新年、あけましておめでとうございます。
おうちSTUDYの久松隆一です。
年始一発目の記事ということで、
「なんのために教育はあるのかなぁ」
というテーマについて考えてみたいと思います。
サポートする側として、教育の目的をハッキリさせておかないとどうしてもブレちゃいます。そもそも点数を上げることは、その教育の目的に沿ったものじゃないといけません。
このあたりのところを、自戒を込めて再確認しておきたいなと思っております。
教育の目的って何でしょうか?
僕の中では答えが出ていて、
「自分は頑張れば成長できる」という自信を持たせてあげることじゃないかなと思っています。
それが幸せにつながるんじゃないかなと。
学校教育って素晴らしい側面もありますが、一方で同調圧力といいましょうか。
みんな一緒、みんなこうして当たり前、みんなできて当たり前、といった基準を押しつけられる側面もあります。
みんなちがって、みんないい
と金子みすゞさんの詩にありますが、僕はその通りだなと思っていて。
本来はみんな違っていいはずですし、勉強ができなくても自分を否定しなくてもいいわけです。
でも、やっぱり日々学校生活を送っていると、勉強はできないといけないという思い込みが生まれます。その思い込みによって、頑張ってるのに伸びない子は自己評価を下げてしまいます。
「やってもムダ」と自信をなくせば、他のことにもチャレンジできなくなってしまう。それってすごくもったいないことだなと。
だから僕は自己評価を変えてあげたいんですよね。
努力の仕方がマズイなら、それを少し修正してあげるだけで成長できます。
その過程で、
「あ、私って頑張ったら成長できるじゃん」
って気づいてもらう。
これが僕にとっての教育の目的で、点数アップはおまけなんですよね。成長すれば勝手に点数もついてきます。
むしろ点数にこだわるから自信を失うんですよね。点数アップまでにはそれなりの努力と、それに伴う成長が必要です。少し成長しただけで、簡単に点数アップまでできません。
サッカーでドリブルが上手くなってもゴールができるとは限らないし、バットを強く振れるようになってもヒットが打てるとは限らないのと同じ。
僕らが点数でお子さんを評価するのは、
「ゴールが決めれないから練習してもムダ」
「ヒットが打てないから練習してもムダ」
と言っているのと同じです。
それではやる気なんて出るはずないし、その先に成長もありません。
少し話がそれました。
要するに、
やっぱり僕は、点数はおまけだとお子さんに伝えつづけて、かわりに
「ほら、あなたこんなに成長してるよ」
と気づかせてあげることに全集中したいなと。
そしたら
「あ、私ってこんなに成長してるのね。」
と気づくことができる。
この積み重ねでお子さんの自己評価は変わっていくはずです。これが僕にとっての教育の目的だと思っております。
というわけで、僕は今年も生徒さんの成長に目を向けて、小さな成長に気づいて、小さな成長を伝え続けていきたいなという決意表明でございました。
あなたにとっての、教育の目的って何でしょうか?改めて一度考えてみる価値はあるかなぁと思います。
なんだかまとまりのない記事になってしまいました。
本年もどうぞよろしくお願いします。