こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。
今回は成績が伸びる子がみんなやっている質問の仕方について。
実際に現場で指導にあたっていて、成績が伸びる子と成績が伸び悩む子の質問には大きな違いがあることに気づきました。
今日はこれについて簡単にまとめてみます。
成績が伸び悩む子の質問
成績が伸び悩む子は、問題を解いて間違ったときに、こんな質問をします。
「答えなに??」
これはこれで必要なことなんですが、そこで終わってしまうことが多いんです。正しい答えを聞いただけで満足。それをノートに赤ペンで書いて終わり。
根本的に理解しようという姿勢がありません。。。
こんな子が多い気がします。
成績がどんどん伸びていく子の質問
一方、成績が伸びていく子の質問はこうです。
「なんでこの答えになるの?」
答えがそうなる理由を聞いています。
「わたしはこの答えが正しいと思って書いたのに、なんでこの答えになるの?」という疑問を解決しようという姿勢があります。その答えになる理由が分かれば、それは理解しているということです。
きちんと理解しているからこそ、伸びるのも早い。こうしてどんどん成績を伸ばしていきます。
成績を伸ばすには、根本的に理解するための質問をしましょう!
具体的にはこんな質問をしよう!
では、根本的に理解するための質問ってどのようにすればよいのでしょうか?
そのコツをお伝えします。
それは「違い」を意識した質問です。
例えば、違いを意識した質問とはこんなものです。
「先生、絵踏と踏絵ってどう違うんですか?」
これは最近実際にある生徒から質問されたのですが、「お、いい質問だな!」と感心しました。
その生徒は絵踏と書くべきところで、間違えて踏絵と書いてしまったのですが、おそらく「え?なんでこの答えになるの?どう違うの?」という疑問に思う気持ちだったのでしょう。
この疑問を解決すべく、「違い」を意識した質問をしてくれたのです。
ちなみに、絵踏と踏絵の違いはこうです。
絵踏:江戸幕府が,キリスト教の信者を発見するため,人々にキリストやマリアの像などを踏ませた行為のこと。踏むことができれば,信者ではないとされた。
踏絵:絵踏のときに使われた,キリストやマリアの像が描かれた絵・木板・銅板などのこと。
(引用:http://chu.benesse.co.jp/qat/8523_s.html)
質問をするときは、こういう具合に、違いを意識した質問をしてみてください。「違い」が分かれば必ず成績が伸びます!!!
ぜひ参考にしてみてください!
わたしがしている勉強の仕方オンラインレッスンでは、こうした勉強のコツをマンツーマンで伝授しています。
例えば、今回の記事のテーマは質問でしたが、ただ「質問しなさい!」という指導ではなく、「こうやって質問すれば、疑問が解決できて成績が伸びていくよ」という具体的なやり方をお伝えしています。
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