【中学生の勉強法】暗記が得意な人が絶対に外さない勉強のコツを全部まとめて紹介します

目次

タイプ1「知らない」の解決策

このレクチャーでは、「タイプ1『知らない』の解決策」についてお話ししたいと思います。

【復習】できない→できるに変える3ステップ

“できない”を“できる”に変えるときには、この3ステップで進めていくんでしたね。

これまでステップ1ステップ2とやってきました。できないところを見つけて、できない原因を突き止めてきました。いよいよここから、ステップ3ではできない原因を解決していきましょう

できない原因を解決すれば“できる”に変わりますね。バツの原因、間違えた原因を解決すればマルになりますよね。一つ前の記事で、できない原因を突き止めました。突き止めた後は、もう解決するだけです。

「歯が痛い」→「虫歯があった」という順序で原因を突き止めたら、後は歯医者に行って原因を解決していきます。その原因を解決するパートが、ここからお話しする内容です。

この記事では、タイプ1「知らない」の解決策について解説します。

(※タイプ2〜タイプ4については後日更新予定)

タイプ1「知らない」

「知らない」を簡単に復習しておきましょう。「どんなタイプだったっけ?」ってなると思うので、復習しておきます。

( )のところには、「使う」という意味の「use」が入りますね。でも、この「use」っていう単語を知らなかったら答えられないですね。だからできないですね。これができない原因、知らないの例です。

タイプ分けを忘れてしまった場合は、こちらの記事を読んで復習しておいてください。

できない原因を「4タイプ」に分けて突き止める

「知らない」が原因なら解決策はシンプル

「知らない」が原因だったら解決策はシンプルですよね?どうしたらいいと思いますか?

そうです、知るしかないんです。てことで、知らないなら覚えるしかないです。

覚えるっていうのは、簡単に言ったら暗記ですよね。ですので、この記事では主に暗記のコツについて詳しく解説します。その暗記のコツが分かれば超効率化できますね。

中学校の勉強内容は90%暗記っていわれているんです。ですので、この暗記のパートっていうのは、そこをマスターするだけで中学校の勉強内容の90%、10個あったら9個ぐらいはカバーできるわけです。ですので、この4タイプの中の解決策で一番重要なのがココです。

4タイプの中で最重要

実はなんですけど、いまはまだ分からなくてもいいのですが、できない原因を突き止め、さらに突き詰めていくと、最終的にはこのタイプ1の「知らない」に集約されていくんです。

これはやっていくうちに分かってくるので、いまはまだ分からなくてもいいのですが、真の原因は知らないことだったりするのです。ということは、知らない原因の解決策を身につければ、ほかのタイプのミスも減ってくるわけです。ほかのタイプのミスも、最終的に解決できるようになってくるのです。

ですので、この記事を本当に大事にしてください。できることなら何回も何回も繰り返し読んで、この記事で伝えている内容をしっかりと身につけてください。全体の記事の中で一番文字数が多くなっていると思うのですが、それはそういうわけですね。すごく大事だから情報が多くなっています。

逆に言うと、ここを身につければ本当に勉強のやり方がどんどん改善していき、テストの点数はどんどん良くなっていくので、ここをしっかりと身につけていきましょう。

では早速、次のレクチャーから詳しく内容を説明していきたいと思います。

暗記の基本は「反復」と「印象に残す」

この記事のテーマは「知らない」の解決策でしたね。知らないを解決しようと思ったら覚えるしかないですね?ということで、ここでは暗記の基本は「反復」と「印象に残す」ということについてお話ししたいと思います。

「反復」と「印象に残す」

暗記の基本は何かっていうと、この「反復」と「印象に残す」の2つです。まずは反復するっていうことです。それから印象に残す。大丈夫ですね!

反復の威力

「反復すると記憶に残る」ってよくいわれますよね?「繰り返しが大事だよ!」って。本当にその通りで、スラスラと言えるのは反復のおかげなんですね。

例えば自分の名前、どうですか?言えますよね。住所も、引っ越しとかしていなかったら多分言えますね。学校名、これも転校とかしていなかったら大丈夫ですね。こういうのがスラスラ言えるのはなんでかっていうと、何回も何回も言ってるからなんですね。

「そんなの簡単だから言えるんだよ!」って思うかもしれないですけど、初めて会った人の名前や友達の住所って、一度聞いただけだったら覚えられなくないですか?住所だったら〇〇県△△市□丁目何番地みたいな感じで、そんなに難易度は変わらないですね。

自分の住所がスラスラ言えるのは、何回も何回も言っているからです。何回も何回もどこかで書いているからなのです。で、反復することでスラスラ言えるようになります。これが反復の威力ですね。それぐらい記憶には反復が大事だっていうことです。

印象に残っていることは忘れない

続いて2つ目、印象に残っていることは忘れない、印象に残すのは大事っていうことなのですが、印象深い思い出って忘れないですよね?

例えば、私だったら押し出しフォアボールで負けた高校3年生の春の大会ですね。野球部だった私はピッチャーをやっていたのですが、最終回の守備のときに相手チームが満塁になって、そこで押し出しとなるフォアボールを出して試合に負けた、っていう思い出があるんです。

それは今でも忘れられないですね。その最後のボールを投げた瞬間とか、その1球前のボールとか絶対に忘れないですね。なんでかというと印象に残っているからですね。

修学旅行の思い出も忘れないです。修学旅行は東京だったのですが、品川プリンスホテルっていうところに泊まったんですね。そこはオートロックのカードキーになっていて、カードキーを持たずに部屋の外に出たら締め出されちゃうんです。で、案の定、カードキーを部屋に置きっ放しで外に出て、入れなくなったこともありました。

あと、その部屋の窓から外を見ていたら、目の前にちょうど広島カープの宿舎があったんです。で、そのときは東京ドームで試合があって「広島カープ御一行様 お待ちしています」みたいな看板が1階ロビーにあって、「マジでカープの選手がおるんや。もしかしたら会えるかもしれん!」と思ってドキドキしたこととか、言い出したらきりがないですけど覚えていますね。

こんなふうに印象深い思い出は忘れません

つまり、あえて印象に残してあげたら忘れにくくなるっていうこと。ですので、記憶の基本、暗記するときの基本の2つ目は印象に残すっていうことです。あえて印象に残せば記憶にも残ります。

脳の特性を生かして記憶する

記憶するときには、脳の特性を生かして記憶しましょう。じゃあその脳の特性ってなんなの?っていうと、「反復」と「印象に残す」なんですね。詳しい説明はもうしないですけど、反復することと印象に残すっていうことは脳の仕組みを生かした記憶法です。

この2つのコツをつかんで記憶していけば、忘れない記憶、思い出しやすい記憶ができあがるのです。

エビングハウスの忘却曲線から学ぶこと

「エビングハウスの忘却曲線」って覚えていますか?暗記のコツについて詳しく説明する前に、その理論についてちょっとお話ししたいと思います。先に理論を知っておくことで、コツをうまく生かせるようにもなってきます。

エビングハウスさんはある実験をしました

図の右側に出ているのが「エビングハウスの忘却曲線」っていわれるグラフです。実験結果ですね。英語で書いてあるのでよく分からないと思うのですが、実験の結果から分かったのが、図の左にある3つですね。ほかにもいろいろ分かったのですが、ここでは左の3つだけお話しします。

まず1つ目が「1日以内に急激な忘れが起こる」っていうことです。右のグラフを見てもらうと、赤のグラフありますね。この赤のグラフがググッと落ちていっているのが分かりますか?このグラフの横軸には「1、2、3、4、5、6」って書いていると思います。これが日数です。

