中学理科のテスト勉強法!点数アップに直結する超キホン

こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。

今日は中学理科のテスト勉強法について。

  • 理科のテスト勉強はどうやったらいいの?
  • 理科のテスト勉強で注意しておくべきポイントは?

といった疑問にお答えします。

 

「理科好き?」と聞くと、ほとんどの中学生が「ノー!」と答えます。

 

あるデータによると、理科嫌いはダントツの1位!

その根っこにある原因は、

理科の勉強法が身についていないからなんじゃないかな?」

とぼくは思っています。

 

どういうことかというと、

理科は暗記系と理解系がミックスされた教科なんです。

覚えることが多いのにプラスして、その覚えたての知識を使って、さらにどんなことが起こるのかを理解しないといけない。

例えば、元素記号を覚えた上で、元素同士がどんなふうにくっついたり離れたりするのか、を理解しないといけないわけです。

 

覚え立ての知識を使って、理解しようとするから「分からない」

だから「理科は嫌い」

という負のループに入ってしまう。

 

理科嫌いの根っこには、こんな構造があるような気がしているんです。

つまり、暗記系の勉強の仕方も、理解系の勉強の仕方も知っておく必要があるってこと。

理科の点数アップのカギは、勉強法をマスターすることです。

 

というわけで、今回は効率的に暗記するポイント、理解するポイントの2つを中心に、理科の勉強法について解説します。

勉強法の基本は定期テストを通じて身につけていくものですので、テスト勉強を題材にして解説していきます。

 

理科のテスト勉強は何を使ったらいいの?

基本的に定期テストの勉強をする際には「学校の問題集」を使うことをオススメします。

理由はシンプルで、テストに出やすいから。

 

定期テストであれば、ワークとまったく同じ問題が出ることも珍しくありません。

まったく同じ問題ではなくても、パターンが同じ問題だったり、「聞かれ方」がちょっと違うだけの問題がほとんど。

 

実は理科の問題はパターンがある程度決まっています。

このあたりは数学に似ていますね。

数学も理科もパターンはある程度決まっていますので、問題パターンと解法パターンをセットで身につけたら点数につながります。

そして、そのパターンを手っ取り早く身につけられるのが「学校の問題集」になります。

 

もう一つ、学校の問題集をオススメする理由は「ステップバイステップ」になっていること。

ステップバイステップ形式とは、

基礎

応用

実戦

のように、少しずつレベルが上がっていく形のことです。

 

やはり何事も基礎から順に積み上げていくのが早いです。

特に、理科の場合は基礎として暗記しておくべきことが多い。

しかも、しっかりと暗記していないと、応用レベルになって「???」が生まれやすい。

 

例えば、こんな風にレシピを説明されたら「なんか分かりにくいなぁ…」って感じませんか?(ミネストローネを作るレシピの一部です)

  • ズッキーニとポワローを加えて軽く混ぜる。
  • 塩こしょうをふって、半分にちぎったローリエを加える。
  • 弱火にして40〜50分炒める。

ポワロー?ローリエ?なんですか、それ・・?

ってなりませんか?

あまりなじみのない言葉を使って説明されると「分かりにくい」と感じるはず。

 

そう、ものごとを理解するためには、まず先に言葉の意味をしっかりと覚えておく必要があるのです。

 

理科の場合、まだ覚えたての言葉を使って、理解することが多い。だから「分かりにくい」→「理科は嫌い」となってしまうんですね。

というわけで、まずは基礎レベルの言葉を覚えましょう。

(当たり前の話ですが、他の科目に比べて理科はそういう性質が強い科目です)

 

ステップバイステップ形式の問題集であれば、最初は基礎レベルの言葉を暗記するところからスタートしてくれます。

これがステップバイステップ形式の問題集をオススメしている理由です。

 

学校の問題集以外でオススメなのは・・・

  • 教科書ワーク
  • 教科書トレーニング

というシリーズがあります。

もし学校の問題集以外の問題集を探している場合には、こちらをオススメしています。ステップバイステップ形式ですし、教科書にも対応しています。

教科書ワーク

教科書トレーニング

注意
上のリンクは「啓林館版」です。お通いの中学校が、別の教科書会社を使用している場合は、それに対応した「○○版」を購入してください。

 

理科は「暗記系」と「理解系」の2つの要素がある

冒頭から繰り返していますが、理科は「暗記」と「理解」のミックス型教科です。

どちらかと言えば、暗記寄りですが、75点以上を狙うには「理解」の要素が欠かせません。

そして理解をするためには、もちろん基本的な言葉を暗記しておかなければなりません。

 

