こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消コーチの久松隆一です。
最近どこかでこんな言葉を見つけました。
マザーテレサの言葉です。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
これを見て思ったんです。
わたしは生徒の思考をより良いものにしたいんだなって。それが子どもの幸せにつながると。
特に自分自身に対する思考。自信です。
子どもの自信にフォーカスしたい
わたしは学校の勉強を教えています。正確に言うと、学校の勉強を効率よく身につけるための勉強の仕方を教えています。
学校の勉強ができるようになるとどうなるか?
偏差値の高い高校に進んで、偏差値の高い大学に進んで、一流企業に勤めることができます。
一流と言われる企業に就職できれば、お金も十分もらえるし、すると自分の好きなこともできる。自分の生きたい人生を生きていける。すごい良いことですよね、それって。
でも、それ以外に幸せになる方法はないのか?
と問われれば、間違いなくノーと答えます。
学歴や一流企業への就職は、子どもの幸せにつながる一つの方法ではあると思います。ただそれが全てでは決してない。
ある時気づきました。
「自信が一番大事なんだ」と。
「わたしは頑張れば何者にでもなれる」という自信。
これがあれば人生はいくらでも切り開いていけるし、自分の生きたい人生を生きていける。
そう思ったのです。
その時からわたしの中で、学校の勉強の成績を上げるのが最終ゴールではなくなり、子どもの自信をつけてあげること=思考を変えることがゴールになりました。
学校の勉強は自信をつけるのにちょうど良い
学校の勉強って答えが一つに決まるんですよね。国語はいろんな解釈があるのでそうとも言えないかもしれませんが、基本的には答えは一つに決まります。
大人になって社会に出ると、なかなか答えが一つに絞られることってないじゃないですか。
富士山の頂上に登るためのルートってそんなにたくさんないですよね。じゃあ富士山に登るルートはある程度絞られていて、その正しいやり方も比較的簡単に分かる。その通りにやればきっと登れる。
そして、その登れたという成功体験が「自信」に変わります。
でも、大人になって社会にでると、そもそも富士山に登るのが正解の場合もあれば、槍ヶ岳に登るのが正解の場合もある。賤ヶ岳の場合もある。伊吹山の場合もある。正解がたくさんあるってことは、そこにたどり着くためのルートも自ずとたくさんある。
富士山の登りたいのに、なぜか槍ヶ岳のルートを登っているみたいなことも往々にして起こる。笑
これでは成功体験は得られませんよね。
つまり、何が言いたいかというと、正解が一つに決まるってことは、成功体験を感じて貰いやすいということです。正しく実行すれば成功体験が得やすいのが学校の勉強だと思うのです。
その成功体験があれば、自分は「やればできる」という自信が生まれて、その自信がそのまま思考になりますよね。そうやって自分の人生を生きてほしいなぁと思うのです。それがきっとその子にあった幸せなんだろうなぁ、と。
超人気マンガ家がこんなことを言ってました
わたし、『キングダム』というマンガが好きなんです。
聞いたことありますかね?キングダム。
今一番売れているマンガと言っても過言ではないくらいの人気マンガなんですが、以前あるドキュメンタリー番組で『キングダム』の作者の方が出ていました。
その時にこんなことを言っていたのが印象に残っています。
「自分が面白いと思うものを描く」
正確なフレーズではないんですが、そんなことを言っていました。
実は連載当初、『キングダム』は人気が出ず、連載打ち切りの危機になっていたみたいです。
その当時は『キングダム』のような、スポ根風のマンガが流行っていなかったそうです。作風が時代に合っていなかったんですね。
それなら、自分の作風を変えてでも時代に合わせていく、という選択肢もあったはずです。なんせ連載打ち切りの危機ですからね。でも、そうはしなかった。
それは、
「自分が面白いと思うものを描く」
という思考がそこにあったからです。自分が面白いと思うものを描き続ければきっと売れるという自信がそこにあったからです。
そしてそれを実際に行動に移した。
行動に移し続けた。
その結果としてどうなっているのか?
今一番売れている漫画になっています。
思考が運命を変えたんですよね。
すべてのはじまりは思考にあると思うんです、幸せになるかどうかも。
わたしは、おこがましいですが、関わった生徒さんすべてが幸せになってほしいなと考えています。
そして、、、
それを実現するために、一番大事なのは「思考を変える」=「自信をつけてあげる」ことだと信じてるんです。
わたしは学校の勉強を題材にして、勉強の仕方を教えています。
でも、語弊を恐れずに言えば、成績が少々悪くてもいいと思っているんです。本当にダメなのは、思考がマイナス方向へ向いていること。
「どうせやってもムダでしょ・・」という思考。これこそが絶対にダメだと思うんですね。
学校の勉強ができるようになること、良い高校へ進学すること。
果たしてそれがゴールでしょうか?
ちがいますよね。そこから先、まだまだ子どもにはたくさんの未来が待っている。
「学校の成績が悪い=ダメ」というちっぽけな価値観に縛られてしまうことで、自分自信もダメなんだという思考になってしまう。 これがダメだと思うのです。
教育は子どもを幸せにするためにあるはずですよね?
教育の目的はその子を幸せにすることにちがいない。少なくともわたしはそう思ってます。
成績を上げて良い学校へ進学することは子どもを幸せにするための一つの方法として決して間違っていません。
でも、それはあくまでも方法。ゴールではない。
その方法にこだわりすぎて、子どもの自信を奪ってしまうようなことはしたくありません。
学校の成績がすべてだという価値観で子どもを縛りたくありません。
必要なのは自信、どこまでいっても自信だと思うのです。
それがあれば少々成績は悪くても、自分の生きたい人生を自信を持って歩んでいける。
その延長線上に彼らの幸せな人生が待っていると信じています。
つい長くなってしまいました。今日はここまで!
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