こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。
びっくりしました。
なかなか全国1位って取れませんよね。すごい。
最近、あるモデルさんが模試で化学全国1位になったというニュースを見ました。
早速そのモデルさんのブログを見てみると、そこには勉強の仕方について書かれていました。
ちょっとだけ引用させてもらいます。
文系がゼロから理系科目始める時には
1 計算プロセスで習ったことを自分の言葉でまとめなおす
2着目点がずれてる場合が多いので理系が得意な先生に計算の着目点のアドバイスを聞く
3ちゃんと復習するこの3点で乗り切りました💫
(https://ameblo.jp/penchan0327/entry-12356567490.html)
ほんとその通り。
完全に同意です。
久松
2つ目はちょっと耳が痛いかもしれません。でも、大事なことなのでぜひ最後までお読みください。
正しい勉強の仕方をすれば点数は取れる
「あぁ、やっぱり正しい勉強の仕方をすれば、点数って取れるんだよな」って。
3点のどれもが正しい勉強の仕方だと思います、さすが全国1位だなぁと思います。
5科目の勉強って絶対に答えがあるんですよね。
現実社会って答えがひとつに決まらないことが多い。ほとんどないですよね。何が正解か分からないから、「自分の選択はホントに正しいんだろうか?」ってなかなか自信が持てなかったりしますよね。
それにくらべて、学校の勉強は答えが1つに決まる。これは成功体験を積んで貰うためにすごくいいと思うんです。
これが正解だ!って1つに決まるので、自信につなげやすいからです。
ぼくは成績を上げるということよりも、(もちろん成績を上げるということも大事なんですが)もっともっと強く意識しているのは、成功体験をつくってあげること。
それが自信につながる。
自信さえあれば、将来社会にでも自分で道を切り拓いていけると思うんです。
それに、「将来自分は何者にでもなれる!だからがんばろう!」とも思える。
この気持ちがあれば、今目の前にある勉強も頑張ろうという気持ちにもなります。
結果的に成績も伸びる。
いいことずくめなんですよね。
ちょっと話が逸れたので元に戻しますが、
成功体験が自信をつくる。
だから頑張った分だけ成功体験を積ませてあげたいですよね。
そのためには正しい方法論で努力しないといくら頑張っても伸びません。
この記事を見て「正しい方法論を身につけることって大事だなぁ」、と改めて気づかされました。
自戒も込めてサポート側が気をつけたいこと
久松
もうひとつ、これは自戒も込めて。
3つめに「ちゃんと復習する」ってあるんですけど、このままだと中学生に伝わらないんですよね。
モデルさんの記事は中学生向けに書かれていないと思うので、これについてとやかく言うつもりはないんですが、
たまに塾の先生のブログでも「ちゃんと復習しましょう!」とか書かれてたりするのを見ると、
「・・・それじゃまったく伝わらないぞ」って思うんです。
こんなふうに勉強のアドバイスをしているとしたら・・・
それで点数が伸びないとしたら・・・
それはお子さんのせいではなく、大人の責任と言わざるをえません。
(こんな塾の先生は論外だと思います)
「ちゃんと」ってどういうことでしょうか?
- いつまでにやるか?
- どのタイミングでやるか?
- 何回やるか?
- 何をやるか?
- どのくらいの時間を掛けてやるか?
- どんな手順でやるか?
- どんな点に注意して、どんな意識でやるか?
- どこがゴールなのか?
せめてこれぐらいは中学生に勉強の仕方を教えるときには必須で伝える事項です。
勉強がもともと得意な人って、「ちゃんと」の内容が当たり前のように分かっているんですが、いくら頑張ってもなかなか点数が伸びない子はこの「ちゃんと」の内容が分かってない。
サポート側はこの認識のズレに敏感に気づく必要があります。
お子さんからすれば、自分では「ちゃんと」やってるつもりなんです。
でも、その「ちゃんと」は点数を伸ばせるような正しい勉強の仕方ではないんです。
だからいくら頑張っても点数って伸びない。
この状況を変えてあげるには、まずは正しいやり方をこれでもか!というぐらい具体的に教えてあげることが大事なんですよね。
その上で、足りていない基礎学力を取り戻してあげて、今学校で習っているところまで追いつけば、絶対に点数は上がる。
お母さんも一度振り返ってみてほしいんです。
「ちゃんと復習しなさい」とか「ちゃんとやった?」という言葉がけをしていませんか?
きっと、それではお子さんに届いていません。
お母さんとお子さんのイメージする「ちゃんと」には絶対にズレがあるので、お母さんの想像している「ちゃんと」ってどういうことなのか?
上で挙げたような項目を抑えながら「具体的に」伝えてあげてください。
久松
わたしもほんと気をつけたいと思います。
当たり前すぎてつい見逃されがちですが、これに気をつけるだけで親子の認識のズレが解消できるかもしれません。
ぜひ試してみてください!
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