心当たりはありませんか?
- テスト後「80点は超えたはず!」と自信満々→「返却後59点だった…」
- 毎日2時間以上勉強しているのに、テストでは平均点前後になる
- 「暗記が苦手」「覚えてもすぐ忘れる」とよく口にする
- 「どうやって勉強したら良いか分からない…」と頭がごちゃごちゃになっている
- 親の目から見ても頑張っているけど、どうも結果につながらない…。うちの子、効率が悪いのかも…?
この中で3つ以上当てはまるものがあれば、1:1学習コーチングがお役に立てるかもしれません。
ひとつ聞かせてください。
お子さんは頑張った分だけ自分を成長させることができていますか?
もしYESなら、この先を読んでいただく必要はありません。
でも、もしお子さんが、
机に向かっている時間は長いのに、覚えられていない気がする…
テスト前は自信満々なのに、結果が返ってくると毎回がっかりしている…
勉強しても思ったように点数が取れないので、自信を失いかけている…
という状況にモヤモヤしているなら、この続きを絶対に読んでください。
頑張っているのに成果が出ないと、側で見ているこちらまで辛くなってきますよね?
何とかしてあげたいけど、どうしていいか分からない…。
そう思っているなら、ちょっとだけ僕に時間をください。
どうしていいか分からないのは、原因を特定できていないから。原因さえ分かれば、自然に何をすれば良いのか見えてきます。
つまり、
- 伸び悩みの原因を見つければ
- 適切な解決策を選択できるようになり
その結果、頑張った分だけ成長できる状態を実現できます。
僕はこれまで、15年以上にわたって1000人以上のお子さんの学習のサポートをしてきました。
現場の最前線で彼らの学習の様子を目にして気づいたことがあります。
努力しているのに成果が出ないお子さんは2つのパターンに分類できるという紛れもない事実です。
言葉を換えると、頑張っているのに成果が出ない原因は2パターンあるということです。
お子さんがどちらに当てはまるのか、考えながら続きを読んでみてください。
頑張っているのに点数が伸びない2つの原因
原因①タイムラグ
まず1つ目の原因は「タイムラグ」です。
テストで点数を伸ばすのには一定の時間がかかります。
テストというのは通常、30問〜 40問くらいの問題によって構成されていますよね。いくつもの問題の集合体をテストと呼ぶわけです。
したがって、テストで点数を伸ばすとは1つずつ解ける問題を増やすということを意味します。
つまり、テストで成果を出すには「得点する」という行為を積み上げていくことに他なりません。
では、得点するとは一体どういうことでしょうか?
「得点する」とは、とある問題において必要な「得点する条件」を全てクリアするということに他なりません。
その問題を解くために必要な知識が5つあるとすれば、その5つを“すべて“揃えていなければ、得点できないということです。
4つではダメなんですね。
ビンゴをイメージすると分かりやすいでしょうか。
ビンゴカードの一列すべてに穴を開けなければビンゴとは言えませんよね?
テストで得点するのもまったく同じです。
得点するためにはその問題を解くのに必要な知識が“すべて“揃っている必要があるのです。
例えば、「次のグラフの式を求めよ」というこんな問題があったとしましょう。
この問題を解くために必要な知識として、
- 直線グラフの式はy=ax+b
- y軸とは?x軸とは?
- 座標とは何か?
- 座標の読み方
- 比例定数aとは?
- 比例定数aの求め方
- グラフが右上がり/右下がりだとaの符号はどうなるか?
- bとは何か?
- bの求め方
などがあります。
これらの知識がたった一つでも不足していれば、この問題は解けません。
このことが何を意味するか、もうお分かりですよね?
いくら勉強して知識を増やしていても、最終的にビンゴしない限り、その努力は得点に変換されないということです。
得点できるようになるまでにタイムラグが発生する
仮に、もともと知識ゼロの状態から、リーチのところまで知識を揃えたとしましょう。
勉強した分だけ、しっかり成長していますよね?
でも、得点はできません!
ひとつずつ知識を積み上げていても、その問題を解くために必要な知識がすべて揃うまでは得点に変わらないのです。
勉強をいくら頑張っていても、ビンゴするまでは点数に変換されません。このようなタイムラグは誰でも必ず発生します。
ビンゴゲームでも、リーチからビンゴするまでに時間差があるのと同じです。
これが伸び悩みの1つ目の原因です。
原因②勉強技術の不足
2つ目の要因は「勉強技術の不足」です。
これは、勉強した分だけ知識を頭に入れる技術が不足しているという意味です。
こちらの方がより深刻だと言えるでしょう。この課題を抱えていると、やってもやっても空回りしてしまうからです。
さらに、このような状態が長く続くと、最終的には「自分は努力してもムダ」という間違った信念を抱いてしまいかねません。
ただやり方が悪いだけなのに…です。
しかも、この技術力の不足が厄介なのは、自分では気づけない点にあります。
当たり前ですよね?
