【中学生のテスト勉強法】どうやって勉強したらいいか分からない?じゃあ最初に1つだけ覚えてください。

目次

「できない」を「できる」に変えるのが勉強

この記事では『“できない”を“できる”に変えるのが勉強』というお話をします。

そもそも勉強って何?

何したら勉強したことになるんでしょうね。普段勉強してると思うんですけど、学校とか家でも勉強してますよね。じゃあお勉強って何?って言われたら、ちょっと答えにつまらないですか?

で、詰まって出てきた答えが、問題集を解くとか教科書を読むとか、漢字を書く、単語を書く、ノートをまとめるとかこういった答えが出てくるんじゃないかなって思うんですよね。

でもこれは全部違います。違うって言うとちょっと語弊があるんですけどね。これをやることが勉強の本質ではないんですね。

じゃあ何をしたら勉強したことになるのか?

「できない」を「できる」に変える

できないをできるに変えたら勉強したと言えます。

これはめちゃくちゃ大事なことです。この後の動画でも常に“できない”を“できる”に変えるのが勉強だよ、っていう話をするのでぜひここで覚えておいてください。

勉強っていうのは“できない”を“できる”に変えることです。もう少し分かりやすく言うとバツからマルに変えるのが勉強です。問題集を解いたら分からないところってありますよね?できないところってありますよね?

で、そこってバツを打ちますよね。そのバツをマルに変えるのが勉強だと思ってください。で、バツからマルに変わってなかったら、それは勉強とは呼べないんですね。元々バツっていうのは“できない”っていうことですよね。“できない”が“できない”のままだったらそれは勉強じゃないんですね。

自分ができなかったところをマルに変えて、初めて勉強したと言えます。つまり、何をやったかではなくやった結果どうなったか。結果が大事なんですね。ものすごい大事なのでもう一回言いますけど、勉強っていうのは何をやったかではありません。やった結果、何かをやった結果どうなったか、これが大事なんです。

問題集解きました、教科書を読みました、漢字書きました、単語を書きました、ノートをまとめました。

「で、どうなったの?」

これが大事なんですね。やった結果バツだったものがマルに変わった、これが勉強です。バツのものがバツのままだと、勉強じゃないっていうことですね。

で、マルになった?

この質問をいつもしてみてください。自分に問いかけてみてください。勉強しますよね、問題集解いたり分からないところ調べたり色々しますよね。で、それが終わった時に自分で質問してみてください。もしマルになってなかったら、それは勉強したことにならないんですね。

なので、そのままで放っておかずに、これからじゃあ何にしたらいいんだろうな、私に足りないのって何なんだろうな、こんなふうに考えてマルに変わるようにやるべきことをやってみてください。

 

「できる」の3条件

このレクチャーでは、『“できる”の3条件』についてお話ししたいと思います。
“できる”には三つの条件があるんですね。一つ前のレクチャーでは「“できない”を“できる”に変えるのが勉強だよ」っていうお話をしました。じゃあ、その“できる”って何なのか?
その三つの条件について詳しく見ていきたいと思います。

正しくできる

まず一つ目は「正しくできる」。当たり前ですよね。“できる”っていうのは、バツだったら“できる”にならないですよね。なので、まずは「正しくできる」ことが一つ目の条件です。
で、惜しいはバツです。
こんなことってないですか? 「今回はたまたまミスしただけ!次はできる」、「よく読んでいなかっただけ」、「惜しかった」こんなふうに思うことってありますよね?
でも、こういうのも全部バツです。だって“できる”になっていないので、そこでOKにしない。バツからマルに変えられるように勉強を続けてください。

自分ひとりでできる

二つ目は「自分ひとりでできる」。これが“できる”の二つ目の条件です。
テスト本番では誰も助けてくれません。それはそうですよね。テストの本番中に「ちょっとごめん、これを教えてくれない?」って言うと、これはカンニングです。参考書とか持ち込んで、「先生ごめんなさい、ちょっと待ってください。調べます」とはできないですよね。
テストの本番は、自分の頭の中以外は何も頼ることができない。だから、自分ひとりでできるようになっていないと、それは“できる”とは言えないんですね。

