暗記が苦手な中学生が大変身!社会が6倍暗記できるようになった方法

こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。

中学生

ほんと暗記が苦手…。時間だけかかって全然覚えられない・・。

暗記ってただでさえ大変なのに、覚えられないと余計につらいですよね。

暗記をすることになると、急にテンションが下がる中学生を何人も見てきました。

でも、安心してください。

自分は暗記が苦手だと思っている中学生でも、暗記のコツさえ掴めばすぐにできるようになります。

覚えられないのは、暗記の仕方に原因がある場合がほとんど。

ある中学生の生徒さんは、

中学生

社会がなかなか覚えられない…。特に歴史の覚え方を知りたい…。

という悩みを抱えていました。

もともと彼は、社会の歴史の問題を1時間で20個も覚えられなかったんです。

でも、その子に暗記のコツを教えたところ、1ヶ月もしないうちに1時間で120個も覚えられるようになったんです。

6倍です、すごくないですか?

暗記が苦手という方は、暗記方法を少しだけ変えてください。覚え方を変えれば、これまでよりずっと楽に覚えられるようになります。

というわけで、今回は暗記が苦手な中学生がやってしまいがちな間違った暗記の仕方と、短時間でたくさん覚えられる正しい暗記の仕方についてお伝えします。

もともとは20点取れなかったんだけど・・

彼は当時中学2年生でした。

そこまで勉強が苦しかったわけではなく、定期テストは200点前後だったのですが、社会だけ極端に悪くて20点台。圧倒的に暗記が苦手でした。

どうやって勉強しているのかを確かめるために、実際にテスト勉強の仕方を見せてもらったのですが、正直見てるとかなり効率が悪い。。。

「これ覚えるのにどのくらいかかる?」

と聞くと、

「分からない。たぶん1時間くらい。」

と答えてくれました。

問題は20問程度。

「このままでは、なかなか苦しいだろうなぁ・・・」

と思っていました。

そこで、彼が実際に暗記している様子を見せてもらうことにしました。

ここが問題!!2つの間違った暗記の仕方

「どうやって覚えているのか、勉強している様子を見せてくれる?」

彼が暗記している様子を見せてもらうと、大きく2つの問題点がありました。

わたしは暗記は中学校の頃からめちゃめちゃ得意でして、中学時代から5分で20個は覚えられてました。

で、わたしがやっていた(今でもやっている)暗記の仕方とどこが違うのかをつぶさに観察したところ、大きく2つのポイントがありました。

その子 わたし
頭に入れること重視 思い出すこと重視
だらだら覚える 時間を決める(てかスピード命)

どういうことか、それぞれ見ていきましょう。

間違った暗記の仕方その1:頭に入れることを重視する

暗記するってどんなイメージですか??

暗記=インプット

というイメージではないでしょうか??暗記というと「覚える」という印象がありますよね。

実は、これが違うんです。

暗記はインプットではありません。

アウトプットです。

覚えるのではなく”思い出す”。

これは単なる私の経験則ではなく、あらゆる研究でその効果が明らかになっています。

「検索練習」や「テスト効果」という専門用語で語られるのですが、思い出す練習をした方が記憶に残りやすいことが分かっています。

これについては、メンタリストDaiGoさんも、著作の中で、

効果の高い学習をするためには、インプットは短時間でサラッとすませて、アウトプットの時間=思い出す時間を長くすること。これが鉄則です。

(引用元:メンタリストDaiGo『科学的に正しい英語勉強法』p101)

と言っています。

思い出すことによって記憶が深く定着する、人間の脳はそんな仕組みになっているんです。

暗記が苦手な彼は、ひたすら「見て覚える」という暗記の仕方をしていました。

これはアウトプットではなくインプット。

つまり、脳の仕組みに基づいた暗記の仕方ではありません。

それに、よく考えてみたら、テストって思い出す作業なんですよね。

覚えたことを、思い出して紙に書く。

これがテスト。

テスト本番ではアウトプットしなければならないので、事前の勉強でも思い出す練習をしなければならないのです。

では、具体的には何をすればイイのでしょうか??

