久松
先日、中学2年生のOさんのお母さんより、
「昨日修了式で通知表もらいました」
とのメールをいただきました。
0さんは中学2年生の夏から受講をスタートされて、これまで8ヵ月。
途中、数学の点数が下がってしまうなど、紆余曲折もありながら、着実に成長して実力を付けています。
最初にいただいたメールの本文
久松先生
お世話になっております。最近の子供の様子ですが、だいぶ逃避したり、ぐずぐずするような時間が減って来ました。比較的メリハリつけて行動しているように見受けられます。
先生の粘り強いご指導のおかげです。ありがとうございます。
また、いよいよ受験生となり、先日の期末試験で思ったほど点数が伸びなかったのが本気モードにエンジンがかかった感じです。
昨日成績表をもって返ってきました。数学は3ですが、国語が5、他は4でした。確実に一歩一歩地道に上がってきています。本人も結果が出てまだ頑張れる、励みになったと気合いがさらに入ったようです。
ありがとうございます。
数学はまだ3かもしれませんが、確実に力はつけてきているので、受験の頃には最低でも4に上がってくると思っています。
先生にご指導していただいて8ヶ月でずいぶん成長しましたし、同時に成績が上がりました。何より勉強に対して劣等感があったのに、自信を持ち始めたのが一番嬉しいですね。先生のご指導を受けるチャンスが得られた事は本当に感謝しかありません。ありがとうございます。これからもよろしく願いいたします。
久松の返信メール
お母さんからの返信メール
こうした励ましのメールをいただくと、私自身もとても励みになりますし、嬉しく感じます。
でも、何より嬉しいのは、
勉強に対して劣等感があったのに、自信を持ち始めた
というところ。
(同じところでお母さんも「一番嬉しい」と感じていただいていることもまた、喜びが増えます。)
実際のところ、この8ヵ月の過程においては、前回よりも点数が下がってしまったテストもありました。
過去最高を記録したテストもありましたが、望ましい結果ばかりだったわけではありません。
でも、今こうして「本気モードにエンジンがかかった」と言われるように、勉強に前向きに取り組めています。
久松
望ましい結果ばかりではないのに、なぜ勉強を頑張れるのか?
それは、
「自分は努力すれば成長できる存在だ」という価値観
が少しずつ身についてきたからではないか、と思っています。
ぼくは常日頃から「点数はおまけ」と言っています。
なぜなら、
「自分は努力すれば成長できる存在だ」という価値観を身につけることが、
中学生にとって最も大切なことだと信じているから。
それに比べたら定期テストの点数なんて、本当に小さなことです。
点数はどうでもいいという意味ではありません。
点数アップはあくまでも方法で、真の目的はこの価値観をつけること、って意味です。
この価値観があれば、今後の人生で、どんな状況であっても前向きに努力し、自分を成長させていくことができる。
そうやって子どもの人生は充実すると僕は思うのです。
実際に、Oさんが今、
- 自信を持って勉強に前向きに取り組めていること
- 結果にとらわれず、自分を成長させる過程を踏めていること
を見ると、
そんな価値観が少しずつ身についてきているのではないかなと感じます。
こんな嬉しいことはありません。
ただ、この価値観は一歩目でしかありません。
ここから先、まだまだ伸びます。
これまでもこれからも日々、やるべきことは、地味で地道なことばかり。
勉強の仕方をより効率化し、
自らのモチベーションを管理するスキルを磨き、
できなかった自分を責めることなく、
目の前の課題に一つずつ取り組んでいく。
日々、この連続でしかありません。
しかし、この連続こそが成長につながります。
その先に、「おまけ」だと思っていた点数アップが待っているのです。
自分を信じて、これからも地道な努力を積み重ねていってもらいたいと思いますし、Oさんならできると信じています。
さらなる成長を楽しみにしています!