自分でやり方がマズイと思っていれば、自分で気づいて変えることができるわけですから。野球でもテニスでも、自分のフォームが崩れていることに自分で気づくことは難しいですよね。
ただ、問題はそれだけではありません。
実は、勉強技術の不足は他者から見ても気づきにくいのです。
ちょっと勉強している姿を想像してみてください。
問題集を開き、ノートに解いて、丸つけをして、間違えたところを赤ペンで直す。
みんな、外から見たら同じように勉強しているように見えますよね?
この一連の行動は、丁寧に観察しない限り、ほとんど違いが見つけられないはずです。
野球やテニスならばプレーしている様子を撮影すればフォームを客観的に修正できますよね。
でも、勉強技術の場合は不可能です。
なぜなら、
頭の中で起こっている思考プロセスは外から見ても分からないからです。
やった分だけ伸びる子/やってもやっても伸びない子の違い
やった分だけ伸びる子は、勉強した分だけ知識が頭に入る思考プロセスを踏んでいますが…逆もまたしかりです。
やっても伸びない子は行動が空回りしてしまうような思考プロセスになっています。でも、よっぽど注意しない限り、誰もそのことに気づいてあげられないのです。
その結果、行動を知識に変換することができず、空回りし続けて自信を失っていくのです。
大事なことなので、もう一度言います。
勉強をする際の思考プロセスがマズイと、せっかく勉強したことが頭に残りません。
周りから見ると、同じように勉強しているように見えるにも関わらず、差が生まれてしまうのは思考プロセスの違いにあるからなんですね。
でも、それなら希望でもあると思いませんか?
なんせ、ただの思考プロセスに過ぎないから。
頭の良い悪いなんてまったく関係ないんですね。
誰でも、正しい思考プロセスさえ身につけてしまえば、いくらでも自分を成長させることができます。
だから技術なのです。
誰でもその気になれば身につけられるから「勉強技術」と呼んでいるのです。
これが伸び悩みの2つ目の原因「勉強技術の不足」です。
ここで、一度立ち止まってふり返ってみてください。
お子さんは、どちらに該当していますか?
A:勉強技術は身についているが、成果が出るまでのタイムラグの最中にいる
B:勉強しても頭に入っておらず、どうも空回りしているように見える
これらをそれぞれ、
- タイムラグパターン
- 空回りパターン
と呼ぶことにします。
それぞれのパターンによって、お子さんに必要な処方箋は変わります。
ただ、処方箋は2つしかありません。
もしお子さんがタイムラグパターンに該当するなら、「タイムラグ」を解消するまで行動を継続するだけです。
一方、空回りパターンに該当するのなら、まず真っ先に勉強した分だけ頭に入れる「勉強技術」を習得する必要があります。
これら2つの条件をクリアすれば、努力を成果につなげられるようになります。
もうやるべきことは見えてきましたよね?
努力を成果につなげるためには、
- まず、やった分だけ成長する勉強技術を身につけておいてから
- タイムラグを解消するまで行動を継続すること
という2つの条件をクリアするだけです。
つまり、「行動の継続」と「技術の習得」がカギになるということです。
タイムラグパターンの処方箋「行動の継続」をもたらす方法
では、これからタイムラグパターンに該当するお子さんに必要な処方箋について解説します。
このパターンに該当するお子さんは、
- 勉強した分だけ知識は頭に入っているけど
- まだ得点に必要な知識がすべて揃っていないので
- 点数として成果に現れていない「タイムラグ」の最中にいる
状態です。
すでに勉強した分だけ知識が頭に入るのであれば、あとは行動を継続するだけです。
歩みを止めなければ、いずれゴールにたどり着くことができます。
つまり、タイムラグパターンに該当するのなら「コツコツ続けること」が成果を出すためのカギです。
そのために、何が必要だと思いますか?
間違っても、親が焦って無理やり行動させることのないように注意してください。
一時的には勉強するかもしれませんが、外からの刺激によるモチベーションは長続きしません。
コツコツ続けるためのカギは「自分の内側から湧いてくるモチベーション」です。
これを「内的モチベーション」と呼びます。
タイムラグを解消し、最終的に成果を出すためには「内的モチベーションが湧き出る状態」を実現できるかどうかにかかっています。
内的モチベーションの3つの源泉
内的モチベーションが弱いお子さんは、
- テスト後だけは悔しくて机に向かう
- 怒られたときだけ仕方なく勉強する
- 普段は家でまったく勉強しない
といった様子が多く見られます。
親御さんから見て「言われたことしかやらない」という姿に映るお子さんは、このパターンによく当てはまります。
では、内的モチベーションを高めるためには、どうすればよいのでしょうか?
細かい話は横において、重要な要素を3つだけ。
この3つのポイントだけ押さえてください。
- ゴールの明確化
- 自己効力感の向上
- 心理的安全性の確保
この3つです。
言葉は難しそうですが、内容は簡単なので安心してください。
これから一つずつ解説します。
1.ゴールの明確化
「ゴールの明確化」とは、
- なぜ私は勉強するのか?
- 勉強することによって何が得られるのか?