「1」にかけてグッと落ちていますよね。これが1日以内に急激な忘れが起こるっていうことです。記憶っていうのは覚えたことを1日以内で一気に忘れていくのです。6日も経ったら全然覚えていないっていう状態になることが、エビングハウスの実験から分かりました。これが1つ目です。

2つ目、「忘れるスピードに個人差はない」。つまり、人間の忘れるスピードっていうのは一緒なのです。あの人は頭がいいから全然忘れないとか、私は頭が悪いからすぐ忘れるとかそういうことはないんです。忘れるスピードはみんな一緒。

では、なんで忘れる人と忘れない人に差が出るのかって言うと、忘れないためのコツを知っているかどうかなんですね。あとは、そのコツをしっかりと実行しているかどうかですね。そこだけです。能力が違うからじゃないのです。

三つ目、「反復すると忘れるスピードが遅くなる」。繰り返すことで忘れていくスピードが遅くなるということが分かりました。図のグラフの緑の線を見てください。3本ありますね。右にいけばいくほど平らになっていますよね。実は、これが反復の回数なのです。

1番左の緑の線は、1のところになっています。1日後に復習したっていうことですね。1日後に復習を1回しました。そしたら、忘れるスピードがちょっと緩やかになっているのが分かりますか?赤い線はグッと落ちているんですけど、1回復習したときの線ってそんなに落ちていないですね。

これが2回目になったら、もっと平らになっている。3回目の復習では、だいぶ水平に近づいていますね。こうやって反復すればするほど忘れるスピードが遅くなっていくのです。

最後の6日後のところの結果を見てください。1回も復習しない赤い線は、6日後にはほとんど覚えていないですね。でもこれ、3回復習していたら6日後はだいぶ覚えていますよね?復習を繰り返すことで、こんなにも差が出てくるのですね。

「Point」のところを見てください。1回だけだったら一気に忘れていきますよ、復習しなかったら、反復しなかったら一気に忘れが出ちゃいますよ、勉強した意味がないですよっていうことが言えますね?じゃあ反復しましょう。1回だけだったら忘れが出るのだから、反復を繰り返しましょう。反復したら覚えられるようになりますよ、ということですね。

人間は忘れる動物である

誰が言った言葉か分からないのですが、けっこう言われますね。人間は忘れる動物であるってまさにその通りです。人間っていうのは、ほっといたらこエビングハウスの忘却曲線のような感じで忘れていくのです。忘れるスピードに個人差はないのです。だからこそ忘れることを想定して、何回も何回も反復する必要があるということですね。

短期記憶と長期記憶

記憶には『短期記憶と長期記憶』があるのを知っていますか?

2種類の記憶

記憶には2種類あるんですね。それが短期記憶長期記憶ですね。

短期記憶と長期記憶について、これまで私の授業を受けてださった人に聞くと、ほとんどの人は聞いたことはないって言うんですね。別にこの言葉を覚えなくてもいいです。ただ2種類あるっていうことだけ知っておいてください。大事なのは、短期記憶を長期記憶に変えていくことなんですね。

ちょっと説明していくと、記憶って最初はすべて短期記憶になります。なので、すべての記憶はほっておいたら忘れちゃう。これが記憶の基本です。そのうちの一部だけが長期記憶に変わっていきます。もともと短期記憶だったものの一部が長期記憶に変換されていくんですね。

ここで質問なんですけど、テストで必要な記憶って短期記憶と長期記憶のどっちだと思いますか?

当たり前ですけど、長期記憶ですよね?ってことは、短期記憶を長期記憶に変換することができたら、テストで点数が取れるんですね。大事なところですので、もう1回!短期記憶から長期記憶に置き換えることができたら勝ちです。

明日食べるプリンを買ってきたら?

例えば、学校の帰りに、明日食べようと思ってプリンを買ったとしますね?学校の帰りにコンビニへ寄りました。そしたら、めちゃくちゃ美味しそうなプリンが置いてあるんですね。「これめっちゃ美味しそう!買って帰ろう、明日食べよう」みたいな。

で、プリンを買って家に帰りますね。家に帰ったらまずどうしますか?冷蔵庫にしまいますよね。プリンを買ってきて、そのまま机の上にポンって置いておくことはないですよね。だって腐っちゃいますもんね。冷蔵庫にしまいますよね?

記憶も同じなんです。ほっておいたら腐ります。忘れてしまうんですね。脳内にめっちゃ大きな冷蔵庫があると思ってください。その冷蔵庫の中に覚えたいことをしまっていくんです。しまうことができたら、いつでも取り出せるんですね。それが1週間後であろうが2週間後であろうが3週間後であろうが、いつでも好きなときに取り出すことができます。

長期記憶に変えるために

じゃあ、どうやったら長期記憶に変わるのか?それが実は、「反復」と「印象に残す」っていうことだったんですね。

前のレクチャーで、「暗記の基本は反復することと印象に残すことですよ」っていう話をしました。なんでそれが大事なのかって言うと、短期記憶から長期記憶に変換するときのキーワードがこの2つだからなんですね。

一番下に「Check」ってあると思います。「脳は自分にとって重要だと判断したものを長期記憶に変える」って書いてますね?つまり、長期記憶に変えたいなら、脳の仕組みとか脳のクセをしっかりとつかんで変えていくことが大事なんですね。

では、脳はどんな仕組みになっているのか、どんな癖があるのか?

それが「反復する」っていうことと「印象に残す」ということなんですね。この2つが脳の癖をつかんだ覚え方です。

まとめると
短期記憶から長期記憶に変えていきましょう。そのために反復して印象に残す

この2つのテクニックを使って、暗記の基本を押さえながら覚えていきましょう。

復習のタイミング①〜当日〜

このレクチャーでは『復習のタイミング①〜当日〜』ということについてお話ししたいと思います。

これまで「反復が大事ですよ!繰り返しするのが大事ですよ!」っていう話をしてきたと思います。その復習をするときのタイミングっていうものを意識してやると、より効果的なんですね。

「忘れる前に反復する」が大原則

まずは大原則からお話しします。「忘れる前に反復する」が大原則です。忘れてから反復しても意味がないんですね。忘れてからもう1回やっても意味がないんですね。結局もう1回分、同じだけの労力がかかっちゃうんです。もったいないですね。なので、大原則としては忘れる前に繰り返し行ってください。

「エビングハウスの忘却曲線」をもう一度思い出してほしいんですけど、3つのポイントがありましたね。その1番目が「1日以内に急激な忘れが起こる」

もう一度、右側のグラフを見てみてください。赤い線に注目です。カーブしながら一気に落ちていますよね?特に落ち方が大きいのが、0から1の間ですね。このグラフから分かるように、とにかく1日以内、0から1の間にグッと下がるので、この間に復習することが大事です。とにかく1日以内に復習してください。当日に復習するっていうのが大事なんですね。

その場ですぐに反復する

ほかに、1日に何回か反復することが大事って言いましたね。1回目の反復こそ、すぐにやってしまうんですね。ちょっとびっくりするかもしれないんですけど、1分以内に繰り返すっていうことを意識してみてください。「そんなすぐに?」って思いますよね。でも、それくらい“すぐに”です。1分以内に繰り返しやってみてください。

復習するって聞くとハードルが高いように思うかもしれないんですけど、そんなことはないんですね。忘れる前にもう一度、その知識やその問題にふれればいいんですね。もう一度その知識を思い出す機会があればOKなんです。ハードルをあまり高くしすぎず、1分以内にパパッとやってみるとか軽い感じでもいいので、1分以内に繰り返すってことを意識してみてください。

