【中学生の勉強法】中学3年生のための実力テスト対策入門

こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。

今日は中学3年生のための実力テスト勉強法について解説します。

中学3年生になると実力テストの点数が内申点に大きく関わってくるなど、実力テストに向けてもしっかりとした対策が大切になってきます。

その中で、

  • 自分でどうやって実力テストを勉強したらいい分からない
  • せっかく勉強するなら受験勉強につながる意味のある勉強をしたい
  • 点数につながらない無意味な勉強はしたくない
という中学3年生のために、

「これだけで学習効率が変わるよ!」という実力テスト勉強法のポイントについて解説していきます。

実力テストについて知っておくべきこと

まずは基本のポイントをサラッとおさらい。
今さら言うまでもありませんが、実力テストは範囲が広いです。

特に、中学3年生の2学期以降に実施される実力テストともなれば、8〜9割は入試と同じ範囲になります。

しかも、この時期になると、学校の先生が作った問題ではなく、教科書会社が作った問題が実力テストに使われるようになります。

いわゆる業者問題です。
(いろんな呼び方があると思いますが、この記事ではこう呼ぶことにします)

この業者問題になると問題のレベルが上がります。

以前、中1の実力テスト勉強法の記事で「実力テストはレベルが2種類あるよ」というお話をしました。

もう一度復習しておくと、

レベル1:基礎の復習を目的としたもの
レベル2:高校入試への対応を目的としたもの

です。

学年が上がるとともに、レベル2に近づいてきますが、3年生の2学期になると完全にレベル2になります。

このレベルの問題になると、短期的な勉強では点数が取れません。

ある意味当たり前ですが、範囲が入試と8〜9割同じ、レベルも入試とほぼ同じとなれば、準備もせずに点数がとれるはずありませんよね。
ほぼ入試をやっているようなものですから。

実力テストの1週間前から勉強したぐらいでは点数は伸びません。
そこまで甘くないということです。

ひとまずここでのポイントを整理しておきます。

  • 実力テストは範囲が広い
  • 教科書会社が作成する問題は入試レベルとほぼ同じ
  • つまり入試を事前に行なっているようなもの
  • 短期的に点数を伸ばそうだなんて甘い考えは捨てる

これらの点を踏まえて、効率的に実力テストの勉強を進めていく方法について解説します。

 

まずは自分の現在地を知ることから始めよう

大雑把に言うと、勉強には3つのレベルがあると思ってください。
基礎、応用、実戦レベルです。

基礎レベル

基礎がどんなレベルかというと大体こんな感じ。
穴埋めや一問一答式の問題はまさにこのレベル。言葉そのものを問われる問題が多いです。

(文理『教科書ワーク』から引用)

MEMO
こちらの教材は基礎〜応用レベルの実力をつけるのにオススメ!

 

応用レベル

応用レベルはこんな感じです。
「なぜそうなるのか?」のように、理由やメカニズムを理解していないと、答えられない問題が増えてきます。
言葉を問われるにしても、少しひねったカタチで出題されます。

(文理『教科書ワーク』から引用)

 

実戦レベル

このレベルになると、文章だけでなく、図や表から情報を読み取る問題が増えます。
ひとつの問題の中にいっぱい情報が詰まっているので、その分だけいろんな知識を使って解かなければなりません。

だからこそ、基礎の知識をしっかり頭に入れておく必要があるんだね!

中学生

〈鳥取改〉とありますが、これは実際に鳥取県で出題された入試問題がベースになっているということ。これが実戦レベルです。

(文理『中1・2の総復習』から引用)

MEMO
実力テスト対策として中1〜2だけの総復習がしたい場合は、このシリーズがオススメ!総復習というタイトルですが、基礎〜応用レベルが少なめなので、実戦レベルを解く練習に活用してください。

実際はこんな大ざっぱに分けることは出来ないのですが、あえて分けるとこんな感じです。
まずは3段階あるんだな、というイメージを持っておいてください。

その上で、自分は果たしてどの段階にいるのか?を突き止めましょう。

勉強とは「できない」→「できる」に変えることですが、まずは「できない」ところを把握しなければ、「できる」に変えることができません。
まず最初にすべきなのは、自分が今どの段階にいるのか?自分の現在地を把握することです。