という目的をハッキリさせることです。
この問いに答えられないと、勉強を継続するのは困難です。
痩せたいと思っていない人に低カロリーな食生活は苦行でしかありません。(いえ、痩せたい人にとっても苦行ですよね…。)
人は「やる意味」が明確になっていないと、やる気が続かない心理的特性を持っています。
「こうなりたい」という願望があっても、その願望を実現するためには時間や努力といった「対価」を支払わなければなりません。
私たちは欲しいものがあれば、お金という対価を支払って手に入れようとします。でも、ほしくないものに対してはお金を支払いたくないですよね?
自分が必要だと思っていないものに、人は自分の時間や労力を支払うことができないのです。
だからまず最初に取りかかるべきは「なぜ勉強するのか?」という問いに対する答えを出すことです。
2.自己効力感の向上
次に、「自己効力感の向上」とは、一言で言えば「できそう感を高める」ということです。
自己効力感とは、とある課題に対して「それ、私にもできる気がする」というものごとの捉え方を意味します。
「明日、富士山に一人で登ってください。」と言われたらどう感じますか?
「ちょっと無理でしょ…」と思いますよね。きっと行動を起こす人はほぼいないでしょう。
でも登山家であれば「それ、できるだろうな」と捉えて、行動を起こすかもしれません。
このように、同じ課題を与えられても「自己効力感」の度合いによって、行動を起こす人もいればそうではない人もいます。
勉強においてはよく「苦手意識」と言われますが、その正体は「自己効力感が低い状態」です。
頭では「勉強した方が良い」と分かっていても、「勉強しても自分はきっとできるようにならない」と思っているので、結果的にモチベーションが湧きません。
この課題を抱えているお子さんにいくら勉強の重要性を説いても、そもそも「やればできそう感」がないので勉強が続かないんですね。
このような状況に陥っているお子さんは、傍目から見ると、
- やる気が無い
- 集中力が無い
- 粘り強さが足りない
と映ります。周囲は焦りを募らせて、つい言いたくもないのに「勉強しなさい」とか「もっと頑張りなさい」という言葉をかけてしまう。
焦る気持ちは痛いほど分かりますが、これではうまくいきません。
本当に必要なことは「やればできそう感」を育ててあげることです。
ゴールが明確になっていて、そのゴールに「頑張ればたどり着けそう」という感覚があれば、自然に行動は継続します。
3.心理的安全性の確保
3つ目の「心理的安全性の確保」とは、「失敗しても大丈夫」という安心感を確保してあげることです。
現状の日本の公教育は、誰もが無意識のうちに「失敗=良くないこと」と捉えてしまう環境が揃っています。
失敗を恐れると、
点数が悪かったらどうしよう…
また怒られるかもしれない…
という恐怖から、まったく学習そのものを楽しめず、新しいことに挑戦する意欲も湧いてきません。常にブレーキをかけた状態ですね。
しかし、
本来、人の成長には失敗が欠かせませんよね?
…大事なことなのでもう一度言います。
人の成長には失敗が欠かせません。
失敗せずにどうやって自分を成長させることができるでしょうか?
人間の成長過程を分解すると、
- まず行動を起こす
- 行動によって得られた結果から学びを得る
- その学びを次回の類似した状況に活かす
というサイクルを回すことで、自分を成長させることができます。
しかし、失敗に対してネガティブな捉え方をしていると、失敗が怖くてそもそも行動を起こそうとさえしない。
もし、失敗したとしても、失敗を失敗と捉えられず言い訳ばかりで学びが得られない。
その結果、また同じような状況で同じような失敗を繰り返してしまうという悪循環に陥り、せっかくの自分を成長させる機会を活かせません。
成長を促すためには「失敗しても大丈夫」という安心感を確保してあげることが必須なのです。
つまり、お子さんの成長を促すためには、失敗をしても良いと思える安心感を周囲の大人が確保してあげなければならないのです。
心理的安全性が確保されていないと、「行動が続かない」だけではなく、そもそも「学習の機会」さえ奪ってしまうことにもなってしまうのです。
タイムラグを解消するには内的モチベーションを高めて「行動の継続」をもたらすべし
ここまでをまとめておくと、
- 勉強する意味を明確にして(=ゴールの明確化)
- 「自分にもできそう感」を育てて(=自己効力感の向上)
- 失敗への恐怖を取り除く(=心理的安全性の確保)
ことによって、内的モチベーションを発揮する条件が揃い、行動を継続することができるようになります。
いわゆる「勉強が楽しい」という状態です。
ここまで到達すれば、もう成長軌道に乗っていけますよね?