これは、初めて習った内容についてのお話だと思ってください。

20分〜1時間以内に反復

1分以内の反復についてお話ししましたね。続いて「20分から1時間以内に反復しましょう」っていう話をします。

2つ目のタイミングですね。なんで20分から1時間ぐらいかって言うと、少し間が空くと、忘れているものが現れるからですね。なのでちょっと間を空けて、あえて忘れているものを見つけるっていうやり方なんですね。ちょっと間が空くと忘れてしまうので、忘れたものだけもう1回復習する、そんなやり方です。

オススメなのは、とりあえず次のページをやったら「戻る」っていうやり方です。

例えば、1ページ目を全部覚えたとします。そうしたら、次のページに進んでまた覚えますね。

そうこうしているうちに、2ページ目を覚えるのに20分かかったとしますね。そしたら、この20分の間に1ページ目の内容を忘れている可能性ってありますよね。なので、1にもう一回戻ってやり直すっていうことです。もう一回、自分ができるかどうかをテストしてみるんですね。

よくありがちなのが、このページが終わったら次、どんどん先へ進んでいくやり方ですね。これが普通だと思います。ただ、そうせずに1ページ終わったら進まずにいったん戻る、こんなやり方でやってみてください。いま説明したような感じの流れで、当日の復習を進めてみてください。

復習のタイミング②〜翌日以降〜

続いて『復習のタイミング②〜翌日以降〜』についてお話ししたいと思います。翌日以降の復習のタイミングですね。

1個前のレクチャーで、「当日に何度も繰り返しやりましょう」っていう話をしました。忘れる前に何度もやりましょうってお伝えしましたね。で、翌日以降はその覚えたことをメンテナンスしていきましょう!ということなんですね。そのメンテナンスはどうやってやったらいいのかって言うと、結局のところ復習するしかないんですよね。

1、3、7日後に復習する

その復習するときのタイミングの目安として、1日後、3日後、7日後、このタイミングで復習するっていうことを心がけてください。

ポイントとしては「反復すると忘れるスピードが遅くなる」からです。「エビングハウスの忘却曲線:の左側に箇条書きが3つありましたね?その一番下です。繰り返すと忘れるスピードってどんどん遅くなっていくんですね。1回しっかりと記憶をつくっておいたら、ちょっとずつ復習の間隔を広げていっても大丈夫なんですね。いったんしっかり覚えてしまえば、毎日復習しなくてもメンテナンスするだけでいいってことですね。

なかなか現実はうまくいかない

じゃあ「1日後、3日後、7日後にそれぞれ復習しましょう」と言ってちゃんとできるか?正直なところ、なかなかできる人はいないですよね。現実はうまくいかない。これまで100人以上の生徒にこのタイミングについて話してきたと思うんですけど、実際にできた人は100人に1人ぐらいですかね。

逆に言ったら、できたらほんとすごいです。めちゃくちゃ点数が伸びると思います。実際にできている子はめちゃくちゃ伸びています。でも、うまくいかない理想的なことばっかり話していてもしょうがないので、現実的な話をします。

いまから言うことだけを守ってください。それは何か?1日後に復習するっていうことです。そこだけはもう何がなんでも守ってください。まぢ根性です!

時間管理が自分で得意だなっていう人は、1、3、7日後にそれぞれ復習してください。計画を立ててやってみてください。「いや、そんなの無理。時間管理とか超苦手だから」っていう人は、1日後だけでいいので必ず復習してください。昨日やったことを復習する。ここだけは根性を出してやってください。

まとめると
理想は1、3、7日後、この日数を目安として復習する

その理想通りにうまくいきそうにないって思うのであれば、最低でも1日後の復習だけ、そこだけは根性を出してしっかりやってください。これだけでも全然違ってきます。実際に自分でやってみたら分かると思います。1日後に復習するだけで頭に残っている記憶が全然違うなって気づくと思うので、ここだけ意識してやってみてください。

その場ですぐにバツがひとつも無くなるまで反復する

『その場ですぐにバツがひとつも無くなるまで反復する』という話は、以前に説明したことの復習になるんですけど、すごく大事な内容なのであえてここに入れています。反復するときはいつも、バツが無くなるまで、その場でバツが無くなるまでやってください。

【復習】テスト勉強は時間との勝負

まずは復習しましょう。「テスト勉強は時間との勝負ですよ」っていう話をしましたね。その一方で、「反復するのが大事だよ」ってめちゃくちゃ強調してますよね、今。

そうすると、こんなふうに思いませんか?

反復するのは大事だけど、時間が足りないんだもん…

中学生

きっとそう思いますよね?実際にそんなもどかしさを感じていませんか?そんなときこそ思い出してください。時間が足りないからこそ思い出してほしい。勉強って“できない”を“できる”に変えることです。

【復習】バツのところだけを反復する

じゃあどうしたらいいのか?バツのところだけを反復すればいいんですね。つまり“できない”ところだけ反復すればいいんです。バツの反復に絞れば時間が超短縮できます。

もうマルのところは反復しなくていいです。たまたまマルだったものはバツにして、反復してくださいね。それ以外は、基本バツだけでいいです。バツに絞れば時間が短縮できますよね。

【復習】そのページが満点になるまでやる

これも復習です。「そのページが満点になるまでやる」っていうお話も以前の記事でしましたね?バツがひとつも無くなるまで反復してください。バツが出たらその場で解き直して、ひとつも無くなるまで繰り返す。全部マルになってから次のページへ進むようにしてください。

何回言うんだよ!って思うかもしれないんですけど、すごく大事なことなのでもう1回ここで確認させてもらいました。反復するときには、いま言ったことを守ってください。

暗記って覚えることだと思っていませんか?

『暗記って覚えることだと思っていませんか?』ということで、暗記のイメージをちょっと聞いてみたいと思います。

暗記のイメージ

クイズ!

暗記っていえばどっちのイメージですか?

大体の人はAって言います。タイトルからAじゃないっていうのは、もう想像できたと思います。お察しの通り、AではなくてBのイメージを持ってほしいんです。

「覚える」というより「思い出す」

暗記は「覚える」というより「思い出す」っていう意識を持っていたほうが結果的に覚えられます。分かりにくい日本語ですが、覚えようとするよりも思い出そうとする意識を持ったほうが記憶に定着するんですね。

記憶の3つの順序

それはなんでかって言うと、記憶の3つの順序を知っておくと「なるほど!」となります。記憶するときに、脳の仕組みとしてこの3段階に分かれているっていわれているんですね。まず1つ目が「記銘」、2つ目が「保持」、3つ目が「想起」ですね。

別にこうした言葉を覚えなくてもいいです。「記銘」「保持」「想起」っていうのがあるんだな、ぐらいでいいです。

「記銘」っていうのは、見たり聞いたりすることです。インプットですね。頭の中に情報を入れることだと思ってください。「保持」っていうのは頭の中に保存しておくことです。頭の中でキープしておくということです。最後の「想起」っていうのが、頭の中に保存した情報を思い出すっていうことです。頭の中にキープしてある情報を思い出すということですね。

スマホでいうと、最初の「記銘」がスマホの中に文字を入力することです。文字を打ちますよね。それが「記銘」です。2番目の「保持」っていうのが、スマホの中に情報が保管されているっていう状態のことですね。最後の「想起」っていうのが、それらを思い出す。保管しているものを引っ張り出してくるということです。

実は、脳はこの3つの段階のうち、想起がめちゃくちゃ苦手なんですね。思い出すっていうのが苦手なんです。だから思い出す練習をしてほしいんですね。みんな暗記っていうと、記銘のほうばっかりをやってしまいがちです。見たり、聞いたりするっていうところに力を入れてしまって、思い出すっていう練習をしない。だから、なかなか記憶が定着しないのです。苦手なのは思い出すっていう部分なので、思い出す練習をしましょう。