例えばこんなことってないですか?
問題集を解いてみて分からないところがあった。分からないところがあったら、
Aくん「ちょっとこれ分からないんだけど、教えてくれない?」
Bくん「ああ、そういうことなんだ。ありがとう。分かった、解けたわ。」
こんなことってありますよね。でも、これは自分ひとりでできていない。なので“できる”とは呼べないんですね。

他も一緒ですね。
問題を解いている最中に「うわっ、何これ、分からん。なんだったっけ、思い出せそうなのに思い出せないなあ。ちょっと答え見よ」って思うことありますよね。ちょっと解説を読もうとか、参考書を調べよう、教科書を見てみよう、みたいに思うことってないですか?
何かを見たのに「なるほど、これね。はい、思い出した!」みたいな感じでマルにする。でも、これはマルにしてはダメなんですね。だって、自分ひとりで解いていないから。
私は授業中にいろんな人に聞くんですけど、こうやって聞くと「正直めっちゃあります」ってみんな答えてくれるんですね。皆こういう経験があると思います。でも、それでOKにしちゃったらダメなんだよ、っていうことを今覚えてください。
もう一個、これは見逃されがちなんですけど、事前に何かを見て解く。これも駄目です。なぜかと言うと、直前に見てたら覚えていますよね?だから答えられちゃうんです。あくまでも、自分ひとりの力でできるようになっていないとダメです。

テスト当日にできる

“できる”の三つ目の条件は「テスト当日にできる」。
これが結構頭から抜けがちなんですけど、例えば前に解けなかったけれど、今は解けるようになっているとします。「マルになった!」と思いたいですよね?「自分ひとりの力でできるようになった。よし、これで大丈夫!」って思いますよね?でも、それが落とし穴になっちゃうんですね。
今できても、テスト当日にできるかどうかは分からないですよね。だって人間って忘れちゃいますもんね。なので、今できるからといって油断しちゃ駄目なんですね。今できても、テスト当日にできないっていうことが起こってきちゃうわけです。
なので「今できることをテスト当日もできる」状態を目指してください。今できるっていうのは、まだ道の途中だって思ってください。

じゃあ、今できる状態をテスト当日までキープしようと思ったら、何をしたらいいのか。忘れないために復習することが大事になってきますよね?なので、今できた、今自分ひとりで解けたからといって、油断せずに復習することが大事です。

まとめると、テスト当日に自分一人で正しい答えを書けるようにするのが勉強っていうことです。
勉強っていうのは“できない”を“できる”にすることですよね。もっと具体的に言うと、テスト当日に、自分ひとりで、正しい答えを書ける。この三つの条件が揃ったら“できる”と言えます。この三つの条件を外さないように勉強してみてください。

勉強と作業のちがい

『勉強と作業のちがい』って何か分かりますか?
もし、あなたが「勉強をめちゃくちゃ頑張ってるぞ」って思っていても、なかなか点数が上がらないなって思っているとしたら、それはもしかしたら勉強と作業のちがいが分かっていないからかもしれません。
つまり、勉強したつもりになっているけれども、実は勉強になっていなくて作業をしてしまっているということかもしれません。
てことで、勉強と作業のちがいを知っておくことがとても大切なので、ここでは勉強と作業のちがいについてお話しします。

勉強とは?

では、もう1回確認しておきましょう。
勉強ってなんなのか?
さっきのレクチャーでも言いましたね。「“できない”を“できる”に変えるのが勉強ですよ」、「バツをマルに変えるのが勉強ですよ」
こういったお話しをしましたね。何をやったかじゃなくて、何かをやった結果どうなったか、できるようになってるか、っていうのが大事なんですね。
その“できる”っていうのには三つの条件があります。
一つ目が「正しくできる」、二つ目が「自分ひとりでできる」、三つ目が「テスト当日にできる」。この三つが揃って初めて“できる”なんですよっていうお話をしましたね。

作業とは?