あとは「タイムラグ」の解消を楽しみに待つだけになります。
しかし、残念なことに、
多くの親子が内的モチベーションに目を向けることなく、
- なぜ勉強するのかという根源的な問いと向き合わないまま
- 行動量不足を塾の強制力によって補い
- 塾からは「現状の成績では先が見えない」と失敗への恐怖を煽られて
不安や恐怖を燃料にして行動をひねり出す戦略を採用しています。
一時的な行動をひねり出すことに成功した一方で、結果的に内的モチベーションが下がっている事実は見逃されたまま…。
人間の心理特性を無視した戦略なのだから、成功確率が下がってしまうのも無理はありません。
行動を継続して、持続的な成長を引き出すには、内的モチベーションがカギを握っているのです。
空回りパターンの処方箋「技術の習得」をもたらす方法
さて、続いては空回りパターンに該当するお子さんの処方箋について解説しましょう。
おさらいですが、空回りパターンとは、
勉強しても頭に入っておらず、どうも空回りしているように見える
といった状況を指します。
このケースでは「技術の習得」が現状を打破するカギになります。
やればやっただけ頭に入る勉強技術を身につけてからでないと、行動がすべて空回りしてしまうからです。
では、どのような勉強技術が必要なのでしょうか?
ひとことで言えば「行動した分だけ成長できる技術」ですね。
勉強における成長とは、
「できない」を「できる」に変えること
を意味します。
自分がこれまで解けなかった問題が、勉強した結果解けるようになっていれば、成長したと言えますよね?
したがって、成長するためには、
- 「できない」を発見する
- 「できる」に変化する
という、2つのステップが必要です。
勉強しても身にならない子は、勉強しても「できないを発見できていない」or「できるに変化できていない」のいずれかに該当します。
つまり、
- 自分のできないところを見つける「発見スキル」が不足している
- 見つけた「できない」ところを「できる」に変える「変化スキル」が不足している
ということです。
この2つのスキルが身につけば、空回りが解消し、勉強した分だけ頭に入るようになります。
発見スキルとは?
発見スキルとは、自分のできないところを見つける技術のことです。
- 自分はどこが分かっていないのか?
- 自分には何の知識が足りていないのか?
- 自分はどのような勘違いをしたせいでこの問題を間違えたのか?
といったように、「正解できない原因を発見する力」と言い換えることもできます。
サラッとお話していますが、これめちゃくちゃ大事。
だって、
原因を見逃しているのであれば、行動を起こす理由が生まれませんよね?
もしあなたが、
スマホの電池切れに気づいていなければ、充電しようという気は起こりませんよね?
自分の寝ぐせに気づいていなければ、整えようという気は起こりませんよね?
つまり、問題を発見できていないと変化のための行動を起こせないのです。
勉強も同じです。
自分の「できない」原因に気づいていないと、次に何をしたらいいのか分からないのです。
勉強って何をしたらいいのか分からない…
とよく口にするお子さんは、そもそも自分の知識の穴に気づけていないんですね。だから何となく勉強してしまい、
結果的に知識の穴はそのまま放置されてしまいます。こうしてテスト本番を迎えてしまうので、
けっこう勉強したのに全然解けなかった…
という結果をいつも繰り返してしまうのです。
決して頑張っていないわけではないんですよ?
お子さんとしては「自分は頑張っている」と思っているし、実際に間違いなく頑張っています。
でも、自分の知識の穴を見逃しているせいで、本当に必要な学習行動が取れていないのです。言葉は悪いですが、ズバリ言うとムダな努力になっています。
だから空回りしてしまうのです。
まずは発見スキルを身につけない限り、努力が成長に変換されることはありません。
変化スキルとは?
自分の「できない」ところを見つけることに成功したら、次はそれを「できる」ように変化させなければなりませんよね?
この時に必要になるのが変化スキルです。
変化スキルとは、自分の「できない」ところを「できる」ように変化させる技術のことです。
このときに発生する作業は「覚える」と「理解する」の2つです。
必要な知識を覚えたり理解したりすることによって、得点できる条件が揃ってきます。
例えば、
- 英単語を覚える
- 現在進行形の使い方を理解する
- 円すいの体積の公式を覚える
- 連立方程式の解き方を理解する
- 化学式を覚える
- 密度の求め方を理解する
といったプロセスを指しています。
したがって、変化スキルとは、
- 暗記を効率的に進めるスキル
- 理解を効率的に進めるスキル
と言い換えることができるでしょう。
「勉強の仕方」と聞くと、きっとこれらのスキルはすぐにイメージできるのではないでしょうか?
圧倒的に不足している技術は「発見スキル」
しかし、私の15年以上のキャリアから断言できるのは、変化スキルよりも発見スキルが不足している子が圧倒的に多いという事実です。
しかも、この事実に99%以上の人は気づいていません。
ご本人はもちろん、周囲でサポートしている親や先生でさえ、気づいていません。
上で話したように、外から見ているだけでは、頭の中でどのような思考プロセスを踏んでいるのかが見えないからです。
行動だけを見ていれば、どの子も同じように勉強しているように見えます。
例えば、間違えた問題があれば、ほとんどの場合「間違い直し」をしますよね?
だから周囲で見ている大人は安心してしまうんです。
しっかり間違い直しをしている、と。
でも、同じような行動を取っていても、頭の中で起こっている思考プロセスは人それぞれ全然違うのです。
例えば、
自分が間違えてしまった原因は何だろう?何の知識が足りていないんだろう?
と原因を発見しようとする子もいれば、
間違えちゃった♪さ、やり直さないと♪
と原因を見つけることなく、次の行動に意識を向ける子もいます。
…めちゃくちゃ怖くないですか?