まとめると
覚えるというよりも思い出す

この思い出すっていうことに力を入れていけば、記憶が定着していきます。

テスト形式で思い出す練習をする

1つ前のレクチャーでは、「暗記は覚えるというよりも思い出す。思い出す練習が大事なんだよ」っていうお話をしました。では、どうやって思い出す練習をすればいいのか?具体的に説明していきます。

暗記はテスト形式で

暗記はテスト形式で、思い出す練習はテスト形式でやってください。それがすべての案件に言えることです。思い出す練習をしようと思ったら、テスト形式でやるのがいいです。

名前の通り、セルフテストをしてください。自分でテストをすることですね。テストではやったことを思い出さないと書けないですよね。だからテストをするのが一番思い出す練習にいいんですね。

暗記していくリズムとしては、「テスト→答え合わせ→テスト→答え合わせ」を順番に繰り返してやっていくのですが、答え合わせの時間をなるべく短くしてほしいんですね。

「Point」のところを見てください。「見て覚える時間は最小限に!」と書いています。「見て覚える時間は短く。思い出す練習を長く」というのを意識しながらやってみてください。これを繰り返しやってほしいんですね。

リズムとしてはこんな感じです。テストして→答え合わせして→テストして→答え合わせして→以下繰り返し…

この繰り返しを経て、最終的にバツを全部無くしていくのです。

バツを無くしていくときのポイントとして、見て覚える時間を最小限にしてください。見ていても思い出す練習にはならないので、どんどんテストを繰り返して、思い出す練習を繰り返しやってみるようにしてみてください。

暗記が得意な人と苦手な人の最大の違い

『暗記が得意な人と苦手な人の最大の違い』ってどこにあると思いますか?

暗記の基本をおさらい

もう一度、暗記の基本をおさらいしておきましょう。

暗記の基本がなんだったか覚えていますか?暗記の基本はこの2つでしたね。1つ目が「反復する」で、2つ目が「印象に残す」でしたね。この2つを押さえて勉強していけば覚えやすい。覚えやすいし忘れにくい記憶ができあがります。

この1つ前までのレクチャーでは、左側の「反復する」ことについて詳しくお話ししてきたんですけど、このレクチャー以降は、右側の「印象に残す」ということについて説明していきたいと思います。

でもその前に、ひとつ絶対に知っておいてほしいことがあります。

暗記の得意な人は丸暗記しない

絶対に知っておいてほしいことってなんなのか?それは「暗記の得意な人は丸暗記しない」っていうことなんですね。

あなたはどうですか?暗記が得意だと思いますか?それとも、ちょっと苦手だなって思いますか?

自分の得意なところもあれば苦手なところもあると思うので、一概には言えないと思うんですけど、いろんな人にこれまで勉強の仕方をお伝えしてきました。それで、いろんな人の勉強の仕方を見てきて思うのは、暗記が得意な人と苦手な人の違いっていうのは、得意な人は覚えやすいように工夫しています。

一方で、苦手な人は工夫せずに丸暗記しようとするんですね。ここが一番の大きな違いです。

いつも言いますけど、頭が良いとか悪いとかそんなの関係ないんですね。正しいやり方でやれば、みんな覚えられます。その正しいやり方を身につけているかどうかだけの違いなんです。得意な人は、ただそれを身につけているっていうだけなんです。

にんじんそのまま食べる?

この見出しを見て「いきなりなんの話だ?」って思うかもしれないんですけど、にんじんをそのまま食べようと思ったら食べにくいですよね。サラダとかで薄く切ってあったりしたら食べやすいんですけど、そうじゃなくて、そのまま丸かじりしようと思ったら、やっぱり食べにくいですね。それよりもカレーライスに入れて煮て、切って煮てってやったほうが食べやすいですよね。

暗記もこれと同じなんですね。そのまま工夫せずに覚えようとしたら覚えにくいんですよ。なので料理してあげて工夫してあげて、覚えやすい形にしてあげる必要があるんです。

情報も料理しよう

情報も料理すれば覚えやすくなります。

左側を見てください。バラバラですね。これを覚えようと思っても、はっきり覚えられないですよね?どこに何があるか、何が何個あるか、ピンとこないですね。

これを覚えやすいようにちょっと工夫してあげると、黄色の三角が4個、オレンジの四角が4個、緑の丸が4個みたいな感じで、ちょっと整理するだけで覚えやすくなるじゃないですか?こんなふうにして工夫してみてください。覚える前に工夫する。このテクニックをマスターすれば、一気に暗記が楽になります

「印象に残す」っていうのは、実はこの料理法のひとつなんですね。料理法っていうのは、情報を料理して覚えやすくするっていう意味で使っているんですけど、「印象に残す」っていうのは料理法のひとつでしかないです。

「印象に残す」っていうこと以外の料理法もあります。それは何かって言うと、1つ目が「絞る」っていうことですね。詳しい話はまた後でするので、このほかに「絞る」っていうのがあるんだ、ということだけ覚えておいてください。

「絞る」のほかにも、もう一つ「整理する」っていうのがあります。

この3つをマスターすると覚えやすくなりますし、忘れにくくもなる。暗記が楽になります。

全体像をもう1回確認しておきましょう。

まず暗記の基本は「反復する」っていうことと「印象に残す」っていうこと、この2つでしたね。それ以外にも、「絞る」っていうテクニックと「整理する」っていうテクニックがあります。この「絞る」とか「整理する」っていう料理法は、「印象に残す」っていう料理法と一緒に使うことができるんですね。これらは一緒に組み合わせて使うことで、より強い記憶ができるんです。より覚えやすくなる。

なので、このレクチャー以降は「印象に残す」ということを中心にお話ししたいんですけど、まずは「絞る」っていうことと「整理する」っていうことについてお話ししたいと思います。

「絞る」と雪だるまの共通点

このレクチャーでは、「「絞る」と雪だるまの共通点』についてお話ししたいと思います。

雪だるまをつくり始めるとき

また、わけの分からない話がいきなり始まりましたね。「雪だるまと暗記?どんな関係があるんだよ?」って思うかもしれないんですけど、話を続けていきます。

雪だるまをつくったことありますか?僕は出身が愛知県なんですけど、愛知はあんまり雪って降らないんですね。でも、2、3年に1回、めちゃくちゃ雪が降り積もることがあるんですね。小さいころは、積もったらいつも雪だるまをつくって遊んでいました。その雪だるまをつくるときって、最初は小さい雪玉から始めるんですね。雪団子みたいな感じで、おにぎりぐらいのサイズの雪玉をつくるんですね。

その雪玉にちょっとずつ雪を手でくっ付けていくんですね。バレーボールとかサッカーボールぐらいの大きさにするんです。そのぐらいの大きさの雪玉ができたら、今度はそれを地面に置いて、コロコロって転がしながら、どんどん大きくしていくんです。そうやって大きい雪だるまってできるんですね。

何が言いたいかって言うと、暗記も雪だるまみたいに、まずは小さく覚えて、それをどんどん大きくしていくのが一番いいやり方っていうことなんです。

暗記も最初は小さく絞る

暗記も、最初は小さく絞ってそれだけ覚えてしまえばいいんですね。これが「絞る」っていうテクニックの肝です。

大事なポイントを、最初から一気に全部覚えようとするから覚えられないんですね。最初から大きい雪だるまをつくろうとしているから無理なんです。雪だるまも、最初は小さな雪団子みたいなものなんですよね。暗記も一緒です。まず小さな雪団子をつくりましょう。そこから少しずつ少しずつ大きくしていって、たくさんのことを覚えられるようになっていくんですね。