一方で、作業とはなんなのか?
“できない”を“できる”に変える、その中間にあるのが作業だと思ってください。
下に作業の例があると思うんですけど、一つずつ読んでみたいと思います。


問題集を解く、ノートをまとめる、マルつけをする、調べる、解き直しをする、教科書を読む、漢字・単語を書く、人に聞く、、、etc
こういうのが作業なんですね。で、こうやって作業の例を見ていたら、こんなふうに思いませんか?
「あれ、これって勉強じゃないの?」
もちろん勉強なんですけど、思い出してくださいね。大事なのは何をやったかじゃなくて、どうなったかですね。つまり、問題集を解いたから勉強したんじゃなくて、問題集を解いた結果、できるようになったから勉強したって言えるんですね。
頑張っているのに成績が伸びてこない、頑張っているのに点数が上がらないっていう人は、この作業のところばかりに目が向いてしまって、「最後にできるようになってるかどうか」、ここを見逃してしまっているんですね。
まとめます。

作業をして「できる」に変える
これが勉強です。作業はあくまで方法なんですね。何をやったか、こればっかりに目を向けてしまわないように。それらは全部作業です。作業と勉強の違いを意識しながら勉強していきましょう。

勉強中のバツはラッキー

『勉強中のバツはラッキー』と聞いて、バツなのにラッキーってなんだか変だと思いませんか?

勉強中はバツで喜ぶ

つまり、勉強中はバツで喜んでほしいんですね。なぜかと言うと、テストまでにバツが見つかったら、そこを直せるからです。

「私、ここ覚えてないなあ。じゃあ覚えよう!」

ってなりますし、

「えーと、徳川家康って漢字が分からんわ。どうやったら書けるんだろう?なるほど、こうやって書けばいいんだ!」

と直せますよね。そしたらテスト当日も、当たり前ですけどマルになるじゃないですか。

逆に、バツが発見できないとどうなるか。

テスト当日に点数が取れないですよね。直せなかったら点数が上がらないので、バツを発見できたらラッキーと思ってください。で、テスト本番までに直しましょう。

勉強中のマルはクールに受け止める

一方で、勉強中のマルはクールに受け止めてください。勉強中のマルはあえて喜ばないでください。

喜ばないって言うとちょっと語弊があるんですけど、あえてクールに受け止めてほしいんですね。マルで喜んじゃったら、「よっしゃできるわ、もう大丈夫!」みたいな感じで、ついつい油断しちゃうんですね。

もしかしたら、今できていても本番までに忘れてしまう可能性もありますよね。だからマルはクールに受け止めて、

「まあ、これぐらいだったらテストまで覚えていられるわ」

「マルになったけど、まだまだここは怪しいな」

みたいな感じで、ちょっと冷静な目で受け止めてみてください。自分を冷静に見て、マルも冷静に見て、次に何をしたらいいのかを考えてみてください。

では、どこで喜ぶのか。それは、バツをマルにできたら喜んでください。なぜかと言ったら、点数が上がるからです。

最悪なのはバツをスルー

バツがマルに変わったら、その分だけ点数って上がりますよね。最悪なのはバツをスルーすることです。よくありがちなのが、勉強中にマルが出たことを喜んで、「やったー!俺、こんなに合ってる」みたいな感じです。

じゃあ、バツのところをどうするのか。実際、バツをスルーする人が多いんですね。

いやいや、バツを直さなかったらテストの点数は上がらないよ、っていうことなんです。バツがマルに変わったら、その分だけ点数って上がりますよね。だから、バツはスルーしないでください。バツが出たら喜んで受け止めてマルに変えていきましょう。

 

勉強中に捨てるべき2つの「恥ずかしい」

このレクチャーでは『勉強中に捨てるべき2つの「恥ずかしい」』ということについて話したいと思います。

バツが恥ずかしいを捨てる

まず一つ目は「バツが恥ずかしいを捨てる」。

前のレクチャーで、バツをスルーするのは最悪ですよ、っていう話をしたと思うんですね。で、その反対に「恥ずかしい」って思うこともやめてほしいんですね。最悪ではないんですけど、やめてほしいんです。