この思考過程のちょっとした違いが大きな差を生み出してしまうんです。
前者の「間違えた原因」を発見できる子は、その原因が解消できたときに自分にOKを出します。
一方、後者の「次の行動」に意識を向ける子の場合、行動したことで自分にOKを出してしまうのです。
「できるようになったかどうか」ではなく、ただ「やったかどうか」だけで自分を評価しているのです。
だから、勉強しても空回りしてしまうのです。
つまり、空回りパターンに当てはまる子のほとんどは「発見スキル」が不足しているので、自分が間違えた原因を発見できていないのです。
この発見スキルがないことによって、
- 本当は理解していないのに分かったつもりになっていたり
- 本当はできるようになってないのに自分ではできるつもりになっているので
- 結果的に「やったかどうか」だけで自分を評価して自己満足している
要するに、勉強したつもり状態に陥ってしまいます。
勉強したつもりになって自分にOKを出してしまうので、結果的に何も成長できないんですね。
だから、勉強が空回りしている子は最優先で自分の「できない」ところを発見する技術、つまり「発見スキル」を身につける必要があります。
空回りを解消するには「発見スキル」を最優先で習得すべし
ここまでをまとめると、
- 「勉強技術」とは「発見スキル」と「変化スキル」に分解できる
- 「発見スキル」とは「自分がその問題を正解できない原因を発見する技術」
- 「変化スキル」とは「できないをできるに変化させるための技術」
- 「発見スキル」不足が空回りの原因だが、この事実は見逃されがち
ということです。
お子さんに必要なサポートは何でしょうか?
さて、ここまで「頑張っているのに成果が出ない原因」を解消するための2つの処方箋について解説してきました。
この2つをクリアできれば、勉強した分だけ知識を頭に入れることができるようになり、タイムラグを解消して成果を出すことができるようになります。
当たり前ですよね?
やった分だけ成長する勉強技術を身につけて、コツコツ勉強すれば自然に成果は出ます。
もし、お子さんがタイムラグの最中にいるのであれば「行動の継続」ができるサポートを必要としています。
一方、お子さんが頑張っているのに空回りしていると感じるのであれば「技術の習得」に取り組むべきです。
お子さんが抱えている課題にふさわしいサポートを選択し、それが解決できれば、いずれ頑張った分だけ成果につなげることができます。
実際に、私の1:1学習コーチングの受講生の方には、このような成果を出している人が続出しています。
受講者の声(一例)
しかし、残念ながらすべての人にこのような成果を出すことはできません。
とても残念なことですが、正直に言って、すべての人にこのような成果をお約束できません。
次に該当する方は受講をお控えください。
- 「なぜ勉強を頑張るのか?」が明確になっていない
- 親がテスト結果でしか子どもを評価できない
- 親が子どもの失敗を許容できない
- 成果を出さなければならない期日が決まっている
それぞれ理由を説明します。
1.「なぜ勉強を頑張るのか?」が明確になっていない
行動を継続するために必要な条件についてもう一度おさらいしておきます。
行動を継続するためには「内的モチベーション」が必須でした。
そして、この内的モチベーションには、
- ゴールの明確化
- 自己効力感の向上
- 心理的安全性の確保
という3つの要素が必要とお話ししました。
「なぜ勉強を頑張るのか?」が明確になっていないのは、つまり「ゴールの明確化」ができていない状態を指します。
- なぜ自分は勉強を頑張ろうと思っているのか?
- 自分は学校の勉強から何を得たいのか?
- 学校の勉強を頑張ることで、どのようなメリットが自分にあるのか?
という問いに対する答えを出せていないと、自分の貴重な時間を犠牲にしてまで頑張り続けることはできません。
いずれ行動を継続できなくなります。
ですので、1:1学習コーチングは「勉強を頑張る理由がお子さんの中でハッキリしている」ことが1つ目の受講条件となります。
2.親がテスト結果でしか子どもを評価できない
行動を継続するために、必要な要素の2つ目に「自己効力感」があります。すでに上で話したとおりです。
自己効力感を向上するには「やったらできた」という経験を積み上げていく他ありません。
つまり日々の成長をしっかりとお子さん自身が拾えるようにならなければなりません。
目の前の1問を、正しい方法で学習したら「できるようになった」「新しく知識が頭に入った」という小さな前進を拾えなければ、「やったらできた」という成功体験に変えることができないからです。
しかし、この自分への評価基準は周囲の影響を大きく受けます。特に、親の評価がお子さん自身の自己評価に与える影響は大きいのです。
したがって、親御さんのお子さんに対する評価基準が変わらない限り、お子さんの自分に対する評価基準が変わることはありません。
テストの結果や点数といった成果だけを見て、お子さんを評価していませんか?
