こんにちは、中学生専門・伸び悩み解消学習コーチの久松隆一です。
授業中の苦い思い出・・。
昔は英語が苦手でした・・。
授業中、uncleをユンケルと読んで大笑いされたことがあります!笑
中学生の頃は、英語にほんと苦手意識がありました。
その時の自分からは信じられませんが、大人になってTOEICも800点を越え、900人以上の中学生の指導を経験した今だからこそ言える中学英語の勉強のコツがあります。
特に、今、英語の成績が平均点前後、定期テスト60点前後であれば、この勉強の仕方をしてみてください。
簡単にできます。
英語の成績を上げたい中学生のみなさんが、uncleをユンケルと読まなくても済むように、苦手意識を克服してくれることを願って中学英語学習のコツを書きます。
ちなみに、この勉強の仕方を身につければ、他の科目にも活かせます。他の科目の点数アップにもつながりますよ!
英語の成績が平均点前後の中学生は「使い分け」が苦手??
問題集を解いていると、単元の名前が問題集の上のトコロに書いてたりしますよね。
こういうのです。
気になっちゃいませんか?笑
そして無意識のうちに、
「あ、進行形って書いてる!ラッキー!じゃあこのページはとりあえずbe+動詞のing形で解けそうだな!」
こんなふうに思いませんか?
でも、これでは実際テストになると、こてんぱんにやられますよね。笑
実際のテストでは進行形も、過去形もごちゃごちゃになって出題されます。
すると、単元別だったら出来てたのに、急にできなくなってしまうのです。
つまり、単元がごちゃまぜになったときに「使い分けができなくなる」のです。
使い分けができなくなるのは、英語のルールがたくさんあるから
単元がごちゃまぜになったときに使い分けができなくなるのには、原因があります。
それは、英語にはルールがいっぱいあって「ややこしい」からです。
英語というのは一つ一つのルールは簡単なのですが、これがいくつも重なり合って一つの文をつくります。だから難しく感じてしまうのです。
実際は難しくありません。
「ややこしい」のです。
いくつものルールが重なってくるので、ややこしい。
一つ例を挙げてみます。
こんな文があったとします。
Tom and I were watching TV at 7:00 last night.
(トムと私は昨夜7時テレビを観ているところでした。)
この一文の中にも、これだけのルールが存在します。
- 主語にI(私)とそれ以外(今回は Tom)がある場合は、Tom and IのようにIを後ろにする
- 進行形だからbe動詞+動詞のing形のカタチにする
- 過去形だからbe動詞を過去形にする
- 主語が複数だからbe動詞はareかwereになる
- 「at 7:00」と「last night」は普通「at 7:00」の方を先に書く
文を作るとき、このルールをすべて盛り込む必要があります。すべて揃ってようやく正しい答えが完成するわけです。一つでも抜けると×になります。
英語の成績が平均点前後で伸び悩む中学生の多くは、この一つ一つのルールは知っています。
いいですか、ここ大事なとこです。
それぞれのルールは「分かっている」し「知っている」のです。
久松
と聞くと、
中学生
と答えることができるんですね。
でも、、、テスト本番になるとミスしてしまう・・・。
その理由は、こうです。
一つひとつのルールは知っている
↓
でも、テストではルールを同時にたくさん使わなければならない
↓
ルールが多すぎてややこしい
↓
ルールを使い忘れる(すべてのルールを使わず答えを書く)
↓
ミスが出る
こうしてミスをしてしまう。
「テストになると使い分けができなくなる・・・」
その真の原因は英語のルールがたくさんあってややこしいから、なのです。
自分はどのルールが使えているのかをチェックしよう!
じゃあどうすればいいのでしょうか?
こうしたミスを減らしたいならば、次のような方法をとってみてください。
そもそもこうしたミスが出てしまうのは、普段の勉強の仕方に原因があります。ややこしいからこそ、それをしっかり整理しなければなりません。整理すればできるようになります!
例えばこんな問題があったとします。
次のア〜エの中から正しい答えを選びなさい。
Tom and I ( ) watching TV at 7:00 last night.
(トムと私は昨夜7時テレビを観ているところでした。)ア am
イ are
ウ was
エ were
正しい答えは《エ were》ですね。
このとき《ア am》で間違える人はほとんどいません。
ほとんどの場合、《イ are》か《ウ was》で間違えます。
で、大事なのはこの時です。
この時に何をするかが大事!!
自分はどのルールが使えていて、どのルールが使えていないのかを整理してください。
この問題では、次の2つのルールが使えていれば正解できます。
- 過去形だからbe動詞を過去形にする
- 主語が複数だからbe動詞はareかwereになる
仮に、あなたは《イ are》と書いて×だったとしましょう。
すると、2番のルールは使えてます。
主語が複数ってことが分かってるので、areにしてるんですよね。すばらしい。
でも、1番のルールが使えていない。
文末にlast nightとあるので、be動詞を「過去形」にしなければならないんです。
だから×になるんですね。
「わたしは2のルールはOKだったけど、1のルールはNGだった。だから×なんだな。」
このように、自分はどのルールが使えていて、どのルールが使えていないのかを整理してみてください。
こうした勉強の仕方を普段から続けていくと、いくつかのルールを同時に使うことに慣れてきます。すると自然にルールの使い分けができるようになって点数が取れるようになってきます!
他の科目も「課題の切り分け」をして勉強すれば伸びます
ちなみに他の科目も同じ。この勉強の仕方をすると成績が上がります。
英語はルールが多いというだけで、他の科目もルールはありますよね。
どのルールが使えていて、どのルールが使えていないのか? 他の科目を勉強するときも同じようにチェックしましょう。
どこが出来ていて、どこができていないか?
これを「課題の切り分け」と言います。
これができるようになると、自分が「できる」ところはどこで、「できない」ところはどこなのか?がハッキリします。
勉強ってのは、「できない」を「できる」に変えればそれでOK。難しく考える必要はないんですね。そのための第一歩は「できない」ところを見つけることです。
課題を切り分けたら、この「できない」ところがハッキリ見つかります。
見つかったらあとはそれを解決すればいいんですよね、そうすれば点数が上がります。
今回は英語の勉強の仕方をお伝えしましたが、正しいやり方で勉強すれば、どの科目も必ず成績は上がります。
ぜひこの正しい勉強の仕方を身につけて、コツコツ続けてみてください。伸びますよ!!!
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