暗記が苦手な中学生が1ヶ月で6倍暗記できるようになった方法

こんにちは、ひさまつです。

「時間だけかかって全然覚えられない・・。」

暗記ってただでさえ単調作業になりがちなのに、覚えられないと余計につらいですよね。暗記になると急にテンションが下がる中学生を何人も見てきました。。。笑

でも、暗記のコツさえ掴めばすぐにできるようになります。基本的には頭が悪い子なんてのはいなくて、やり方に原因がある場合がほとんど。

こんな中学生の子がいました。
社会の問題を1時間で20個も覚えられなかったんですが、その子に暗記のコツを教えたところ、1ヶ月もしないうちに30分で60個覚えられるまでになりました。ざっと6倍です。

ほんと、やり方ひとつで子供の自信は取り戻せます。

というわけで、今回は暗記が苦手な中学生がやってしまいがちな間違った暗記の仕方と、どうやって暗記したらいいのか?実際に6倍効果があった正しい暗記の仕方についてお伝えします。

 

もともとは10点取れなかったんだけど・・

お預かりしたその子は中学2年生でした。

そこまで勉強が苦しかったわけではなく、定期テストは200点前後だったのですが、社会だけ極端に悪くて20点台。圧倒的に暗記が苦手でした。

どうやって勉強しているのかを確かめるために、実際にテスト勉強の仕方を見せてもらったのですが、正直見てるとかなり効率が悪い。。。

これ覚えるのにどのくらいかかる?と聞くと、「分からない。たぶん1時間くらい。」と答えてくれました。問題は20問程度。

内心「なかなか苦しいね( `・ω・´)ノ」

と思っていました。

 

ここが問題!!2つの間違った暗記の仕方

その子が実際に暗記している様子を見ていると、大きく2つの問題点がありました。

わたしは暗記は中学校の頃からめちゃめちゃ得意でして、中学時代から5分で20個は覚えられてました、たぶん。(記憶は美化されるものです( `・ω・´)ノ笑)

で、わたしがやっていた(今でもやっている)暗記の仕方とどこが違うのかをつぶさに観察したところ、大きく2つのポイントがありました。

 

その子 わたし
頭に入れること重視 思い出すこと重視
だらだら覚える 時間を決める(てかスピード命)

 

どういうことか、それぞれ見ていきましょう。

 

間違った暗記の仕方その1:頭に入れることを重視する

暗記するってどんなイメージですか??

暗記=インプット

というイメージではないでしょうか??暗記というと「覚える」という印象がありますよね。

実は、これが違うんです。

 

これは実際にわたしが中学生の勉強を指導するようになってから気づいたのですが、暗記はインプットではありません。

アウトプットです。

覚えるのではなく「思い出す」。

 

よく考えてみたら、テストって思い出す作業なんですよね。覚えたことを、思い出して紙に書く。これがテスト。

暗記が苦手なその子はひたすら「見て覚える」という暗記の仕方をしていました。これはインプットになってしまっていますよね。テストではアウトプットが求められるので、これでは残念ながらテストの結果にはつながりません。

 

では、具体的にはどうすればイイのでしょうか??

それはテストを何度もすればいいのです。

わたしは暗記するとき何度も何度もテストをします。自分でテストをする。見て覚える時間なんてほとんどなくて、見る前にいきなり自分でテスト。

テストをすると、自分が覚えていないところを発見できます。そうやって、覚えるべきところをまずはっきりさせて、それから見て覚える段階に入るんですね。

で、見て覚えるといっても一瞬だけ。

  1. 一瞬見て覚えたらその1個だけすぐテスト。
  2. できたらまた次の問題の答えを見て、覚えて、すぐテスト。
  3. これを繰り返して3〜4個進んだら、また1問目に戻ってテスト。
  4. できなかったらすぐ答えを見て、覚えて、すぐテスト。

1個ずつ見て覚えてテスト⇒3〜4個進んだら戻ってテスト!
以下、これのループです。ひたすら繰り返す。

 

テストと言っても、自分ひとりでテストしてるだけなので、答えは実際に書かなくてもいい。ペン持たずに手だけ動かして終わりとか、口でボソボソ言って終わりとか、適当でいいんです。

テスト!テスト!!テストぉおお〜〜〜!!!

って繰り返しやってると、かなりのアウトプット量になるので、自然に覚えています。

暗記は「覚える」より「思い出す」。
まずはここから見直しましょう!

 

間違った暗記の仕方その2:ダラダラ覚える

これは文字通りなんですが、暗記が苦手なその子はダラダラと特に時間を決めずに覚えようとしていました。

これではいくら時間があっても足りません。

人間は時間を区切ることで能力があがります。このことは脳科学者の茂木健一郎さんが、「タイムプレッシャー」という言葉を使って次のように説明されています。

勉強が苦手な人の特徴に、解けない問題などをだらだらと考え続けてしまうというものがあります。
(…中略…)
「タイムプレッシャー」を意識して勉強するということは、とにかく、これ以上早くできないという限界を超えて、さらに早くやろうとするかなり負荷の高い行為です。これを何度も繰り返すことによって、人間の能力はどんどん上がっていきます。

(茂木健一郎『脳を活かす勉強法』p44〜47)

 

時間を区切ると脳の力をフルパワーで発揮できるので、暗記する力も高まるんですね。覚えるときは時間を決めてダラダラやらない。

そっちの方が時間も有効に使えるし言うことないですよね。

 

最大で10倍覚えられるようになる正しい暗記の仕方

以上の2つが間違った暗記の仕方です。

これを踏まえて正しい暗記の仕方を一言で言うと、

「高速でテストを繰り返す」

これだけです。

時間を5分なら5分と決める。5分で覚える個数を決める。

あとは、

おらおら〜〜!!!テスト!テスト!!テストぉぉお〜〜〜!!!!

ですね。

この時ばかりオラオラ系になりましょう、オラオラ系暗記術( `・ω・´)ノ笑

全身全霊を込めて高速でテストを繰り返してください、これだけで暗記の効率はかなり上がりますよ。

ちなみに、冒頭で6倍と言いましたがこれは何度か実際に覚えてもらったときの最低ライン。実際は30分で100個前後覚えてくれたこともありました。10倍ですね。

さすがにその時はお疲れでしたが、それでも嬉しそうにしてるのを見るとこちらまで嬉しくなりました。ちょっとしたコツを掴むだけで子供ってすごい変わるなぁとしみじみ思った次第です。負けてられん。笑

ぜひ参考にしてみてください!

オンラインで「勉強の仕方」を教えるレッスンをしています。よければコチラもご覧ください。

久松