単元別に現在地を把握しよう

注意しておきたいポイントは、単元別に現在地を把握するということです。

例えば、

ぼくは「植物」は応用レベルの問題が解けるけど、「化学式」は基礎レベルの問題が解けないな

中学生

という具合です。

まずは単元別に、自分の現在地を突き止めてみてください。

現在地を突き止めるには、問題集を実際に解いてみてください。
問題を見た感じで「あ、ここはいけそうだな」とパッと見ただけで判断してはいけません。
実際にやってみないと本当にできるかどうかは分からないので。

一歩ずつステップアップする

で、現在地が分かったら、あとは一歩ずつ階段を登っていきましょう。
一歩ずつ、一歩ずつ。

実際の階段でも、いきなり3段目から登ろうと思ったら大変ですよね。

勉強においても、1段目(基礎)・2段目(応用)ができていないのに、いきなり3段目(実戦)に登ろうとするとなかなかスムーズに進みません。結果的に、時間だけかかってしまう効率の悪い勉強になってしまいます。

実力テストの問題はレベルが高いからといって、いきなり過去問などの実戦レベルから解こうとする人がいますが、結果的に非効率です。

自分のレベルを把握するために過去問を解いてみるのはアリですが、過去問を解いてからが大事。自分のレベルが分かったら基礎や応用レベルに戻って、しっかりと1・2段目を固めましょう。

「ただ過去問を解けば良い」という発想は今すぐ捨ててくださいね。

基礎ができていないのに、応用や実戦にいくら取り組んでも、跳ね返されて終わりです。

バスケで言えば、ドリブルができないのに、レイアップシュートの練習をしても意味がありませんし、野球で言えば、キャッチボールができないのに、ノックを受けても意味がありません。

そんな状態で試合に出ても活躍できるはずがありませんよね。

基礎ができていないなら、基礎から地道に一歩ずついきましょう。
その方が近道になります。

基礎〜応用レベルの勉強法

自分の現在地が、基礎〜応用レベルだなと感じたら、次に紹介するような勉強法をしてみてください。

まず、基礎レベルの問題を見て全然知らない、もうほとんど忘れたという場合は、先に「授業」を受けてください。

この段階は知識のインプットから始めた方が早いです。
最近はスタディサプリなど、スマホから簡単に授業が受けられます。

「自分は基礎レベルが全然できていないな」と判断した単元は、先に動画講座などを活用して授業を見てしまいましょう。

それが済んだら、定期テスト対策用の問題集を使って勉強します。
オススメなのは、『教科書ワーク』や『教科書トレーニング』です。

教科書ワーク

教科書トレーニング

これらの問題集は基礎から一段階ずつ登っていけるようにできているので、階段を一つずつ登っていくのに最適です。

 

応用〜実戦レベルの勉強法

基礎が固まって、応用レベルもそこそこ解けるようになってきたなと思ったら、この段階に進んでください。

この段階になるといわゆる難しい問題が増えてきますので、分からないところを質問できる環境が必須になります。例えば、塾とか家庭教師とか、分からない問題を教えてもらえる態勢をつくりましょう。

その上で、次のような問題に取りかかってください。

受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題

受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題

でる順

などの教材がオススメです。

別にこれらでなくても構いませんが、ここで紹介したシリーズは、

  • 5科目揃っている
  • 正答率が分かるので、自分のレベル合った問題に取り組みやすい
  • 出題率が分かるので、出やすい問題形式に慣れることができる
  • 単元別に分かれて問題が載っているので、単元別に勉強しやすい

などの点でオススメしています。
実力テストだと単元別にやりたいと思うので、迷ったらとりあえずコレを選んでみてください。

最終的に入試や実力テストで点数を取ろうと思ったら、このレベルの問題に慣れておくことが重要です。
知識として知っていても、使えなければ意味がありません。

このレベルの問題を解けば解くほど、使える知識に変わってきます。

まとめ

以上、中学3年生向けの実力テスト勉強法のポイントを簡単にまとめておきます。

  • 単元別に自分のレベルを把握しよう
  • 自分のレベルを把握したら一歩ずつ階段を登ろう
  • いきなり難しい問題に取りかかるのは遠回り
  • 基礎から分からないなら「授業」を受けよう
  • 実戦レベルの問題に慣れたら実力テストや入試での得点力がつく

要するに、単元別に「できない」を「できる」に変えよう!でも焦って基礎をおろそかにしちゃダメ!ってことですね。

実力テストや受験勉強は時間がいくらあっても足りないですから、いかに少ない時間で効率良く勉強できるかが勝負の分かれ目です。

これらのポイントを押さえて効率良く勉強していきましょう!

 

 

久松

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