成果と成長は似ているようでまったく別です。成果を出すためには日々の小さな成長を積み上げていかなければなりません。
いきなり魔法のように80点が取れるなんてことはなく、毎日コツコツ目の前のワークを1問ずつ解ける問題を増やしていくような地道な成長を積み重ねていくしかありません。
ショートカットはないのです。
コツコツ小さな成長を積み上げる他に成功ルートはありません。
なのに、成果だけを評価基準にして、日々の小さな成長に目を向けてあげられないのであれば、お子さんが頑張り続けることは難しいでしょう。
偉そうに聞こえたら大変申し訳ありませんが、お子さんのために耳の痛い話をさせてください。
親御さん自身が評価基準を変える気がないのなら、お子さんの行動を変えることはできません。
あなた自身がお子さんのために変わる覚悟がないのなら受講を控えてください。
3.親が子どもの失敗を許容できない
行動を継続するために、必要な要素の3つ目は、心理的安全性の確保です。
これは「失敗しても大丈夫」という安心感をお子さんに持ってもらうことで、安心して行動してもらうための、いわばブレーキの解除です。
つい失敗したときに叱りたくなる気持ちも分かります。それは愛情の裏返しに他なりません。
しかし、失敗する恐怖や不安を抱えているあいだは、内的モチベーションが湧いてくることはありません。
失敗を恐れると挑戦する気持ちが失われてしまい、失敗を隠そうという気持ちが生まれ、結果的に何も学びを得ることができません。
「やってみた結果、失敗しても、そこから学びがあれば前進だよね」という姿勢こそが、小さな成長を積み上げていくカギです。
失敗をネガティブに捉えると、この学びが得られず成長することができません。
もし失敗を許せないならば、本来レッスンから得られるはずの学びも得られなくなってしまいます。
4.成果を出さなければならない期日が決まっている
お察しのように、僕のレッスンで取り組む課題は成果を出すための小手先のテクニックではありません。
短期的な成果が必要ならば、厳しい塾に入れて無理やり行動させるなどの別の方法を選択してください。
僕のレッスンでは「勉強技術」や「内的モチベーションによる行動継続」といった根本的な課題にアプローチしています。
失敗を許容しながら、小さな成長をコツコツ積み上げていく学習スタイルを採用しているので、すぐに成果を求める姿勢では本質的な学びにアプローチできません。
長期戦を覚悟してください。
どちらが絶対に正しいというものではありません。求めるものによって、正解が変わるということです。
定期テストや高校受験など、どうしても必要な点数が決まっていて、成果を出さなければならない期日があるのなら、迅速に成果が手に入る方法を選択すべきです。
タイムリミットが迫っているのなら、その方が成功確率は上がるはずです。
僕のレッスンの設計は、より長期的な視点から「勉強技術」や「内的モチベーション」といった根本的な課題を解決しようとしています。
- 行動した分だけ成長できる勉強技術
- 「自分は努力した分だけ成長できる」という信念
- 「失敗は悪いことではなくそこから学ぶもの」という認知
など、中学校の勉強においてだけではなく、人生を通じて自己成長のために有用なスキルや信念を、中学の勉強を通じて習得してもらいたいと思っています。
つまり、長期的に見れば、本質的な課題へのアプローチこそ成果につながるという考えによって、学習スタイルが設計されています。
ただ、本質的なアプローチだからこそ時間がかかるのです。スキルの習得や信念の書き換えという課題に取り組む以上、長期戦にならざるを得ません。
高校受験など、成果を出さなければならない期日が迫っているのなら、別の方法を選択することをオススメします。
1:1学習コーチングとは?
ここまでお読みいただきありがとうございます。
これより1:1学習コーチングの内容についてご説明します。
1:1学習コーチングとは、
頑張った分だけ成果につながる状態を実現するために「技術の習得」と「行動の継続」にアプローチする1:1オンラインレッスンプログラムです。
レッスンカリキュラム全体の流れ
1:1学習コーチングでは、
- 勉強した分だけ頭に入る「勉強技術の習得」レッスン
- タイムラグを解消するまで「行動を継続する」ために必要なサポート
を提供します。
まず、勉強技術の習得については、次のようなカリキュラムによって進めます。
ステージ1 know 勉強技術の基礎知識を理解するステージ
ステージ2 find 自分の「できない」を発見する技術を習得するステージ
ステージ3 change 「できない」を「できる」に変える技術を習得するステージ
ステージ4 practice 実践で活用できるようにするステージ
最初の2ヶ月間で「勉強技術の習得」をサポートします
まず、最初の2ヶ月でステージ3まで進めます。
この期間を通じて、
- 自分のできないところを発見し
- 発見した「できない」を「できる」に変化させる
ための技術が身につきます。
つまり「発見スキル」と「変化スキル」を習得するための2ヶ月間となります。
ここまで来れば、勉強した分だけ知識に変換できるようになります。
ステージ1〜3で実施するレッスン内容の一例
- 学習に効率的な脳の使い方の基礎知識(検索練習・テスト効果など)
- 戦略的失敗&その失敗を学びに変える方法のレクチャー
- できないをできるに変える5ステップの習得
- 「できるつもり」になっている自分に気づけるようになるセルフチェックの練習
- 「分かったつもり」に陥っていることに自分で気けるようになるセルフチェックの練習
- 記憶の宮殿を使った暗記術
- 問題集を活用した実践的暗記法の練習
- セルフレクチャーによって自分で理解度を高めるための練習
- セルフ作問による効率的復習方法の練習
3ヶ月目以降から「行動の継続」をサポートします
つづいて、3ヶ月目以降はステージ4に移行します。
このステージでは、ステージ3までで習得した勉強技術を、日々の学習や定期テストの実践の場で活用する練習を行います。
習い立ての技術を日々の実践を通じて、自分のものとして使いこなせるようにするための期間です。
つまり、正しい行動を継続するための期間となります。
主なレッスン内容としては、
- 学習計画の作成
- 計画の進捗度チェック
- 「できる」にした範囲の確認テスト
の3つがあります。
学習計画の作成&進捗度チェックをする理由
ステージ4では、計画を立てて、その計画が本当に予定どおりに進められているのか?をチェックします。
ここでのポイントは、実際に予定通りに進められているかどうかが重要ではないという点です。
ここで最も重視しているのは、「自分で予想した計画」と「実際の進み具合のズレ」を自ら認知する練習です。
正しい方法を身につけても、実践がうまくいかない主な原因は、「予想」と「実際の進捗度」とのズレにあります。
よくある失敗ケースは、
テスト勉強計画が思ってたより全然進まない…このままじゃヤバイ…
↓
ダメだ、もう間に合わない!とりあえず全部やるだけやっちゃえ!