なぜかと言うと、恥ずかしいとか隠したいとかと思ってしまうと、「バツをスルーする」っていう結果につながっていきがちなんですよね。

「あ、バツだった。恥ずかしい」「はあ、嫌だな。ほんと恥ずかしい、隠したい」って思ったら、「でも、これは本当は分かっていたから大丈夫」とか「惜しかったし、まあ本番は大丈夫」「これはケアレスミスだから、私は分かってるしOK」と、ついつい思ってしまいがちなんですよね。

こんなふうに思っちゃうと、結果的にバツをスルーすることにつながっちゃうんですよね。ついつい、バツを認めたくないっていう気持ちが働いちゃうわけです。

気持ちはよく分かりますが、恥ずかしいって思わないでください。恥ずかしいは捨てましょう。知らないことは全然恥ずかしいことじゃないんですね。知らないことのほうが多くて当たり前なんですよ。バツが出たところで、そんなの当たり前ぐらいに思っていればいいんですね。そのバツを直していく、それだけです。

忘れて恥ずかしいを捨てる

二つ目は「忘れて恥ずかしいって思うことを捨てましょう」です。

何かを忘れて恥ずかしいな、って思うことはないですか?さっき先生に教えてもらったばっかりなのに「思い出せない、もう忘れちゃった。恥ずかしいな」って思うこと、ありますよね?

でも、それも捨てちゃいましょう。

人間というのは忘れるようにできているんですね。どういうことかって言うと、生きていたら嫌なことって起こりますよね?つらいこと、悲しいこと、腹が立つこととか色々起こりますよね?

最近、私は腰が痛いんです。それで、腰痛改善クッションみたいなのがあって、いいじゃんと思ってネットで4000円で買ったんです。注文後に別のサイトをのぞいたら同じものが3000円で売ってたんです。「マジでもったいねえ」みたいな、こういうときってショックを受けるんですよね。

最近なんか嫌なことがあったかなと考えてみたら、そんなことが思い浮かんだので例にしたんですけど、こんなふうに小さいことも大きいことも色々あります。そうした嫌なことをいつまでも覚えていたら、すごい生きづらいと思いませんか?

例えば、私が30年近く生きてきて、これまで起こったことを全部覚えているとしたら、その人生は生きづらいものになっていると思います。

人間っていうのは、そういうつらさを覚え続けずにいられるようにできているんですよね。つらいこと、嫌なことを覚えていなくても済むように、毎日を楽しく生きられるように、忘れることがプログラムされているんです。だから、忘れたとしても全然気にしなくていいんです。

もし、塾の先生が「なんでお前、そんなすぐに忘れるんだ」とか「この前やっただろ」と言ってくるとしたら、教えてもらう先生を変えたほうがいいくらいです。

人間は忘れるのが当たり前なので、そんなのいちいち気にしていたらだめです。忘れるのが当たり前だからこそ、じゃあどうやって工夫していくか、どうやったら忘れなくて済むか、といったことを考えていけばいいんですね。忘れることは全然恥ずかしいことではありません。

もっとも危険なことは敗北よりもむしろ自分の敗北を認めるのを恐れること

スッと入ってこない一文ですけど、簡単に言ったら、

一番危険なことはマイナスそのものではなくて、そのマイナスを認めないこと

です。

「うわ、ここもバツを出しちゃった。恥ずかしいわ」って思いますよね?「ここを忘れて恥ずかしいなあ」って思っちゃいますよね?

