テスト勉強のやる気が続かないなら目標の立て方を変えよう

久松

「次はもっと良い点を取りたい」という目標を立てていませんか?それ、やばいです。そんな中学生の方は、ぜひ読んでみてください。

こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。

 

中学生

「よし、テスト勉強するぞ!」

ってなったら、まず何をしますか?

おそらくですが、とりあえず目標と計画を立てていませんか?

でも実際にやってみたらなかなか勉強のやる気が出ない。やる気が続かない。結局目標が達成できなかった。

こんな経験ってありませんか?

 

勉強の仕方にも正しい方法があるように、目標の立て方にも正しい方法があります。その正しい方法で目標を立てれば、計画が途中で続けられなくなったり、目標を達成できなかったりといったことが圧倒的に減ります。

中学校の定期テスト勉強もそう、高校受験もそう

最初の目標設定が結果を決めるといっても過言ではありません。

 

というわけで、今日はやる気を継続させて目標を達成するための目標の立て方のコツについて。中学校の定期テスト勉強を例としてお伝えします。

 

目標の立て方にはいくつかコツがありますが、その中でもいちばん大事なポイントをお話ししますね。

実際にこの目標の立て方を実行して、たった1回の定期テストで英語の点数を30点以上アップして目標を達成した方もいます。

 

それほどまでに正しい目標設定って大事なんですよね。

では早速いきましょう!

 

うまくいく勉強の目標設定のコツは・・・

石川遼選手の卒業文集を読んでみてください

突然なんですが、石川遼選手が小学校の時に書いた卒業文集を読んでみてください。

『将来の自分』 石川遼

二年後…中学二年生、日本アマチュア選手権出場。
三年後…中学三年生、日本アマチュア選手権(日本アマ)ベスト8。
四年後…高校一年生、日本アマ優勝、プロのトーナメントでも勝つ。
六年後…高校三年生、日本で一番大きいトーナメント、日本オープン優勝。
八年後…二十歳、アメリカに行って世界一大きいトーナメント、マスターズ優勝。

これを目標にしてがんばります。

 

スケールが大きくてびびりますね・・。ただ注目してほしいのはそこではありません。とても具体的なのが分かりますか?

普通はこうなります。

「一流のプロゴルファーになりたいです」

でも彼は違う。2年後はこうして、3年後はこうなって、、、のようにめっちゃ具体的ですよね。

 

実はこれが目標を立てるときにはすごーく大事なんです。具体的に立てること。

 

人間ってのは、ぼんやりしたことを行動に移しにくいんです。

そういう性質の生き物なんですね。

 

大きな目標を立てるとすごくワクワクして、最初はすごくやる気が出る。

そして壮大な計画を立てる、それを実行できれば誰もが超一流になれるような壮大な計画。。。

 

でも、それがなかなか続かない。

結局途中でやーめた、ってなるのがオチです。

 

でも、あなたは悪くない。自分を責めてはいけません。

何が悪いのかって?

目標です。目標の立て方が悪いんです。

こうした残念な結果を防ぐには、目標を立てるときは「具体的に」立てること。これが大事。

 

うまくいかない目標設定の例

例えば、テスト勉強の場合、次のテストで「良い点を取る」という目標を立てていたとしたら、全然具体的じゃないですよね?

これじゃあ続かないんです。

目標は具体的に立てる。例えばこんな感じで。

  • 11月28日の期末テストで5科目合計350点を取る。そのために英語70点、数学60点、国語70点、社会80点、理科70点を取る。

すごく具体的になってるのが分かりますよね?

 

こうすると、次にどんな行動を取ればいいかが見えやすくなるんです。

例えば、数学であれば60点が目標だから、ハイレベルな問題はやらなくてもいい。

基礎問題をケアレスミスしないようにすれば、60点は取れるから、基礎問題を繰り返し練習しよう!みたいな感じで。

 

目標を具体的にすればするほど、次に何をしたら良いかが見えてくる。だから目標は具体的に立てる必要があるんです。

 

具体的のコツは数字にすること
でも、そもそも具体的って何?って思うかもしれません。そんなときはこれを思いだしてください。数字にすること。おなかがすいたからパンをたくさん買ってきて!と言うよりも、おなかがすいたからパンを3個買ってきて、と言った方がよりわかりやすくなりますね。これがコツです。具体的にするためには、数字にするということを心がけてみてください。

 

目標を立てたら、今度は計画に落とし込む

目標を具体的に立てたら、今度は計画を立てましょう。目標をさらに具体的にしていきます。

例えば11月28日までに数学で60点取るためには、11月20日までに数学ワークを終わらせる。

じゃあ残り日数が10日あって、残りページ数が30ページあるから、1日あたり3ページ進めればいいんだな。

こんな感じ。

 

最終的に1日3ページ進めれば良い、という具合にやるべきことが明確になってきましたよね?

こうするとさらに行動しやすくなります。

「もっと良い点を取りたい」では何をしたらいいかピンときませんが、「ワークを1日3ページやる」だと、もう迷うことはありませんね。

あとはやるだけです。

そう、つまり目標を立てる時は最終的に「何をしたらいいか?」がハッキリ見えるまで具体化するのが大事ってことです。

 

何をしたらいいか?が見えないから行動できない

よく勉強で「何をしたらいいか分からない」という方がいますが、迷っている時間があったらまずは目標を立ててみてください、具体的に。

そしたら今度はさらに具体的に計画に落とし込む。

すると自然に何をしたらいいか見えてくるはずです。

 

迷っている時間ほどムダなものはありません。

 

サクッとやるべきことを終わらせて、あとはあなたの好きなように時間を使ってください。

 

時間の使い方は、
そのままいのちの使い方になる。

 

という言葉があります。

 

あなたの命をどう使うかは自由ですし、そもそも時間って命なんですよね、人間はいつか死んじゃうので。

ダラダラ勉強したり、間違った努力をしたり、何をしたらいいか分からずに立ち止まっているのは自分の命のムダ使いだと思いませんか?そんなことしてるぐらいなら、さっさと目標立てて計画に落としこんでしまいましょう。そしたら行動できます。テストの点数も伸びます。

 

まとめ

まとめると目標を立てる時の大原則は「具体的に」すること。

とにかく具体的であればあるほど良いです。

 

そしたら今度は、それを計画に落とし込む。具体的にすればするほど行動しやすくなります。

何をしたらいいか分かるからやる気が継続するわけです。

あとはやるだけですね。

もちろん行動の前に、正しい努力の仕方を分かっているってのが大前提なんですけどね。

 

それがもう分かってたら即行動に移しましょう。

目標を正しく立てれば行動しやすくなりますし、行動すれば目標の達成率は間違いなく大幅にアップします。

ぜひ試してみてください!

 

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