こんにちは、おうちSTUDYの久松隆一です。
今日はタイトルのとおり「テストで目標点を取るために意識すべき2つのこと」について。
「テストで点数を取るために、どんなことが大事なの?」と聞くと、
よく返ってくる回答は、
とか
とかなんですが、正解といえば正解ですし、間違いといえば間違いなんです。
どういうことでしょうか?
結局、毎日勉強とかワークを3周するとかは「行動」なんですね。
それらの行動自体はテストで目標点を取るために貢献してくれる行動であることに違いはありません。
ただ、同じ行動を取っていても、意識の違いによって成長や成果に差が生まれてしまうのです。
意識の違いによってです。
どうせ勉強するなら、勉強した分だけ自分を成長させて、目標点をゲットしたいですよね?
というわけで、今日はテストで目標点を取るために必要な2つの意識について解説します。
早速結論から言うと、
意識①日々目の前の問題を「できる」ようにする
意識②一旦できるようにしたことをテスト本番までキープできるようにする
ということなんですね。
それぞれよくある落とし穴とともに詳しくみていきましょう。
意識①日々目の前の問題を「できる」ようにする
これまでも何度も何度も何度も×100…このブログでは口を酸っぱくして書き続けてきましたが、勉強というのは「できないをできるに変えること」なんですね。
元々自分ではできないところを、勉強という活動を通じて、自分ひとりでできるようにする。
このシンプルな原則さえ守っていれば、頑張った分だけ自分は成長できます。
要するに「変化しているかどうか」が重要なんですね。
変化です、変化。
しかし、なかなか勉強しても成果が出ないお子さんは、
「目標点を取るために、毎日勉強しよう!」
「ワークを3周しよう!」
「毎日塾の自習室に行こう!」
といった具合に、すべて行動面にだけフォーカスしてしまいがち。
本当は、それらの行動を取った結果として、
「できない」が「できる」に変化していないといけないわけです。
こうした意識を持たないまま、ただ毎日やっているからOKとか、ワークを3周したからOK!みたいに、自分にOKを出してしまうと、結果的に「できない」が「できない」ままになっているのに気づかず、自分の実力を過大評価してしまうことになります。
結果として、テストでボコボコにされて「なんであんなに頑張ったのに、点数につながらないんだろう…」と自信を失ってしまうんですね。
これを回避するには、その行動に血を通わせる意識面でのアップデートが必要になります。
勉強行動をとるだけで自分にOKを出すんじゃなくて、
「目の前の問題をきちんとできるようにするんだ!」
という意識を持って、取り組めるようになることが大事なんですね。
これが一つ目。
意識②一旦できるようにしたことを本番までキープできるようにする
続いて、二つ目に重要な意識は「できる」状態をテスト本番までキープするんだ!という意識です。
ここでもやはり、よくありがちな失敗は、
「何度も復習が大事」
「×のやり直しが大事」
といった行動面だけにフォーカスしていることですね。
×のやり直しが必要とか、何度も復習が必要なのはもちろんそうなのですが、その行動に血を通わせる意識がないとまったく意味がありません。
「できる」をキープするんだ!という意識が必要なわけです。
ただ…
ちょっと恐ろしい話ですが、ほとんどの人はこのキープという意識が持てていないんですね。
人間は一旦できないことをできるようにすると、それが永続的に続くように錯覚してしまいがちです。
でも本当はすぐに忘れるんですね。
「いやいや、僕は自分はすぐ忘れると知ってます!」
という人でも、それでもまだ自分が想像している以上のスピードで忘れていることに気づかない。
できるようになった時の手応えだけが脳内に残っていて、実際の実力がもっともっと下がっていることに気づいていないわけです。
だから、そもそもキープするんだという意識が持てない人が圧倒的多数になっている現実があります。それはキープできていると自分では思いこんでいるからですね。
したがって、キープする意識を持つためには、そもそも自分自身を疑う習慣が必要になってきます。
「この前勉強したときはできていたけど、今は自分で思っているよりもできないんじゃないだろうか?」
という問いを日々自分に投げかける習慣ですね。
この習慣づけができれば、自然に「できるようにしたことをキープせねば!」という意識が生まれてきます。
そうすることで、テスト本番をバッチリ仕上がった状態で迎えられるようになるわけです。
まとめ
最近はSNSでもブログでもいっぱい勉強法やノウハウが溢れていますが、それをうまく活用できる人とできない人がいるのは、意識の差だったりします。(もちろん他にも要因はありますが…)
ただ行動面をまねするだけではなくて、意識面にも注意を向けてみてください。
表面上行動をまねるのと、
意識①日々目の前の問題を「できる」ようにする
意識②一旦できるようにしたことをテスト本番までキープできるようにする
という2つの意識をもって行動するのとでは、成長速度は全然違います。
テストで目標点をゲットするために、ぜひ活用してみてください。