけです。

もしあなたのお子さんが、中1の1学期から英単語につまずいているのなら、真っ先に発音からやり直してみてください。

 

実は一番大事なのは音読!!!

ここまで一切音読には触れてきませんでしたが、音読は一番大事といえるほど重要な勉強法です。

上で説明したように、最初は読み方や発音が大事になるからですね。

MEMO
音読の重要性は色んなところで強調されていますが、とはいえ英語が苦手な中学生にとってはちょっとハードルが高いのも事実。あくまでも単語をクリアした上で、次のステップとしてぜひ音読を取り入れてみてください。

中学生が音読をするメリットとしては、

  • 単語の発音が身につく(=単語のスペル暗記がさらに上達する)
  • 意味のまとまりごとに理解するクセが身につく(例:in the parkでひとまとまり)

以上の2つがあります。

他にもありますが、キリがないのでこの2つだけ紹介しておきます。

 

どちらも日本語に置き換えて考えてみてください。

  • 単語の読み方が分からない
  • どこで言葉を区切るかわからない

これでは絶対に文の内容が理解できるはずがありませんよね?

音読は言語を身につけるための基礎を固める作業だと言えます。

 

それに、人が言葉を覚えるとき文法から覚えるということはありません。
膨大なアウトプットの結果、自然と身についていきますよね!

音読はアウトプットなので、言語を覚える初期段階では必須の作業なのです。

 

音読をするときのコツはあるの?

音読にはコツがあります。
むやみやたらに音読をしてもムダになってしまいます。

絶対に守るべきポイントは3つ。

  1. 事前に単語の意味と読み方を調べておく
  2. 事前に意味のまとまり・文全体の意味を調べておく
  3. 読みながら脳内でイメージ化する

です。

ただ読めばいいというやり方では効果がありません。

事前に発音や意味を調べておかなければ、単語の読み方も身につかないし、意味のまとまりごとに理解することもできないからです。

つまり、音読をするメリットの2つが台無しになってしまうわけです。

絶対に上記の3つのポイントを守って正しいやり方で音読をしてください。

 

親御さんへお願い:中1こそ勉強の仕方を身につけてさせてあげてほしい

余談ですが、中1だからこそ勉強の仕方を身につけるのが大事です。

正しい勉強の仕方で勉強すれば、どんな子だって必ず伸びるからです。頑張っても伸びないのは思い込みで、やり方が悪いという場合がほとんど。

実際に、僕のところに来るお子さんはやり方を変えて伸びまくっています。

 

どうして間違った勉強になってしまうか?というと、単純にやり方を知らないだけというケースもありますが、見落とされがちなのは表面だけマネしているケース。

 

勉強法はただ表面だけやり方をなぞればいいというものではなく、その背後にある理由を意識しながら勉強しなければなりません。

「何をするか?」だけではなく「何をどうやってするのか?なぜそのやり方でするのか?」という部分です。

具体的な注意点を伝えないまま、やり方だけ伝えても効果が出にくいです。

 

例えば、「単語を何回も書きなさい」というだけではなく、「何度も書く必要があるのは、人間の記憶はアウトプットすることによって記憶できる仕組みになっているからだよ」と伝える。

その上で、

「ただ何回も書くだけなら、それは写してるのと一緒で作業になっちゃうからNG」

「テスト形式で何回も書くのが大事、そうするとアウトプットの練習になるから記憶に残る」

といったように、理由や注意点を伝えてあげてください。

 

勉強の仕方については、周囲の大人がアドバイスして、常に正しいやり方に修正してあげてほしいんです。

特に中学1年生は、これまで小学校の手厚いサポートがあったのに、急に中学生になって「はい、自分でやりなさいね」と荒野に放り出されるようなもの。

戸惑って当然なんです。

できれば、軌道に乗るまではしっかりと勉強法についてサポートしてあげてください。

 

まとめ

英語は積み上げ科目と言われるように、中1で英語につまずいてしまうと中2以降が本当に苦しくなってきます。
つまずきが見られた場合は早めに対処してあげてください。

つまずいている原因が文法ならば、まずはシンプルなルールを優先的に身につけておいて、それから少しずつ段階を踏んでみてください。

一度にすべてではなく、ひとつずつです。

 

つまずいている原因が単語ならば、まずは読み方からです。

特に中1のあいだに「音と文字の規則性」を身につけておくと後々苦労しません。

こちらも高望みせずに、まずは読み方からしっかりという意識で取り組んでみてください。

 

正しいやり方で勉強すれば、絶対に成長しますし、成長すれば楽しく感じられるものです。

英語学習に苦手意識をつけないためにも、やった分だけ成長できる勉強の仕方を身につけて、楽しく英語の勉強ができるようになるといいですね。

 

久松

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