じゃあ具体的に何をしたらいいかって言うと、上のイラストに箇条書きで3つ上げていますけど、これについては次以降のレクチャーで詳しくお話ししようと思います。ここでいま押さえておきたいことは、「小さく絞ってからスタートすればいいんですよ。そっちのほうが暗記が楽になりますよ」っていうお話でした。

絞るのコツ①〜長いものは短く区切る〜

ここからのレクチャーでは、『絞るのコツ』を3回に分けてお話ししたいと思います。1つ目のコツは「長いものは短く区切りましょう」っていうお話です。

小分けにする

例えば、ご飯を食べるとします。朝、昼、晩にご飯を食べると思うんですけど、それを「一気に食べなさい」って言われたらどうですか?食べれますか?ちょっと苦しいですよね。

私、最近太ってきたんですよ。太ってきたとか言いながら、さっき気づいたらポテトチップスを1袋全部食べていて「何やってんだ…」と思ったんです。でも、さすがに「ポテチを3袋一気に食べてね」って言われたら、ちょっと食べれないですね。やっぱり1袋が限界です。1回の食事で食べられる量には限界がありますよね。

それと同じで、覚えたいものにも1回で覚えられる限界っていうのがあるんですね。なので、一気に覚えようとしなくていいんです。小分けにしましょう。自分が覚えられる限界の分まで細かく分けて覚えていく、それが小分けにするっていうテクニックです。

1ページを小分けにする

小分けにすれば覚えやすくなりますね。1ページを小分けにするっていうのは、例えば2ブロックに分けるとか、場合によっては3つに分けてもいいですね。自分の覚えられる限界の量はこれぐらいだなっていう量があると思うので、その量で一度区切ってみてください。

言葉自体を小分けにする

さっきは1ページ単位でしたよね。単語が10コあったら「半分に分けて5コずつにしましょう」とか、問題集の場合だったら「1ページを上半分と下半分に分けてやりましょう」「大問1と大問2に分けてやってみましょう」っていうのがさっきのお話です。

ここでは、「言葉自体を小分けにしていきましょう」っていう話をします。言葉も一緒で、小分けにすれば覚えやすくなります。

ここに出した例の言葉って、一気に覚えようと思ったらちょっとしんどくないですか?

「墾田永年私財法」は言葉のリズムがいいので、けっこう覚えやすかったりするかもしれないんですけど、少し長いので覚えにくいですよね。そのほかも一緒ですよね。「環太平洋造山帯」とか覚えにくいですね。ここでも小分けにしちゃえばいいわけですね。

では、どうやってやるのか?「墾田永年私財法」は意味によってまとまりがあるんですよね。区切ってみるとこんな感じですかね。

「墾田永年私財法」→「墾田、永年、私財、法」

「墾田」っていうのは「田んぼを耕す」。開墾って聞いたことありますかね?開墾っていう言葉があるんですけど、これは田んぼを切り開く、何もないところに田んぼを新しくつくる、っていう意味なんですね。なので、墾田というのは「田んぼ新しく切り開く」ということですね。

「永年」っていうのは「永久に」ってことです。

私財法の「私財」。私財っていうのは自分の財産になることなので、つまり新しく切り開いた田んぼは永久に自分のものになるっていう法律、これが「墾田永年私財法」ですね。こんなふうにして小分けにしたら、ちょっと覚えやすくないですか?

次も一緒ですね。同じように考えたら、

「環太平洋造山帯」→「環、太平洋、造山、帯」

「環」っていうのは「輪」っていう意味があるんですね。輪っか、輪。この太平洋に沿って輪っかになっているので「環太平洋」なんですね。

「造山」っていうのは山がつくられている。太平洋沿いに、山がずっと輪っかになって連なっている、帯のように連なっている。これが「環太平洋造山帯」っていう言葉の意味なんですけど、こうやって意味で小分けにしていけば、ちょっと覚えやすくなりますよね。

英単語も一緒です。

「interesting」だったら、「inter、res、ting」みたいな感じで、小分けにしたらちょっと覚えやすくなりますね。一気にスペルを覚えようとするんじゃなくて、一個ずつ「in」「ter」、「ter」の最後の「r」と重なって「res」で最後に「ting」と、こうやって小分けにしてみてください。

「information」も一緒。「in、for、ma、tion」ですね。こんなふうにして小分けにして覚えてみてください。

なかには、「そんなのもやってるし、当たり前じゃん!」って思っている人もいますよね?そういう人は、もともと正しいやり方でできているっていうことなんですね。なので、やり方に自信を持ってください。そのやり方をそのまま続けていけばいいです。

「まじかよ?そんなふうにしてやってた人いんの?」って思っている人、こうやって小分けにしてやることで覚えやすくなります。あなたの友達ですごく暗記の得意な人っていると思うんですよね。その人はもしかしたら、こうやって小分けにしてやっているかもしれません。なので、そのテクニックをしっかりと身につけて、暗記をちょっとずつ得意にしていきましょう。

困難は分割しろ

「困難は分割しろ」っていう言葉があります。困難なことは一気にやろうとするからしんどいんですね。分割すれば、案外できたりするんです。

「100ページの問題集をやりなさい!」って言われたらきついですよね?でも、100ページの問題集を1ページずつに分けたら、気持ちは少し楽になりませんか?

困難なことは分割しましょう。分割して、その一つひとつに絞って、一つひとつを確実にマスターしていく、その積み重ねで大きな成果が得られます。そんなお話でした。

絞るのコツ②〜頭文字だけにする〜

『絞るのコツ②』では、「頭文字だけにする」っていうテクニックをお伝えしたいと思います。

頭文字だけにする

例えば、こんな問題があったとします。

【日米修好通商条約で開港した港を5つ答えなさい】

この答えは「函館、新潟、横浜、神戸、長崎」の5つですね。これを覚えようとするときに、そのまま覚えるっていうのはなんの工夫もないですよね?じゃあ、どうすればいいのかっていうと、まず頭文字だけに絞って覚えてみてください。

頭文字の「は・に・よ・こ・な」、これだけを覚えるんですね。ただ、これだけだと覚えにくいので、もう一工夫してみましょう。

どうするのかっていうと、並び替えてみてください。「横浜・神戸・函館・長崎・新潟」の順に並べ替えると、頭文字を取ったら「よ・こ・は・な・に」になりますね。

「横は何?」

こうすると意味がある言葉になるので、もっと分かりやすくなりますよね。頭文字を取ったらいつも並べ替えて、何か意味のある言葉にならないかな?って工夫してみてください。

頭文字は思い出す「きっかけ」になる

なんで頭文字を取るのがいいのかと言うと、頭文字は思い出すきっかけになるからなんです。この例でいうと、「5つの港ってなんだっけ?」と思い出したいですよね。

そのときに、「確かあれは『横は何?』だから、『よ・こ・は・な・に』が頭文字だったなー」って、まず頭文字だけを思い出すんですね。「よ・こ・は・な・に」をきっかけにして、「なるほど思い出した!横浜・神戸・函館・長崎・新潟の5つだ!」みたいな感じで、思い出したいものを引っ張り出せるんですね。

こういうのを「フック」って言うんですよ。この言葉は覚えなくてもいいんですけど、暗記のテクニックで「フック」っていう言葉があって、「フック」っていうのはもともと釣り針っていう意味なんですね。

