教育に失敗するとはどういうことか?ちょっと立ち止まって考えてみた。

こんにちは、ひさまつです。

子どもの教育に失敗したくない!!!

子どもを持つ親なら、誰もがそう思いますよね?

  • ピアノを習わせてもなかなか上達しない
  • 英語を習わせても続かない
  • 塾に入れても成績があがらない

世の中の教育にまつわる失敗あるあるをハガキで集めたら、東京ドーム200個分ぐらい集まりそう。

でも、よく考えてみてください。

教育に失敗するとは一体どういうことでしょうか?
教育とはあなたの大切なお子さんの人生をより良いものにするためにあります。

  • ピアノができない
  • 英語が話せない
  • 学校の成績が悪い

たったこれだけのことで、あなたの大切なお子さんの人生は失敗だと言えるのでしょうか。

教育がうまくいかないとモヤモヤする前に、まずは教育に失敗するとはどういうことか?一度立ち止まって考える必要がありそうです。

 

失敗の基準は人によって違う

失敗とひとことで言っても、人によって失敗の基準が全然違います。

勉強面一つとってみても、

高校受験に合格できないのことを失敗と見る人もいれば、中学受験で不合格を失敗と見る人もいる。

定期テストで90点取れないことを失敗とする人もいれば、40点取れないのを失敗とする人もいる。

 

人それぞれ価値観が違うので、当然、色んなことに対する成功や失敗の基準も違って当たり前です。

あなたが成功と思っていることが別の人にとっては失敗だし、その人が失敗と思っていることもあなたにとっては失敗ではなかったりする。

つまり、失敗とはどこかに決められた基準があるわけではなくて、あなたの中にあるわけです。

自分の中にあるということはコントロール可能なんですよね。

 

「本当にさせたくない大きな失敗」と「許容できる程度の小さな失敗」

そこでまず、失敗の基準を自分の中で明確にしておきましょう。

そのためには、失敗を2つに分けてみてください。

ひとつは、
「本当にさせたくない大きな失敗」

もうひとつは、
「許容できる程度の小さな失敗」

です。

大きい・小さいの区別は、

  • どんなふうに育ってほしいか
  • どんな大人になってほしいか

というゴール地点が基準となります。

 

具体的には、

高校受験をゴールとするならば、高校受験で志望校にいけないことが「本当にさせたくない大きな失敗」となります。

一方で、定期テストで点数が取れないことや宿題をやらないことは「許容できる小さな失敗」となります。

 

まずは、どこまでの失敗は許せてどこからは許せないか、という成功と失敗の基準を定めてみてください。

そうすると、これまでめちゃめちゃたくさん失敗があると思っていたのが、

「なんだ、許せるものばかりじゃないか( `・ω・´)ノ」

とモヤモヤが解消できるかもしれません。

大きな失敗になるほどコントロールできない

大きい失敗の手前には必ず小さい失敗があります。

そして、本当にさせたくない大きな失敗になるほどコントロールできなくなります。

大きい失敗を防ぐためには、積み重ねていくべきものが多くなるからです。

例えば、宿題をやらないという小さな失敗であれば「勉強時間を30分確保する」といった対応でコントロール可能ですが、受験で志望校に合格できないという失敗はそれではコントロールできません。

本当にさせたくない大きな失敗ほど、コントロールするのが難しくなってしまうわけです。

 

大きな失敗をさせないためには?

大きな失敗をさせないためには、どうすれば良いのでしょうか?

それは「小さな失敗をさせる」ことです。

基本的に、人間はトライ&エラーを繰り返して成長していきます。

今、うちの子どもは7ヶ月なのですが、最近お座りができるようになりつつあります。

ただ、まだまだ不安定なんですよね。

ほっといたらこけて頭をぶつけて泣いています。

ただ、こけても大丈夫なときは、あえてこけさせるようにしています。
なぜなら、頭をぶつけるという失敗をするからこそ、こけないようにバランスを取ることを学んでくれるからです。

ただ、この時に心がけていることがひとつあります。

それは「安全に失敗させる」ということ。

 

安全に失敗させる

小さな失敗から学ばせるとき、大切なのは「安全に失敗させる」ということです。

小さな子どもがこけたとき、もし机がそばにあったら角にぶつけて大ケガにつながるかもしれません。
これが「本当にさせたくない大きな失敗」なわけです。

でも、柔らかいクッションの上でなら、これは「許容できる小さな失敗」となります。

 

ぼくが子どもに対してすべきことは、こけないように手で支えるのではなくて、近くに机があったらそれをどこかへ移動して、かわりに柔らかいクッションを置いてあげることだと思うのです。

いつでもどこでもサポートしてはダメなんですよね。

安全に失敗できるときはあえて失敗させる。

当然クッションでもこけたら頭をぶつけてちょっと痛いし、ビックリするのもあって子どもは泣きます。

でも、この失敗から学んでバランスを取ろうとする。
その結果、ちょっとずつこけないように成長していきます。
(ホント子どもの成長って見てて楽しい!)

成長すれば、本当にさせたくない大きな失敗ってしなくてもすむわけです。

いつでもどこでも親がサポートしてあげることは不可能です。

大きな失敗をさせないためには、安全に小さな失敗をさせて成長を促していく。

そうやって小さな成長を積み重ねていくことで、やがて大きな失敗をしなくてもすむようになるのです。

まとめ

こうして見てくると、
本当の意味での「教育に失敗する」とは成長する環境を奪うということではないでしょうか。

子供が成長しなければ、最終的には「本当にさせたくない大きな失敗」をする要因がどんどん整ってしまう。

これが教育に失敗することの本質だとわたしは思っています。

ですから、

  • ピアノができない
  • 英語が話せない
  • 学校の成績が悪い

なんてのは、全然失敗ではありません。

むしろ、大きな失敗をしないための、成長の道しるべみたいなもの。
その失敗から学べばいいのです。

 

まずは絶対にさせたくない大きな失敗を定義してみてください。

そして、その手前にある小さな失敗を安全にさせてください。

そうすれば、あなたの大切なお子さんは、大きな失敗をしなくてもすむようになります。

安全に小さな失敗をさせて、子どもの成長を楽しみに待ちましょう!!