つまり、

「暗記系」科目の勉強の仕方

「理解系」科目の勉強の仕方

どちらも身につけておく必要があるわけです。

 

この記事の後半で「暗記系」と「理解系」を勉強する際のポイントについて説明しますが、

その前に・・・。

 

単元によっても「暗記系」と「理解系」のバランスが変わってきます。

なので、まずは「どこが暗記系で、どこが理解系なのか?」と単元別に分けておきますね。

1年生

暗記系

植物の仲間
火山と地震

理解系

状態変化
物質と水溶液
光・音・力

2年生

暗記系

細胞
消化と吸収
血液の循環

理解系

原子と分子
分解と化合
電気

3年生

暗記系

細胞分裂と成長

理解系

遺伝
天体
運動とエネルギー
原子とイオン
酸とアルカリ

ここで載せたのはあくまでも目安です。

基本は「暗記」と「理解」のミックスだということを覚えておきましょう。

 

そして、しつこいですが、基礎用語の暗記が先です。

基本となる言葉や公式をまずは暗記することから!そこから理科の勉強をスタートしましょう!

 

理科の勉強法で絶対に押さえておくべき基本

ここからは「暗記系」と「理解系」という2つの要素に分けて、それぞれの攻略法を解説します。

いわば理科の勉強法における基本中の基本。

これから説明するポイントを押さえて勉強することで、しっかりと頭に入っていきます!

 

「暗記系」を勉強する際に気をつけるべきポイント

暗記を攻略するためには「脳の仕組み」に基づいていることが欠かせません。

記憶するのは脳ですから。

 

脳が記憶しやすくするためのポイントは3つあります。

  1. 反復する
  2. 印象に残す
  3. 思い出す練習をする

の3つ。

 

この3つのポイントを押さえるだけで、本当に記憶力が上がります。

それぞれサクッと解説しますね。

 

反復する

文字どおり「繰り返しましょう」ということ。

ある研究によると「3回以上」が長期記憶に残すためには必須だそうです。

3回というのも最低回数で、3回繰り返しても覚えられない場合には、さらに繰り返しやった方が良い、ということも分かっています。

 

印象に残す

強い記憶を作るために「印象に残す」というポイントは必須です。

印象に残っている出来事は記憶しやすいから。

脳はそういう性質を持っているんですね。

その性質を利用して暗記していきましょう。

  • おもしろい!
  • 恥ずかしい!
  • きもちわるい!

など、なんでもOK。

 

覚えたいことをちょっと工夫して、印象に残るようにするんです。

この工夫については「社会の勉強法」に詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

 

余談ですが、「記憶術」って聞いたことありますか?

簡単に言えば、どんどん記憶するためのテクニックのこと。

信じられないかもしれませんが、ぼくは記憶術を身につけてから、1度聞いた言葉をその場で暗記できるようになりました。

マンツーマンレッスンで生徒さんに披露すると、

「え、すご!」
(※たぶん心の中では「え、ちょっとキモ」)

って言ってもらえるんですが、その数分後には、その生徒さんも少しだけできるようになっています。

 

その秘密が、この「印象に残す」というポイント。

覚えたいことを「印象に残る」ように工夫してみるだけで記憶への残り方が変わってきます!

 

思い出す練習をする

これもこのブログでは何度も記事にしていますが、「暗記する」=「覚える」というイメージを捨てましょう。

暗記したいなら「思い出す練習をする」ということが大事です。

簡単に言えば「テスト」をしてください。

 

テストといっても自分でテストのつもりで問題集を解くだけでOK!

テストをすれば自然に思い出す練習ができます。

上で紹介したようなステップバイステップの問題集であれば、最初のステップは一問一答式(やそれに近いもの)になっています。

その一問一答式を、とにかく何度もテストを繰り返してみてください。

シンプルですが効果は絶大です。

 

思い出す練習については、こちらの「暗記のコツ」の記事に詳しいです。

 

「理解系」を勉強する際に気をつけるべきポイント

つづいて「理解系」を勉強する際に気をつけたいこと。

理科の勉強だけでなく、数学の勉強をする際にも大切にしたいポイントですね!

大きく3つあります。

  1. なぜそうなるのか?を知る
  2. 公式を使いこなせるようにする
  3. 1ページずつ完璧にする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

なぜそうなるのか?を知る

(語弊を恐れずに言えば)理科という科目は、

こうだから→こうなる

というメカニズムを説明するための科目なんです。

 

ポケモンで例えると、

【こうだから】
「水タイプ」は「ほのおタイプ」に強いから

【こうなる】
ゼニガメはヒトカゲに対して強い!