釣り針を見たことありますか?アルファベットの「J」みたいな形に曲がっていて、先っぽが尖っている針なんですけど、その釣り針に餌をつけますよね?その餌に魚が食いついたら魚の口に引っかかってくれる、っていう仕組みなんですね。

釣り針を引っかけて魚を引っ張り出してくるじゃないですか。海の中から魚を引っ張り出してきますね。記憶の場合は、頭文字を釣り針にして。思い出したい記憶を引っ張り出してくるんですね。頭文字をきっかけにして、思い出したいものを引っ張り出してくる。「横は何?」をきっかけにして「横浜・神戸・函館・長崎・新潟」を“記録の海”から引っ張り出してくるんです。

という感じで、まずは頭文字に絞って覚えてみてください。その頭文字をきっかけにすれば、思い出したいものが思い出せますよっていうお話でした。

絞るのコツ③〜要点に絞る〜

『絞るのコツ③』では、「要点に絞る」っていう話をします。

問題集の最初のステップは「要点」

「『要点に絞る』って、そんなの当たり前だよ」って思うかもしれないんですけど、その当たり前の話をいまからしますね。なんでわざわざするかって言うと、当たり前だけどすごく大事なんですね。「もう分かっているよ!」っていう人は、ここを飛ばして次に進んでください。

単元の最初は重要なところだけに絞られています。

例えば、『教科書トレーニング』っていう問題集があるんですね。これはステップ・バイ・ステップになっているので、すごくオススメなんですけど、階段の図みたいに、まずはトレーニング1で基礎を固めて、固まったら2に行って、それもできるようになったら3に行くみたいな感じで、一歩一歩登っていけるようになっているんです。

このうち、トレーニング1が要点です。トレーニング1に重要なところだけが絞られている。なので、まずは単元の最初のステップ、トレーニング1とかステップ1とか基礎問題とか、そうやって名前はいろいろあると思うんですけど、その最初のステップを完璧にしましょう。

実際にちょっと見てみましょう。

こんな感じですね。内容が見えちゃうと著作権の問題があるので画像を加工してあるんですけど、トレーニング1、2、3って見えますね?この1の部分、ここをしっかりやりましょう。

教科書の要点整理、まさにここが一番大事な要点の部分で、ここをしっかりと抑えれば雪だるまの中心ができるんですね。少し前のレクチャーで「暗記も雪だるまみたいに、まずは小さく覚えて、それをどんどん大きくしていくのが一番いいやり方」っていう話をしましたね。問題集の場合は、このトレーニング1をしっかりとやりましょう!っていうことになります。まずここを完璧にしましょう。

教科書の太字

これもすごく当たり前のことなんですけど、まず教科書の太字に絞って覚えてみてください。教科書の太字って要点ですよね?大事なところが太字になっていますよね?まず、ここだけを覚えちゃってください。

基本的には、私は教科書を中心に勉強するよりも、問題集を中心に勉強したほうが効率いいって思っています。「Check」に書いていますけど、自分で勉強するときは問題集を中心に進めてほしいんですね。

なんでわざわざ教科書の話をしているのかって言うと、学校の授業中に太字だけを覚えることって頑張ればできると思うんですね。授業だけですごく良い点数を取る人、あんまり勉強していないのに高得点が取れる人っていないですか?私の友達にはいたんですけど、その友達に聞いたら「授業中に覚えてる」って言っていました。

そりゃあ、そうですよね。何もやらずにできるようになるわけないので、どっかでやっているはずなんですけど、それを友達は授業中にやっていたんですね。

そのときは「授業中に全部覚えられるわけないじゃん…」て思っていたんですよ。でも、友達は授業中に全部覚えていたわけではないってことです。多分太字だけを覚えていたんですね。そうやって雪だるまの中心を授業中につくっていたんですよね。あとは帰ってちょっと勉強するだけで良い点が取れる。「なんであの子は勉強していないのに点数が取れるの?」の答えは、そういうカラクリだったんですね。

なので、授業中に太字を覚えられる余力があれば覚えちゃってください。そうやって雪だるまの中心をつくっておくと、あとから勉強するときに楽になります。問題集を中心に自分で勉強するときにはステップ1、一番最初の基礎、これをしっかりと固めましょう。そうやってまず要点に絞って覚えてしまうことで、それ以降の暗記が楽になっていきます。

整理のコツ①〜似たもの同士はなるべく整理する〜

暗記の基本テクニックのひとつ「整理する」について詳しく見ていきます。まず『整理のコツ①〜似たもの同士はなるべく整理する』ということについてお話ししたいと思います。

ちょっと復習しておきましょう。前のレクチャーでは「絞る」っていうことについてお話ししましたね。それは「情報の料理法」のうちのひとつでした。ここからは「情報の料理法」の中の「整理する」っていうことについてお話しします。

似たもの同士を整理するメリット

この記事は「似たもの同士を整理する」っていうのがテーマなんですけど、そのメリットが何か分かりますか?それは、関連した知識は一緒に出題されやすいからなんですね。

実際の問題でちょっと見てみてください。

源シリーズの問題ですね。さらに朝がついたり義がついたり、なんかややこしいですよね。これって似たもの同士ですし、関連した知識になっています。こんなふうにして、関連した知識は一緒に出題されやすいんですね。だからこそ、似たもの同士はいつも一緒に整理して、セットで覚えてください。そうすると、テストで得点に直結するような知識になります。

「とりあえず」でいい

一緒に覚えるときは「とりあえず」でいいです。どういうことかって言うと、似た者同士はとりあえず表に整理してほしいんですけど、その表に整理するときに、4つあったら4つ全部をまとめようとしなくてもいいんですね。

もちろん、全部まとめたほうがいいんですけど、四つ全部まとめていると時間がなくなっちゃったりするんですよね。なので、まずはこれは「絞る」ときと同じ発想なんですけど、知っているもの、聞いたことがあるもの、それだけに絞って覚えてみてください。

知っているものとか聞いたことがあるものっていうのは、多分授業で聞いたりだとか、有名な人だったらテレビでやっていたりもしますよね。だから、知っていたり聞いたことがあったりすると思うんですよ。当然そっちのほうがテストに出やすいですね。あんまり有名でない人は、そんなに出ないですから。なので、まずは「知っている人・聞いたことがある人」で整理して覚えてみてください

で、覚えるときはその「違い」に注目してほしいんですね。どこがどんなふうに違うのか、それが分かると問題でも引っかからない。その違いに注目しながら覚えていけば、テストでも使えますよね。

整理のコツ②〜図に整理する〜

続いて『整理のコツ②〜図に整理する〜』っていうことについてお話ししたいと思います。

図にするメリット

図に整理するメリット、なんだと思いますか?シンプルですね。図にすると分かりやすいからです。人間の脳は言葉よりも映像のほうが覚えやすいんです。なので、なるべく言葉は図に変換するといいんですね。

小説を読むことってありますか?本を読むのが好きな人も嫌いな人もいると思うんですけど、面白い小説は何が面白いかって言うと、ストーリーはもちろん面白いんですけど、言葉遣いが上手なんですね。

言葉遣いが上手っていうのは、言葉を読んだときに読み手がその状況を映像にできるっていうことなんですよ。面白い小説家はみんな言葉が巧みで、読み手がみんなその生き生きした場面を想像できるんですね。それぞれの脳内で映像にできるんです。だから面白いんですね。

なので、本を読むのが嫌いな人は有名な小説家の作品を読むといいですよ。そうすると、映像化もしやすいです。読むときにはいつも、場面を想像しながら、場面を脳内で映像にしながら読んでみると、「本ってこんなに面白いんだ!」って思えるかもしれないですよ。

ピンクの首飾りをした大きな白いネコ しっぽが長くて小さな黒いネコ

いきなりですが、

「ピンクの首飾りをした大きな白いネコ」

「しっぽが長くて小さな黒いネコ」

と言われても、いまいちピンとこないですよね?