それはテストを何度もすればいいのです。

わたしは暗記するとき何度も何度もテストをします。

自分でテストをする。見て覚える時間なんてほとんどなくて、見る前にいきなり自分でテスト。

テストをすると、自分が覚えていないところを発見できます。そうやって、覚えるべきところをまずはっきりさせて、それから見て覚える段階に入るんですね。

で、見て覚えるといっても一瞬だけ。

  1. 一瞬見て覚えたらその1個だけすぐテスト。
  2. できたらまた次の問題の答えを見て、覚えて、すぐテスト。
  3. これを繰り返して3〜4個進んだら、また1問目に戻ってテスト。
  4. できなかったらすぐ答えを見て、覚えて、すぐテスト。

以下、これのループです。ひたすら繰り返す。

テストと言っても、自分ひとりでテストしてるだけなので、答えは実際に書かなくてもいい。

ペンを持たずに手だけ動かして終わりとか、口でボソボソ言って終わりとか、適当でいいんです。思い出す練習になっていれば。

とにかく、

テスト!テスト!!テストぉおお〜〜〜!!!

って繰り返し思い出す練習をする。

そうすれば、かなりのアウトプット量になるので、自然に覚えています。

暗記は「覚える」というより「思い出す」

まずはここから見直してみてください。

間違った暗記の仕方その2:ダラダラ覚える

これは文字通りなんですが、暗記が苦手な彼はダラダラと特に時間を決めずに覚えようとしていました。

これではいくら時間があっても足りません。

人間は時間を区切ることで能力があがります。このことは脳科学者の茂木健一郎さんが、「タイムプレッシャー」という言葉を使って次のように説明されています。

勉強が苦手な人の特徴に、解けない問題などをだらだらと考え続けてしまうというものがあります。
(…中略…)
「タイムプレッシャー」を意識して勉強するということは、とにかく、これ以上早くできないという限界を超えて、さらに早くやろうとするかなり負荷の高い行為です。これを何度も繰り返すことによって、人間の能力はどんどん上がっていきます。

(茂木健一郎『脳を活かす勉強法』p44〜47)

時間を区切ると脳の力をフルパワーで発揮できるので、暗記する力も高まるんですね。覚えるときは時間を決めてダラダラやらない。

そっちの方が時間も有効に使えるし言うことないですよね。

最大で10倍覚えられるようになる正しい暗記の仕方

以上の2つが間違った暗記の仕方です。

これを踏まえて正しい暗記の仕方を一言で言うと、

高速でテストを繰り返す

これだけです。

例えば、時間を5分なら5分と決める。

次に、5分で覚える問題数を決める。

あとは、

テスト!テスト!!テストぉぉお〜〜〜!!!!

ですね。

全身全霊を込めて高速でテストを繰り返してください、これだけで暗記の効率はかなり上がりますよ。

ちなみに、冒頭で6倍と言いましたがこれは何度か実際に覚えてもらったときの最低ライン。

実際は30分で100個前後覚えてくれたこともありました。10倍早く覚えられるようになっていますね。

さすがにその時はお疲れでしたが、それでも嬉しそうにしてるのを見るとこちらまで嬉しくなりました。

おわりに

あなたのお子さんは、どんな暗記の仕方をしていますか?

もしあなたのお子さんが、暗記が苦手だったり、社会が覚えられなくて困っているのであれば、まずはこの記事で紹介した「高速でテストを繰り返す」というやり方に変えてみてください。

かなり暗記がストレス無く楽にできるようになると思います。

勉強の仕方は技術ですから誰でも身につけられます。

やり方ひとつで点数も自信も伸びますし、暗記が苦手と諦める前に、まずはこの暗記方法をぜひ試してみてください。

久松

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