ってこと。

こんなふうに、メカニズムが分かったら勝ちなんです、理科は。

なので、理科を勉強する際には【こうなる】理由は【こうだから】って部分を突き止めることが大事。

よくやってしまいがちなのが【こうなる】の部分だけ丸暗記しようとすること。

ゼニガメはヒトカゲに対して強い!

だけを覚えても、それはヒトカゲが現れた時にしか使えません。

 

でも、

「水タイプ」は「ほのおタイプに強い」

って部分。

つまり、【こうだから】の部分まで突き止めれば、

ファイヤーが出てきても、
ブースターが出てきても、
リザードンが出てきても、
ウインディが出てきても、
ブーバーが出てきても、、、、以下略

ほのおタイプのポケモンが出てきたら、いくらでも応用できますよね。そのメカニズムは同じですから。

そのメカニズムを学ぶ科目が理科なのです。

 

なんだかややこしそうに聞こえますが、やることはシンプルです。

【こうなる】理由は?

中学生

と自分に問いかけてみてください。

 

その理由が説明できなければアウト!説明できたらOK!

説明できたら、それはメカニズムを理解しているということ。

つまり、理科の勉強法として正しいやり方でできている、ってことです!

 

公式を使いこなせるようにする

理科にはいっぱい公式がでてきます。

実はこれ、めっちゃ便利。

メカニズムを理解しなくても、とりあえずこれだけ覚えといたらいいんよ!

ってものなんですね。

 

先ほど「理科はメカニズム」を突き止めるのが大事だよって話をしたところですが、公式に関しては「メカニズムを理解しなくても良くなるショートカット」だと思ってください。

メカニズムを理解するという(めんどくさい)作業をショートカットできるんですよ?

めっちゃラッキーじゃないですか?笑

 

というわけで、公式が出てきたら心の中で「ラッキー」と思いつつ、その場ですぐに覚えてしまいましょう。

公式を覚えたら、あとはその公式を使いこなせるように練習しましょう。

 

公式を使う問題は解き方がワンパターンです。

つまり、

公式を覚えたらあとはワンパターンの解き方でいける!

中学生

だからその公式を使えるように練習あるのみだよ!

中学生

ってことです。

 

1ページずつ完璧にする

理科は暗記科目というイメージが強いかもしれません。

実際にそういう部分もありますが、そうではない部分もあります。

理科は一部「積み上げ科目」の要素が入ってきます。

 

要するに、前のページを理解していないと、次のページに進んだときに「わけわからん」ってなっちゃいますよ、ってこと。

なので、理科の問題集を解くときは1ページずつ「できる」ようになってから、先に進むようにしてください。

その方がトータルで見れば時間もかからないし理解も深まる。

 

これはもう自信を持って言えますが、過去の経験上、理科が得意な人は1ページずつ理解してから進めていく傾向が強いです。

よく提出物の完成を焦って、理解できていなくてもどんどん先に進めていく人がいます。

そうすると、進めば進むほど余計に分からなくなってくる。

 

ゲームでも「レベル上げ」をせずに、どんどん先に進んだらすぐにやられちゃいますよね。笑

理科も同じなんですね。

先を焦ってはいけません。

まずは目の前の1ページをしっかりと仕上げる。

目の前の敵を倒して、「レベル上げ」をするイメージで、目の前のページを完璧にしてから次のページに進むようにしてみてください。

「わかった!」が増えることを実感できると思います。

 

まとめ

理科のテスト勉強法をまとめてきました。

理科という科目は「暗記系」と「理解系」のミックスなので、そのどちらもの勉強法のポイントをマスターしておかなければなりません。

最後にもう一度まとめておきます。

「暗記系」を勉強する際のポイント

  1. 反復する
  2. 印象に残す
  3. 思い出す練習をする

「理解系」を勉強する際のポイント

  1. なぜそうなるのか?を知る
  2. 公式を使いこなせるようにする
  3. 1ページずつ完璧にする

ぜひ参考にしながら勉強してみてください。

ここでまとめているのは基本中の基本ですので、これをマスターするだけで一気に伸びますよ。

 

もしこれまで勉強してもなかなか伸びなかった人は、頭が悪いんじゃなくて、勉強の仕方が悪かっただけ。

正しいやり方で勉強すれば伸びます。

できることから一歩ずつ!

自分の成長を信じて、まずは最初の一歩を踏み出してみてくださいね。