でも、下の図を見たらどうでしょう?

こうやって絵で見たほうが一瞬で分かるじゃないですか。図にしたら直感的に理解できるんですね。これが図の力です。映像の力なんですね。

なので、まずは覚え言葉はできるだけ図にしてください。絵にすると言ってもいいです。そうすると覚えられます。

ものすごく大事なことです。言葉を覚えたかったら、いつも映像に直してください。図にしてください。まとめるときもいつも、図にまとめてください。そうすると直感的な理解がしやすいので、覚えやすくなります。

整理のコツ③〜表に整理する〜

『整理のコツ』③は「表に整理する」っていうお話をしたいと思います。さっきは図でしたね。今回は、その表バージョンです。

表に整理するメリット

表にするメリットとしては、やはり印象に残りやすいっていうことが言えます。正直なところ、図に整理したほうがよりビジュアル的なので印象には残りやすいんですよね。ただ、言葉のままよりは絶対にいいですね。言葉を覚えようとするよりかは表に整理したほうがいいですね。

もうひとつ、表に整理するメリットがあって、それが表にしかないメリットなんですけど、抜けや漏れがなくなるというメリットがあります。どういうことかって言うと、表にすると何マス×何マスの表っていうのが分かりますよね?本当は10コ思い出さないといけないんだけど、9コしか思い出せなかったというのがなくなります。これが表に整理するメリットですね。

ちょっとイメージつかみづらいと思うので、実際にやってみましょう。

鎌倉新仏教を表に整理する

鎌倉新仏教を表に整理してみたいと思います。

鎌倉新仏教っていうと、全部で6つあります。いったん表に整理してまとめておくと、宗派は6コあるんだなっていうのが見えるわけです。なので、思い出すときにも6コで思い出せるんですね。5コ思い出して「よし全部思い出した」っていうふうにはならない。これが表のメリット、抜け漏れがなくなるっていうメリットですね。

こうやって整理するとすごく分かりやすいですよね?このように整理してみたうえで、もう一つ別のテクニックを使って覚えやすくすることもできるんですね。これは、私が中学校2年生のとき実際にこうやって覚えていたっていうものを紹介します。

なぜかいまでも覚えているんですよね。お風呂でこれを思いついて、お風呂で復習しながら「こうやって覚えたらいいな」って思っていた記憶法があるんです。

どうやって覚えていたのかって言うと、浄土宗の「浄(じょう)」と法然の「法(ほう)」で「じょうほう」ですよね。「じょうほう」といったら「情報」っていう言葉があるじゃないですか。これで覚えられるなあって。

その次は、浄土真宗の「真」と親鸞の「親」が一緒ですよね?なので、これは「しんしん」で覚えられるなと。時宗の一遍は「一時、二時」とそのまま時刻になるので「いちじ」で覚えました。日蓮は開祖の名前に宗がついたものなんで大丈夫ですね。曹洞宗は道元なんで、「とうとう、とうどう」なんですけど、「とうとう」で覚えました。臨済宗は栄西なんで「さいさい」

「しんしん、とうとう、さいさい」って「あ、なんか似てるじゃん!」みたいにして覚えたんですね。なぜこれをいま紹介しているのかって言うと、表に整理することでこうやって見えてくるんですね。表に整理したうえで、さっき紹介したような頭文字を使ってさらに工夫してみる。

これって、頭文字とかを使って工夫しているの分かりますか?頭文字ではないのもあるんですけど、一部に絞って共通点を見つけていますね。そうすることで、より覚えやすくなりますよね。表に整理することで、それ以外の工夫につながることがあるんですね。

こんなふうにして、いろんなテクニックを組み合わせながらひとつの記憶をつくっていく。そんなイメージも持っておいてください。とりあえず、ここでは表に整理することでほかのテクニックにつなげることができますよ、ということをお伝えしておきたいと思います。

印象に残すコツ①〜ビジュアル化する〜

このレクチャーでは『印象に残すコツ①〜ビジュアル化する〜』についてお話ししたいと思います。

もう一回おさらいしておきましょう。暗記の基本は「反復する」っていうことと「印象に残す」っていうことでしたね?「印象に残す」というのは「情報の料理法」の中にも含まれています。

これまで「情報の料理法」についてやってきました。「絞る」っていうことと「整理する」っていうことについてお話ししてきたと思うんですけど、いよいよここからは「印象に残す」っていうことについてお話しします。ここが一番大事なところでしたね。

印象に残す3つのコツ

「印象に残す」には3つのコツがあります。1つ目が「ビジュアル化する」っていうこと、2つ目が「変なイメージを持つ」っていうこと、3つ目が「こじつける」っていうことです。

ビジュアル化すると印象に残る

まず「ビジュアル化」についてお話ししたいと思います。ビジュアル化すると印象に残るんですね。これはさっきやったので、どういうことかが分かると思うんですけど、やっぱりビジュアル化したら直感的に理解できますね。これが暗記するうえではすごく大切です。とにかく映像にしてください、ビジュアルにしてください。

言葉はいつもビジュアル化する

言葉はいつもビジュアル化しましょう。これも前にお話ししたと思うんですけど、言葉のままだと覚えにくいです。

例えば、『枕草子』の中に「春はあけぼの」っていう部分がありますね?これ、国語の教科書でけっこう出てくると思うんですけど、先生が「『春はあけぼの』をテストに出すから全文暗記しときなさいよ」って言うことがあるんですね。

上の図は「春はあけぼの」の本文です。実際はこれだけじゃなくてまだ続きがあるんですけど、春・夏・秋・冬っていうふうに季節ごとに分かれていて、ここでは春のパートだけを書いています。

そうやって季節ごとに分解すれば一つひとつ覚えていけると思うんですけど、まず春を覚えようと思ったときに、この文章をそのまま覚えようとしてもやっぱりしんどいんですね。なかなか覚えられない。じゃあどうするかって言ったら、この文をビジュアル化してほしいんです。

って言っても「そんなの無理だよ!」って思うかもしれないんですけど、そのときにインターネットを活用してください。本当にネットって便利ですね。検索欄に「春はあけぼの 画像」って打ったら出てきます。

こんな感じです。

明け方の山の写真が出てきますよね。春のパートは、こういう情景を見て書かれたんですね。『枕草子』を書いたのは清少納言なんですけど、清少納言がこういう情景を見て、「ああ、美しい。綺麗だな」と思って書いたわけですね。この映像を見ながら、もう一度思い出しながら読んでみてほしいんですね。

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際」

山際っていうのは、山の稜線と空の接する辺りのことなんですね。日が昇ってくると、山際が少しずつ明るくなってきますね。白くなってきますね。それを「ようよう白くなりゆく山際」って表現しているわけです。それが少し明るくなってきて、「紫だちたる雲の細くたなびきたる」、紫の雲が細くたなびいていますね。こういう情景を見て書かれたのが『枕草子』の「春はあけぼの」なんですね。

字で覚えようとするんじゃなくて、この映像を思い出しながら文字を追いかけてみてください。そうしたらちょっと覚えやすいですよね?これがビジュアル化を使った暗記のテクニックです。ビジュアル化することで印象に残りやすいということですね。

ですので、分からない言葉が出てきたらいつも調べてください。ネット検索して、写真とか、場合によっては映像とかもあると思うんですけど、そういうのを見て、自分の頭の中でビジュアル化できるようにしてください。印象づける、印象に残すということにおいて、中心になっているのがビジュアル化です。すごく大事なことなので、覚えたいことはいつもビジュアル化するようにして覚えていきましょう。

印象に残すコツ②〜変なイメージをつくる〜

このレクチャーでは『印象に残すコツ②〜変なイメージをつくる〜』ということについてお話しします。

変なイメージの方が覚えやすい

なんで変なイメージをつくるのか?普通のことは記憶に残りにくいんですね。これはなぜかって言うと、脳の仕組みがそうなっているからとしか言いようがないんですね。

思い返してみてほしいんですけど、普通のことや日常生活ってあんまり覚えてなくないですか?それよりも、どこかに旅行したときのことだったり、誕生日やイベントといった、いつもとちょっと違うことをしたりしたときのことのほうが覚えていますよね?