でも、そういう気持ちがあると、マイナスを受け止められないんですね。認められないんですね。認められないと、「次どうしよう?」「次どうやって工夫したらいいのかなあ?」という発想になかなかならない。

まずは、マイナスや失敗を全部受け止めちゃってください。バツを出してもいいし、間違えてもいいし、忘れてもいい。全然いいんです。バツを出したら、次どうすればいいのか。どうやったらバツを出さなくて進めるのか。そんなふうに考えてみてください。

 

できない⇨できるに変えるための間違い直し

勉強するうえで大切にしてほしい『できない⇨できるに変えるための間違い直し』についてお話します。

≪復習≫勉強とは?

もう何回も話しているので、「またかよ」って思うかもしれないんですけど、ほんとすごい大事なことなので何回もしゃべります。

「“できない”を“できる”に変えるのが勉強」でしたね。で、その“できない”を“できる”に変えるというのは、具体的に言うとバツをマルに変えるっていうことなんですよね。

問題集とかを解いてみてバツが出たら、そのバツをマルに変えていく、これが勉強なわけです。こうすれば、点数って伸びていくんですよね。

バツ⇨マルに変えるための間違い直し

よく「間違い直しをしましょう」って言われますよね。

「間違い直しってすごい大事だよ」「間違い直しをしなかったら点数は伸びないよ」とかってよく言われると思うんですけども、まさにその通りで、間違い直しをして“できる”に変えていくんですね。元々できなかったものを直して“できる”に変えていく。これが間違い直しです。

間違った間違い直ししてませんか?

「間違い直しをしよう」って言うと、多くの人が勘違いしてしまうことがあるんですけど、何かって言うと、

マルつけして答えを書いて終わり。以上。

これが間違った間違い直しなんですね。マルつけして答えを書いて“できる”に変わりますか?っていうことなんです。確かに、バツのところを見て、その答えを赤ペンで書きますよね。間違い直しをしてるっぽく見えますよね。一見すると、それって間違い直しじゃないですか。だから、みんな勘違いしちゃうんですよね。

でも、もう一回考えてみてほしいのが、間違い直しというか勉強についてです。勉強っていうのは“できない”を“できる”に変えることですよね。マルつけして赤ペンで答えを書いてオッケー。これ、間違い直しと言えますか?

言えないですよね。

マルつけの後からが本番

マルつけして答えを書いて終わりじゃないんですね。マルつけして答えを書いて、その後が大事だよ、ということです。

マルつけの後で人に聞いたり、調べたり、解き直しをしたりして、自分ひとりでテスト当日にできるようにする

これが「間違い直しをしなさい」という言葉の意味です。ここを間違えないようにしましょう。

 

バツのところだけを繰り返す

間違い直しの後はどうすれはいいか?それは、ずばり『バツのところだけを繰り返す』ことです。

テスト勉強は時間との勝負

テスト勉強ってほんと時間との勝負だと思いませんか?全然時間ないなー、って思うことってないですか?

テスト勉強って時間をどう使うかがほんとに大事なんですよね。その時に無駄な時間って一切使っていられないじゃないですか。だからこそ、このバツのところだけを繰り返すっていうことに集中してほしいんですね。

勉強って繰り返しが大事ってよくいわれますよね。でも、普通にやっていたら「もう時間が足りないんだもん」ってなっちゃうじゃないですか。それを解決するためにバツのところだけを繰り返すっていうことをしてほしいんです。

なんでバツのところだけを繰り返すか?いつも言うやつですね。これを思い出してほしいんです。

“できない”を“できる”に変えるのが勉強

ですよね。じゃあ、“できない”ところだけをやればいいじゃないですか。“できない”ところだけを繰り返して“できる”に変えればいいんです。

バツのところだけを反復する

勉強をバツの反復に絞れば、時間が超短縮できますよね。マルのところもやらなくていいわけです。だって、マルのところはほっといても点数が取れるわけですから、マルのところはやんなくていい。バツが出たらそこだけやればいいんですね。

