こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。
中学生
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こんなふうに思っても、なかなか勉強のやる気が出ないことってありませんか?
はい、私もあります。
そんなときは、ついつい
「私っていつもこう。ホントダメだなぁ…」
と後悔したり、自分を責めてしまったりしますよね。
でも、それって少なからず誰もが経験していること。
(きっとあなたのお父さん、お母さんも…)
自分を責めなくても構いません。
人間ってみんなそんなものですから。
だからといって、「まぁそれでいいや」と諦めてしまっては自分の成長もありません。
ほんの少しのコツを身につければ、自分で自分の勉強のやる気を一瞬で引き出すことができるようになります。
というわけで、今日は中学生向けに自分で勉強のやる気をたった2分で高める方法を紹介します。
まずは事前準備をしよう
一瞬で自分で勉強のやる気を高める方法といっても、事前に少しだけ準備が必要です。
3つの事前準備を紹介します。
- 注意が逸れるものを遠ざけておく
- なぜ勉強するのか?自分が納得できる答えを見つけておく
- しっかり睡眠をとっておく
ひとつずつ見ていきましょう。
注意が逸れるものを遠ざけておく
勉強するときには「注意が逸れるもの」が目に入らないようにしましょう。
たとえば、スマホとかマンガとかゲームとかテレビとか。
いっぱいありますね。
見えるところに置いていると、ついついそっちに気を取られてしまいます。
ついLINEを確認しようと思ってスマホを手に取ったら、それが最後。。。
●LINEがずっと続いてしまったり、
●ニュースをずっと見てしまったり、
●ついにはゲームを始めてしまったり。。。
自分では「ちょっとだけ」と思っていても、一度そちらに気を取られると、なかなか抜け出すことは難しいもの。
まずは気を取られるものを「目に入らないところ、すぐに触れないところ」にしまってください。
テスト期間中や受験勉強期間中など「よし、勉強するぞ」と思ったら、まず最初に勉強する環境を整えましょう。
これが事前準備の一つ目。
なぜ勉強するのか?自分が納得できる答えを見つけておく
これは「やる気」を考えるときに、もっとも根本的な問題です。
シンプルな話ですが、「やりがい」を感じていないことに、人はやる気が出ません。
「やりがい」とは、
●なぜそれをするのか?
●それをすることで、自分にどんなメリットがあるのか?
●もしくは、他人にどんなメリットがあるのか?
という問いに対する答えです。
これらの問いに対する答えが見つかっていないと、絶対にやる気は出ません。
大事なことなので、もう一度言います。
勉強の「やりがい」が見つかっていないと、絶対にやる気は出ません。
しかも、その答えは「自分で納得できるもの」でなければならないんですね。
●「勉強すれば、自分の志望校に行けて、良い会社に就職できるから」
●「良い会社に就職できたら、給料もたくさん貰えて、休みも多くて、幸せな人生を送れるから」
というのはひとつの「正解」です。
実際、マジで、そうなんですよ。
もちろん、絶対ではありませんが、確率でいえばそうなんです。
ただ、それは確かに「正解」ですが、あなたにとっての「正解」かどうかは分かりません。
少なくとも、自分で納得できる、自分にとっての「正解」でなければ、やる気は出ない。
それが人間なんですねー、深いね。笑
というわけで、勉強を頑張ろうと思ったら、まずはじっくり考えましょう。
「なぜ、自分は勉強するのか?」
という問いに、答えを出してみましょう。
あなたが納得できる正解であれば、それでOKです。
誰かにとっての正解ではなく、あなたにとっての正解を見つけてください。
それが必ずやる気につながります。
しっかり睡眠を取っておく
つい見逃されがちですが、体調はホント大事。
つい先日、テニスの錦織選手が「身体が動かなかった」と試合に負けていました。
スポーツ選手は「身体」を使って「スポーツ」をしますが、学生は「頭」を使って「勉強」をします。
スポーツで身体が疲れていたら良い結果に繋がらないように、勉強では頭が疲れていては良い結果には繋がりません。
これははっきり言って「当たり前」のことすぎて、
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という感じだと思いますが、それでも本当に勉強への影響が大きいですから、当たり前のことほどしっかりと押さえておきたいですね。
以上、事前準備としてこの3つはしっかりと整えておいてください。
2分で勉強のやる気を爆発させる3ステップ
これらを踏まえて、いよいよ2分で勉強のやる気を爆発させる3ステップを紹介したいと思います。
ステップ1:なぜ自分は勉強するのか?を思い出す
ステップ2:やることを決める+ごほうびを設定する
ステップ3:タイマーを付けて勉強を開始する
それぞれ見ていきましょう。
ステップ1:なぜ自分は勉強するのか?を思い出す
部活で疲れているし、もう今日は勉強やめとこうかな?