といったように、せっかく身につけた技術を活かさず勉強が雑になるという失敗パターンです。
雑な勉強になる原因はテストまでの時間不足&焦りによるものなので、「予想」と「実際の進捗度」とのズレに自分で気づけるようにならなければなりません。
そのため、「ふりかえり学習」によって、このズレを自ら認知するトレーニングをします。
「できる」にした範囲の確認テストをする理由
「できる」にした範囲の確認テストについては、実際に勉強したところが本当にできているかどうか?をチェックするために実施します。
ただ、ここでもやはり実際にできているかどうかが重要ではありません。
日々の学習が空回りする原因は「できるつもり」になっている自分に気付かないことです。なので、この「できるつもり」になっている自分に気づけるようになれば、日々の学習の質が担保されるということです。
実際に確認テストをすると、自分では「もうできるようになった」と思っていても「できない」こともあります。
こうしてズレている自分に気付くトレーニングによって、正確に自分の出来具合や理解度を把握できるようになり、日々正しい方法で学習を進められるようになります。
ステージ4で実施するレッスン内容の一例
- 学習計画の作成
- 計画の進捗度の確認
- 「抜き打ちテスト」による定着度のチェック
- 「自己評価」と「実際の定着度」とのズレを把握する練習
- 「ふりかえり」学習による自己課題の発見練習
- 「ふりかえり」学習による課題改善方法の選択練習
- マイ問題集による復習の仕組み構築
- 日々の学習についての質問への回答
簡単にまとめておきます。
ステージ4のメインテーマは「自己評価」と「実際の自分」とのズレに自分で気づいて、自分で修正できるようになることです。これができれば、正しい学習行動を日々継続できるようになるからです。
これらは「ふりかえり学習」と呼ばれる学習スタイルによって実施されます。
ふりかえり学習とは?
「ふりかえり学習」とは、自らの行動を客観的に見つめ直すことで、自分自身の成長や課題に「自分で気づく」ことを目的とした学習スタイルです。
なぜ「ふりかえり学習」が効果的なのかといえば、
- 当初の計画と進捗度とのズレ
- 「自己評価による理解度」と「実際の理解度」とのズレ
について、自分自身で認知することが、もっとも「やった分だけ自分を成長させるスキル」の習得を促してくれるからです。
言われたことを言われた通りにやるだけならば、一般的な塾に通って、そのカリキュラムに乗るだけで構いません。
しかし、本レッスンは「やればやっただけ自分を成長させるスキル」の育成を目的としています。私があれこれ指示してお子さんを成長させるのではありません。
お子さん自身が自分で自分を育てる力を習得してもらいたいと願っています。
つまり「自己育成力」を身につけることが本レッスンの本当のゴールです。
なぜなら、
- 自分で自分の課題を発見できて
- その課題を克服するための適切な方法を選択できて
- その方法を実行に移すことができる
といった一連のPDCAサイクルを自分で回すことができれば、いくらでも自分で自分を育成できるようになるからです。
別に勉強に限った話ではなく、今後自分で伸ばしたいと思った能力があれば、どんな領域であれ伸ばすことができるようになります。
だから日々のレッスンを、一方通行の指導型ではなく、「ふりかえり学習」という学習スタイル中心に実施しています。
「ふりかえり学習」の良い点はそれだけではありません。
ふりかえりとは、自分自身を客観的に見つめる作業なので、
- 勉強する意味を思い出す機会になったり
- 成長に気づいて「自分にもできそう感」を向上できたり
- 失敗に対する向き合い方を変えることができる
といった効果も期待できます。
もうお気づきだと思いますが、これらは内的モチベーションを高めるための3つの要素です。
つまり「ふりかえり学習」によって内的モチベーションが向上し、行動を継続できるようになるということです。
私が勉強をやらせるのではありません。
お子さん自身が、ふりかえりを通じて自分の思考や本心に気づくことで、自らの意思で勉強するという行動を選択できるようになる、ということです。
つまり、1:1学習コーチングによって得られるものは…
- できないをできるに変える技術を習得し、
- その技術を正しく使って行動を継続できるようにすることで、
- 自分で頑張った分だけ自分を成長させて、
- 最終的に自分が望む成果を自分で引き出すことができるようになるのです。
しかし、このレッスンには弱点もあります。
そもそも勉強する理由が見つかっていないお子さんにとっては、まったく役に立てないカリキュラムです。