たまたまマルになった問題とかってあると思うんですけど、そういうのはバツとして扱ったほうがいいですね。たまたまマルになったやつはバツとして反復するんですね。

で、チェックしておきたいのが、バツが出たら必ずその場で解き直しをしてください。その場で一回は繰り返すということが大事なので、

バツが出たらその場で必ず解き直す⇨バツのところだけを繰り返しやる

これを覚えておいてください。

「できない」ところだけやればいい

“できない”ところだけを集中してやって“できる”に変えていけば、その分だけ点数が上がっていきますよね。これが時間がない中で効率的に進めていく勉強の正しいやり方です。

 

バツがなくなるまで繰り返す

さっきのレクチャーの続きなんですけど、さっきは「バツのところだけやったらいいですよ」っていう話をしました。このレクチャーでは「バツがなくなるまで繰り返しましょう」というお話をします。

そのページが満点になるまでやる

問題集とかを進めるとき、最初のページから1ページ1ページ順番にやっていくと思うんですけど、というか1ページずつ進めていくようにしてほしいんですけど、そうやって進めていく際に、いつもそのページを満点にしてから次のページに進むようにしてほしいんですね。バツが一つもなくなるまで反復してください。

つまり、バツはその場で全部解き直して、一個もなくなるまで繰り返ししてほしいんですね。

以前、ピアノの全国大会に出たある生徒さんを指導したことがあるんですけど、その子に聞いてみたんですよ。曲名はもう忘れちゃったんですけど、ものすごく弾くのが難しい曲を練習してたんですよね。で、「どうやって練習してるの?」って聞いてみたんです。

その子が言ったのは、曲の最初から練習を始めて、弾けない小節が出てきたら、そこをひたすら練習するんだそうです。その小節が弾けるようになるまで次には進まず、その弾けないところを弾けるようになるまでずっと練習を繰り返す、って言ってたんですね。

ああ、なるほど。すごいなー!って思ったんですけど、まさに勉強もこれと同じなんです。バツが一個もなくなるまで繰り返し繰り返しやるようにしてみてください。バツが出たらその場で解き直しして、一つもバツが無くなるまで繰り返してください。

先を焦って中途半端はダメ

なんで中途半端がだめなのか。なんで一個一個バツを全部潰して、そのページのバツを全部潰してから次に進んでほしいのかって言うと、「記憶の干渉」っていうのが起こるから、なんです。

「記憶の干渉」って多分聞いたことのない言葉だと思うんですけど、簡単に言うと、一個のことを覚える前に次のことを覚えようとしたら、両方とも忘れちゃうっていうことです。

例えば、お母さんに買い物を頼まれたとしますよね。

母「ちょっとスーパーへ行って、これ買ってきてくれない?リンゴと牛乳と、それからみかんとバナナとヨーグルトと…」

とかっていっぱい言われたとしますよね。最初のほうは覚えていられたのに、次から次に言われたら途中からもう何がなんだか分からなくなっちゃって、最初のほうに言われた「これ買ってきて」っていうものまで忘れてしまう。これが記憶の干渉なんですね。

でも、逆に一個一個を覚えていけばいいんですね。一個を確実に覚えたと思ったら次に進む。こうやって一個ずつ確実に進めていけば、全部覚えられるんです。だから、一つひとつ着実に進めていってください。

難しすぎて全部マルにできないよ…

そうやって言うと難しすぎて、全部マルにできないって思うかもしれませんよね。なので、ハイレベル問題は飛ばしてもいいです。

なんでかって言うと、ハイレベルは飛ばしても70点には届くからです。一応、このサイトでは70点を取るための勉強の仕方をお伝えしています。

で、ハイレベル問題っていうのは、はっきり言って90点を超えたい人だけがやればいいんですね。70点とか80点を目指している場合には、そんなハイレベル問題をやる必要はないわけですよ。なので、ハイレベル問題は飛ばしたほうが時間がかからなくて済むんです。

ハイレベル問題を解こうと思ったら、めっちゃ時間がかかりますよね?理解しようと思ったら、めっちゃ時間がかかって全然進まないよ、ってなったことないですか?そうなっちゃうと時間がなくなってしまうので、ハイレベル問題は飛ばしてもいいです。

