ラジオに出て「教育とは?」の答えを再確認できた話

こんにちは、おうちSTUDYの久松隆一です。

先日のラジオ。

教育コミュニティを6年以上運営されているがくちょうに、

「新講座にゲーミフィケーションを導入したいんだけど、何かポイントはありますか?」

と質問してみました。

 

なんでそんな質問をしたのか?というと、

実は今、「中学英語の勉強法」を完全オンラインで学べる新コースを作成中なのです。

 

で、そのコースの設計図を考えるにあたって、

「どうやったら最後まで勉強の仕方を学ぼう!」ってやる気を維持してもらえるかな?

とあれこれ仕組みを考えている段階なんですね。

 

そんな矢先に、今回のラジオ出演のオファーをいただいたので、もう6年以上教育系のコミュニティを運営しているがくちょうにやる気を維持する仕組みについて質問してみたわけです。

 

質問!ゲームの力でやる気を引き出すコツを教えてください!

がくちょうは「ファーストペンギン村」というオンラインコミュニティを運営していて、そこは「自分の力で稼げるようになろうぜ!」という人が集まっているところ。

 

ぶっちゃけ、僕は稼ぐ系のギラギラした感じのマーケターはどうも苦手なんですが、がくちょうは常々

「自分の子どもに胸をはって言える仕事がしたいよね」とか、

「人からありがとうと言って貰える仕事がしたいよね」と言っていて、すごく自分の価値観とマッチしているんですよね。

 

そんなこんなでコミュニティも居心地がめちゃくちゃよくて、もう3年以上がくちょうの運営するコミュニティに参加してまったりやっています。

 

で、そのがくちょうのコミュニティでは「ゲーミフィケーション」の要素が導入されているんです。

ゲーミフィケーションとは簡単に言うと「ゲームの要素を使って、やる気を引き出そうぜ!」って仕組み。

なので、今回相談してみたというわけですね。

 

すると一言。

 

「やりたくないものをゲーミフィケーションみたいなちょこざいな技術を使ってやらせるのはどーなの?」

 

と。笑

 

がくちょうもゲーミフィケーションを導入してみたものの、実際やってみたら、みんな結局「ゲームがやりたくてコミュニティに来ているわけじゃない」ってことが分かったそうで。

そんなこんなで最終的に「ゲーミフィケーションみたいなちょこざいな技術で、無理やり行動させるのはどうなんだ?」

という結論に至ったようです。

 

でも本当にその通りだな、と。

僕も「無理やり勉強をやらせるのってどうなの?」って思ってますし、そうプロフィールにも書いてます。

ちょこざいな技術はだめですね、反省しました。

 

放送後の楽屋で改めて感じたのは…

これは、放送後に話してたんですが、

教育ってそもそも「後から良かったな」って思えるものが真の教育だよね

って。

がくちょう自身、今になってリクルート入社当時の先輩に感謝しているとのこと。

実は僕も同じで、ずっとお世話になっていた以前の職場の上司にめちゃくちゃ感謝してます。

中学生と目線を合わせて話す技術とか、自主性を尊重した関わり方とか、全部上司からの学びなんですよね。

その学びが今の学習コーチングに丸ごと生きてる。

後からありがたみが分かるんですよねー、教育って。

 

それなのに、子どもが勉強する気持ちがないのに、大人の都合で勉強させて「はい、点数上がったね!めでたしめでたし!」と果たして言えるのでしょうか?

それは教育と呼べるのでしょうか?

 

一周まわって原点に帰るの巻

今回は「ゲーミフィケーション」の要素を使って「やる気」をどうやって引き出すか?というテーマで質問をしたわけですが、結局のところ一周回って原点に戻ってきました。

 

「やりたくない人に無理やりやらせようとしない」

「短期的な点数アップにこだわらない」

「長い目で見て子どもの幸せにつながる学びを得てもらう」

 

やっぱこれですね。

もう迷いはなくなりました。

新コースも「勉強を頑張りたい気持ちがある人」だけ。

対象を完全に絞り込むことにします。

やる気のある人だけが集まったら、今度はやる気のある人同士で刺激し合えるようなコミュニティ機能も実装できるし、さらにメリットも上乗せできそうです。

新講座はそんな設計で進めることにします。

そんなこんなで、ラジオに出たら結局原点に戻ってきたというお話でした。

 

ラジオではそんな教育サービスを提供しているがくちょうとぼくとで、めちゃくちゃゆるい感じで、めちゃくちゃコアな話をしてますので、良かったら再放送を聞いてみて下さい。

https://www.toriikengo.com/radio20200417omatsu/

もうひとつ、気づきをシェア。

教育の一歩目は「なぜ僕は勉強のするのか?」を明確にすることだな、と。

いずれは「勉強する意味を自分で見つけられる」ようなサービスも提供したいなぁと思いました。

結局のところ「なぜあなたは勉強するの?」って質問に、お子さんが自分の言葉で答えられるようになるのが最初の一歩なんですよね。

これができれば、あとはほんの少し環境を整えてあげるだけで、あとは勝手に自分の足で歩みを進めていきます。

ぼくの1:1レッスンでも最初に「なんで勉強するの?」って部分を明確にしてから進めますが、このステップを踏んであげると、僕が何かを無理やりやらせるわけでもなく自分でめちゃくちゃ努力するようになります。

実際、このコロナ休校の1ヶ月ちょっとの間に、社会の1〜2年生の復習を全部終わらせてしまった人もいれば、英単語を900個覚えた人もるし、5科目の2年生の復習を8割以上終わらせてしまっている人もいます。

僕は「何する?いつまでに?どのくらい?どうやって?」と聞いている程度で、彼らは自主的に勉強してるんですね。

それもこれも「なぜ?」に答えられるからなんですね。これがすべての土台になってる。

そう考えると、やっぱり「なぜ勉強するのか?」の答えを自分で見つけられるのはめちゃくちゃ大事だし、いつかこの解決策となるようなサービスを創りたいなと思った次第です!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

本当のおまけ

がくちょうがファーストペンギン村の入会費が半額になるクーポンを先着5名提供してくれました!

wQ4WV0YUF6

上記のクーポンコードを、決済ページで記入していただくと、ファーストペンギン村が半額で入会できるそうです。

ファーストペンギン村の詳細はこちら▼

https://college.toriikengo.com/application/