なぜなら、やる意味を感じていないことについて、人間は自分で自分を育てようと思えないからです。
だから受講はどうか慎重にご検討ください。
レッスンの回数・時間・場所
回数:週2回(※月8回)
時間:1回40分
場所:オンライン(zoom)
対象者:中学生
受講料
月額56,800円
クレジットカードによる毎月自動更新となります。
※月間の途中での解約であってもご返金はいたしません。
1:1学習コーチングにぴったりな人・そうじゃない人
1:1学習コーチングは拙速な成果を求める方はご遠慮ください。本レッスンは望ましい成果が得られない根本原因と向き合います。根本原因を解決するためには、じっくり腰を据えて課題と向き合わなければなりません。
長年かけて絡まってしまった糸を解きほぐす作業に向き合う覚悟のある方だけご受講ください。
こんな人にぴったりです
- 勉強する理由が明確になっている
- 実際に勉強を頑張る気持ちもあるし頑張っている
- でも思ったように点数が取れない
- 成果を出すには魔法のような近道はないと理解している
- 親が変わらないと子どもも変わらないと理解している
こんな人はご遠慮ください
- 勉強する理由がお子さんの中でハッキリしていない
- 勉強面で自分を成長させたい気持ちがない
- すぐに成果を出したい、出さなければならない
- 成績や点数だけ取れればそれで良い
- 分からないところを教えてほしい
お申し込み方法
まずはこちらの問い合わせフォームより「事前相談希望」とのタイトルにてお問い合わせください。
1:1学習コーチング受講前にご面談を実施しております。
ご面談では、本当に本レッスンが必要なのかどうかを一緒に検討しておりますので、ご不明な点、不安点がある場合には、どうぞお気軽にお問い合わせください。
お申し込みの流れ
まずは問い合わせフォームより「事前相談希望」とのタイトルにてお問い合わせください。通常2営業日以内にご返信させていただきます。
ご面談日程をメールにて調整させていただきます。
zoomを使用してオンライン面談を実施します。まずは親御さんと二者面談ののち、改めてご本人との三者面談を実施します。
ご面談ののち、改めてご家庭にて受講についてご相談ください。
受講を希望される方に決済ページをお送りします。そこからお申込いただくことで正式な受講申込となります。
- レッスンはどのようにして提供されるのですか?
- Zoomを使用してオンラインで実施します。完全1:1形式です。
- レッスンを受講するにあたって準備するものはありますか?
- Zoomが使えるPCもしくはiPad等のタブレットをご用意ください。ノートを共有する際に写真を送っていただくので、カメラがついたタブレットの使用をオススメしております。この他に、特に教材などの購入は必要ありません。
- レッスンは週に何回ですか?
- 週2回、1回40分です。レッスンの曜日と時間は固定しておりますが、月替わりに変更も可能です。なお、月の授業回数は合計8回になります。(※5週目がある曜日は1回お休みとなります。)
- 振替は可能ですか?
- 可能です。基本的にレッスンの曜日と時間は固定しておりますが、柔軟に変更できます。部活や習い事の都合でスケジュールがよく変わる場合もご安心ください。
- レッスンの開始はいつからですか?
- お申込後は、アンケートの回答、オンライン面談を経てからのレッスン開始となりますので、約10〜14日後からのスタートとなります。
- 1:1学習コーチングと塾の違いは何ですか?
- 1:1学習コーチングでは、学習内容そのものに関する指導は行いません。例えば「この問題が分かりません」という質問に答える時間を確保しません。時には問題を解きながら「勉強の仕方」を解説することもありますが、あくまでも勉強の仕方を身につける過程でのおまけ程度です。
一方、塾では、分からない問題があれば教えてくれます。「この問題の解き方が分からない」という悩みは塾で解決してください。両者はお互いの欠点を補い合う相補関係です。1:1学習コーチングで勉強技術を習得すれば、塾で習っている範囲の理解度や定着度を上げることになるため、より成長が加速します。
- 支払い方法にはどのようなものがありますか?
- 原則として毎月クレジットカードによる自動決済となります。銀行振込を希望される方は、3ヶ月ごとに受講料をまとめて頂戴しております。
- 途中で退会は可能でしょうか?
- いつでも可能です。ただし、月の途中でのご解約の場合、授業回数割りでのご返金はいたしかねます。
- サポートに問い合わせるにはどうすればいいですか?
- 質問がある場合はお気軽に[email protected]までご連絡ください。何でもお答えいたします。