もし、どこがハイレベル問題なのかが分からなかったら、先生に聞いてみてください。塾の先生とか学校の先生に、「私には難しすぎる問題はいったん飛ばそうと思うんですけど、ハイレベル問題ってどれですかね?」みたいな感じで聞いてみてください。

ハイレベル問題は飛ばして時間を節約していきましょう。その節約できた時間でバツが無くなるまで繰り返したほうが、結局、点数って上がると思います。

もう一回整理しておくと、

バツが出た時にはバツのところだけをやる。そして、バツが一つもなくなるまで繰り返しやる。

これが点数を上げるための正しい勉強の仕方です。

 

正しい勉強の仕方・間違った勉強の仕方

このレクチャーでは「正しい勉強の仕方・間違った勉強の仕方」について比べてみたいと思います。

これまでのレクチャーで、正しい勉強の仕方について色々とお話ししてきました。バツのところを繰り返しやりましょうとか、色々お伝えしてきたと思うんですけど、その一方で、間違った勉強の仕方っていうのもお伝えしてきたと思います。なので、ここでいったん整理して比べてみたいと思います。

比べてみよう

一個ずつ比べていきましょう。

まず一個目、正しい勉強の仕方なんですけど、勉強中のバツを認めてバツを喜びましょう。バツはラッキーですね。

一方で間違った勉強の仕方っていうのは、勉強中のバツをスルーすることです。マルを喜んで、「やったこんなに解けた。俺、大丈夫だわ」「こんなにバツが出た。最悪~」以上。みたいな。これダメですよね。

で、二つ目。バツがなくなるまで間違い直しをしてください。バツが出たら、その場でできるようになるまで繰り返す。繰り返し繰り返し間違い直しをしてください。間違い直しっていうのは“できる”に変えるっていうことでしたよね。

一方で、間違った勉強の仕方は、間違い直しをしないっていうことです。赤ペンで答え書いて、以上!みたいな。これはダメですよね。これじゃあ“できる”に変わってないので、点数も伸びていきません。

最後の三つ目は「正しく、自分一人で、テスト当日に『できる』を目指す」。これが正しい勉強の仕方です。“できる”っていうのは、正しく自分一人でテスト当日にできるようになる。これを目指すのが正しい勉強の仕方です。

一方で、間違った勉強の仕方っていうのは、「ああ惜しかったなあ、次は大丈夫だろう」と思って、答えを見たり教科書を見たりしながら解いてマルになったからOK。分からないところを人に聞きながらやって、「OK。次どうすんの?どうやって解くの?ほんでほんで?ああ、なるほど。解けた、ありがとう!」

このやり方、自分一人で解いてないですよね?これじゃあダメです。今できているからOKって思ってもダメなんですね。テスト当日にできるようにしていないと点数は取れませんよね。テスト当日にできるようにするからオッケーだと思ってください。

正しい勉強の仕方は時間がかかる?

こうやってみてくると、正しい勉強の仕方って時間がかかるなあって思いませんか?

確かに正しい勉強の仕方は、きちんとやろうと思ったら時間がかかるかもしれません。でも、それって最低限やることはあるっていうことなんですね。

水やり三回しても花は咲かないですよね?花を咲かそうと思ったらまず種まきして、水やりして、雑草とかが生えてきたら抜いて、花に栄養が行き渡るようにしてあげて、ようやく花が咲くじゃないですか。

水やりを三回したら花が咲きますか?咲かないですよね。水をやってるだけでビチャビチャになって終わりですよね。まず種をまけよって話じゃないですか。まず種をまいて、そっから三回水やりしようね、雑草が生えてきたら抜いてあげる。こうやって花は咲きますよね。

やるべきことをやれば花は咲きます。

「赤ペンで答えを書いて、以上!こういう勉強をやっていても花は咲かないんですけど、しっかりとやるべきことをする。さっきお話ししたような正しい勉強の仕方をすれば、必ず点数は伸びていきます。なので、どうせやるなら正しい勉強の仕方をして点数を伸ばしていきましょう。