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今、あなたの目の前には2つの選択肢があります。
●「やる気を自分でコントロールして勉強する未来」と、
●「やる気をコントロールせずに勉強しない未来」です。
どちらを選ぶのも、あなたの自由です。
といっても、この記事をここまで読んできてくれたあなたは勉強しようという意志がある人なので、きっと「勉強する未来」を(本当は)選びたいと思っているはず。
実際に、こんな場面になったとき、
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事前準備で決めておいた「勉強する意味」を思い出してみてください。
きっと「勉強しよう」と行動に移せるはずです。
それでもやる気にならない場合は、事前準備が整っていないかも。
しっかり寝て、勉強する意味を見つけて、気が散る原因を遠ざけてから、再チャレンジしましょう。
「よし、やる気が出たぞ!」
という人は次のステップに進みましょう。
ステップ2:やることを決める+ごほうびを設定する
「勉強する意味」をうまく思い出して、やる気に火をつけることができたら、次はそのやる気に薪をくべて炎に変えましょう。
人はやることが決まっていると、スムーズに行動に移せます。
学校に行く前に、いちいち
「ハミガキをしようかな、やめようかな?」
「制服に着替えようかな、やめようかな?」
なんて考えませんよね。笑
それと同じで、人は事前にやることが決まっているからスムーズに行動に移せます。
こうして小さなやる気の火を炎に変えていきましょう。
やる気になったら、まずは「何をするか?」を3つだけ書き出してみてください。
小さなメモ帳など、なんでもOKです。紙に書きましょう。
例えば、
●数学ワークをp20~25まで終わらせる
●明日の小テストに向けて20個の漢字を覚える
●理科のプリント2枚を終わらせる
のように。
あんまりやることが多いとやる気が出ないので、3つぐらいが良いと思います。
コツは「できるかできないか」ギリギリのラインを攻めること。50%ぐらいの確率で達成できる目標を設定してみてください。
目標は50%ぐらいに設定するのが、一番やる気が出るということが分かっています。
やることを決めたら、さらに「ご褒美」も設定してみましょう。
大したものでなくても構いません。
●チョコレートを2個食べる
●好きなゲームを1ステージクリアするまでやる
●好きなことをする時間を30分確保する
のように、手軽にできるご褒美を決めてみてください。
このちょっとした工夫が、自分のやる気を高めてくれます。
(やる気を出すのは小さな工夫の積み重ねです)
ステップ3:タイマーを付けて勉強を開始する
最後に、やる気を爆発させるために火薬を投入しましょう。
その火薬とは「タイマー」です。
タイマーを使って勉強すると、本当に集中力が出てきますし、オススメ。
ステップ2でやることを決めたら、すぐに25分のタイマーを設定して、スタートボタンを「ピッ」と押してしまいましょう。
あれこれ考えずに、押すんです。
考える時間が「やる気」を削いだり、気が散ったりする原因になりますから。
なぜ25分にするのか?については、平日の夜という前提で、
●夜は一日活動して脳が疲れていること
●その状態では集中力は持って30分であるということ
●限界を迎える前に小休憩を取ることで、やる気が持続できること
といった理由があります。
何もこだわりが無ければ「25分」で設定してみてください。
もちろん、自分なりに工夫しても構いません。
時間制限のおかげで、結果的に「やる気が高い状態」をキープできます。
ツムツムを「時間制限ナシでやりなさい」って言われたらやる気出ませんよね?
時間制限があるから楽しめるし、やる気も出るんです。
まとめ
以上、これでだいたい2分。
- 勉強する意味を思い出して(15秒)
- やることとご褒美を決めて(1分30秒)
- タイマーを押す(15秒)
簡単でしょ?
「そんなので本当にやる気出るのかよ?」
と思うかもしれませんが、そう思ったら一度やってみましょう。
やる前から「どうせ無理」と思って何も行動しない人よりも、「とりあえずやってみよう!」でいいので、まず行動してみる人の方が、結果的にうまくいきます。
それで全くうまくいかなかったら、その時に諦めたらいいです。
(その時は、私が「役立たずの記事を書いてごめんなさい」と謝ります。笑)
まずはこの記事で紹介した方法を試してみてください。
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