普段のことってあんまり記憶に残らないんですね。それよりもちょっと違ったこと、ちょっと「変」なことのほうが脳は記憶に残してくれます。なので、変なイメージとか変なストーリーといったものを大事にしてほしいんですね。変なイメージ、変なストーリーを使って、覚えたいことを覚えていけばいいんですね。

マイワールドを作れ

「マイワールド」っていうのは自分だけの世界ですね。人には言えない自分だけの変な想像をしてほしいんです。「ハハハ!」と笑えたりとか、「気持ち悪い!」とか「いや!」とかって思わず言ってしまうような、そういう自分だけの変な想像をしてください。

「Point」に挙げているんですけど、「そんなのありえない!」っていうイメージのほうが良いです。ありえないことをイメージしてほしいんですね。

例えば、授業をしていてこんなことがあったんですけど、細胞壁と細胞膜っていう2つがあるんですね。ここでは詳しい話はしないですけど、細胞壁は植物だけにあるんです。細胞膜は動物にも植物にもある。じゃあ、この細胞壁と植物をセットで覚える必要があります。どうやって覚えたのか?

授業中にどうしようか?っていう話をしていて、相談しながら「変なイメージをつくってみて」と言ったんですけど、最終的に出てきたのが植物が壁ドンしているイメージ。変ですよね。木が壁ドンするわけないですよね?そもそも木って人じゃないので動かないですね。その木が壁ドンをしているんですよ。変ですよね?ありえないですよね?でも、印象に残りますね。こんなふうにして無理やりこじつけて、変なイメージをつくってください。ありえないほど印象に残る、つまり記憶に残ります。

印象に残すコツ③〜こじつける〜

このレクチャーでは『印象に残すコツ③〜こじつける〜』ということについてお話ししたいと思います。

こじつける

有名な語呂合わせはこじつけばかりですね。こんな語呂合わせを聞いたことないですか?

これは794年に平安京に都が移された、その年号を覚えるためによく使われる語呂合わせですね。「泣くよ」の部分が794に対応してるってことですね。

どんどん行きましょう。

球の表面積の公式とか球の体積の公式、これも有名なゴロ合わせがあります。

まず球の表面積なんですけど、球の表面積の公式は4πrの2乗なんですね。これを語呂合わせにすると「心(4)配(π)あるある(r×r)」なんですね。分かりやすいですね。

球の体積の公式は4/3πrの3乗です。語呂合わせは「身(3)の上に心(4)配(π)ある(r)参上」なんですね。これも分かりやすいです。

国語の格助詞の覚え方でも語呂合わせがあります。

格助詞というのは、一番下の「を・に・と・より・で・から・の・へ・や」が格助詞なのですが、それを覚えるときに「鬼が戸より出、空の部屋」と、こうやって語呂合わせにすると覚えやすいですね。これも綺麗にこじつけています。

無理やりでOK

こんなのを見ると、「綺麗に語呂合わせしないといけないのだろうな」って思っちゃうかもしれないんですけど、そんなことないです。無理やりでもこじつけたら記憶に残ります。

最近、授業の中でこんな題材があったんですね。英語の比較級っていう、公立中学校だったら2年生の3学期に習うような内容なのですが、内容についてはちょっと置いときます。比較級を一緒にやっていたんです。

この比較級では、文の最後に「in 単数」っていうパターンと「of 複数」っていう2つのパターンがあるんですね。この使い分けは結構みんな間違うんですね。なのでここをしっかりと覚えるために、無理やりこじつけて記憶に残していこう!となったわけです。

では、どんなふうに記憶に残したのか?無理やりですよ。inは「イン」って読みますね?単数の頭文字は「タ」ですね。合わせて「インター」。インターって聞いたことありますか?高速道路で車が乗ったり降りたりするその出入り口のことなんですけど「インター」っていいます。

「of 複数」のほうは、ofなんで「を」ですね。複数を「吹く」と呼んで組み合わせると「インターを吹く」。かなり無理やりで綺麗ではない。でも、無理やりにでもこじつけたら記憶に残りやすい。こんなレベルでもいいんです。とにかく無理やりこじつけましょう。

次に行きましょう。

「銅:酸素:酸化銅の質量比は4:1:5」になるよっていう知識ですね。これについては無理やり、銅:酸素を「とうさん」と読みます。4:1:5を「よいこ」って読むんですね。「父さん良い子」。無理やりですね?でも覚えやすくなりますよね。

有名な語呂合わせは全部こじつけです。それは綺麗にまとまっていることが多い。たとえ綺麗にいかなくても、無理やりでもいいからこじつけていきましょう。で、こじつけたらほうが印象に残るので、覚えやすくなります。

以上が3つ目のコツ「無理やりでもいいからこじつけていきましょう」っていうお話でした。

印象に残りやすいイメージをつくった後にもう一工夫

このレクチャーでは『印象に残りやすいイメージをつくった後にもう一工夫しましょう』というお話をします。

【復習】印象に残す3つのコツ

復習です。これまで「印象に残す3つのコツ」についてお話ししてきました。

1つ目がビジュアル化しましょう、2つ目が変なイメージをつくりましょう、3つ目が無理やりでもいいからこじつけましょう、そんなお話でしたね。これらの3つを総合して、最後にもうひとつやってほしいことがあります。

脳内で1枚の写真をつくる

それは脳内で1枚の写真をつくってくださいっていうことなんですね。ビジュアル化しますね、変なイメージをつくりますね、無理やりこじつけもやりますよね。最後はいつも、1枚の写真に全部詰め込んでほしいんですね。

これはなぜかって言うと、いつも同じ写真を思い出してほしいからです。

例えば、上で紹介した細胞壁を覚えるときの「壁ドン」、この写真を脳内で写真にしたとしましょう。

一度この写真をつくっておいたら、この写真をきっかけに内容が思い出せるわけですね。

この写真をきっかけにして思い出すときに、いつも同じ写真にしておくと反復できるわけです。そうすると、その写真を見たらすぐに思い出したいことが思い出せるわけですね。だから1枚の写真にしてほしいんですね。

これが動画だと、いつも同じっていうことが難しくなるわけです。動画自体がブレてくるんですね。映像がブレ始める。でも写真だったら、なかなかぶれることってないんですよ。だから1枚の写真にしてください。

ということで、「印象に残す」の仕上げとして、最終的に1枚の写真にしてください。

まとめ

ここではタイプ1「知らない」の解決策について、主に暗記のコツについて解説してきました。

「知らない」が原因になって「できない」のなら、覚えるしかありません。

この記事で紹介したコツを身につけて、スラスラ暗記できるように練習してみてください。

勉強の仕方が身につけばやればやるだけ伸びるようになります。

久松

テスト勉強の仕方はこちらで詳しく解説しています!

【成績アップ続出】中学生の定期テスト勉強の仕方完全マニュアル