 

できない⇨できるに変える3ステップ

この後から、いよいよ本格的に勉強の仕方を詳しく解説していこうと思うんですけど、その前に全体の流れとして、『できない⇨できるに変える3ステップ』についてお話ししたいと思います。

正しい勉強の仕方は3ステップ

どんな手順で進めていくのかっていうと、まずは「できないところを見つけましょう」。これがステップ1です。

できないところを見つけたら、次は「できない原因を突き止めましょう」。これがステップ2ですね。

最後、できない原因が分かったら、その「できない原因を解決していきましょう」。こんなふうにして進めていきたいと思ってます。

一見すると「なんか難しそうなことを言ってるなあ…」って思うかもしれないんですけど、一個一個詳しく見ていけば、そんな難しい話はしていないので大丈夫です。

できないところを見つける

まずはそのステップ1です。「できないところを見つける」ってどういうことか。

勉強っていうのはバツ探しからスタートですよっていうことなんですね。「できないところ=バツのところ」ですね。つまりバツを探すのがすべての勉強の始まりですよ、ということです。

例えば歯が痛い時のことを考えてみると、まず最初に「あれ?歯が痛い…」と気づきますよね。ここがすべてのスタートじゃないですか。勉強も一緒なんですね。ダメなところ・よくないところを探すのがすべての始まりです。これがステップ1です。

できない原因を突き止める

続いてステップ2、できない原因を突き止めます。

できないには原因があるんですね。なんでできないのか?その原因を突き止めていくのがステップ2です。原因を突き止めるって言っても、目安がないとなかなか原因って分からないと思うので、それを4タイプに分けて、その原因の目安を示しました。

その4タイプそれぞれに原因の解決策も違うので、まずはバツの原因を突き止めましょう、というのがステップ2です。

「歯が痛い」っていう例で言えば、「歯が痛い原因ってなんだろう?原因は虫歯だ!!」と、まずはそうやって原因を突き止めないといけないですよね。それがステップ2です。

で、さっき言ってた「できない原因の4タイプ」なんですけど、こんな感じで分けています。

今は詳しいお話はしないんですけど、こんなことがあるんだなあと、この4タイプがあるんだなぐらいで思っとおいてください。また後から詳しくお話しします。

できない原因を解決する

最後ステップ3、「できない原因を解決する」。

ステップ2でできない原因を突き止めましたよね。じゃあ、それを解決しましょう!っていうのがステップ3です。

歯痛の例で言ったら、「歯が痛い。虫歯だ!」と分かったら歯医者へ行きますよね。原因が分かったらそれを解決しましょう!っていうのがステップ3です。

この解決策っていうのがバツをマルに変える一番大事な部分なので、ここはまた別の記事で詳しく解説したいと思います。

慣れれば呼吸をするようにできる

最初に言葉で見た時は「なんかややこしそうだなー」って思ったかもしれないんですけど、やっていることはシンプルなんですね。

「歯が痛い」、まずこれに気づきましょう。で、気づいたら「なんで歯が痛いんだろう?」と、その原因を突き止めましょう。鏡で見て「あ、穴が空いてる。虫歯だ!」と気づきましたよね。原因を突き止めましたよね。で、突き止めたら歯医者に行こう。

これを言葉にしたら、「できないところを見つける」→「できない原因を突き止める」→「できない原因を解決する」って言ってるだけです。なので、やっていることは全然難しいことじゃないんですね。だから、慣れれば本当に呼吸をするようにできます。

実際に点数が良い人っていうのは、これが呼吸をするようにできているんですよね。普通に当たり前のようにやっている。だから点数が良いわけです。で、それを身につけていきましょう!ってのが、この講座が目指しているゴールです。お楽しみに。

 

おわりに

この記事ではテスト勉強を効率的に進める上で欠かせない基本中の基本を紹介しました。

次のレクチャーでは勉強に取りかかる前の準備について解説しますね。

テスト勉強を始める前の準備と予備知識