【中学生のテスト勉強法】ケアレスミスを限りなくゼロにする対策

タイプ4「分かっているけどできない」の解決策

このレクチャーでは、『タイプ4「分かっているけどできない」の解決策』についてお話ししたいと思います。

タイプ4「分かっているけどできない」

 

タイプ4「分かっているけどできない」とは、完全に分からないわけじゃない…、内容は分かっているんだけどミスが出てしまう。これがタイプ4です。タイプ3と一緒で、完全に“できない”わけではなくて“できる”の一歩手前にいますよ、っていうことですね。

 

実際の例を見ていきましょう。

 

答えは「an」ですね。「anって分かってたのにaって書いてしまう…」そんなことってありますよね。「あ、これappleだからanじゃん。母音で始まる名詞の単数形だからanじゃん」って分かるわけです。でも間違えちゃう。こういうことってありますよね。

 

続いていきましょう。

 

【問題】xについての方程式7x+5=6x+4aの解が3であるとき、aの値を求めなさい。

はい、xに3を代入しました。計算して解きました。解いたけど、計算ミスして間違えちゃった。やり方は分かっている。でもミスが出てしまう、できない。これもタイプ4です。

 

続いて3つ目の例。

 

これは顕微鏡の倍率を出す問題なんですけど、この顕微鏡の倍率っていうのは、Aのレンズの倍率×Cのレンズの倍率で出るんですね。つまり10×40で出ます。答えは400。でも、なぜか足し算しちゃった。10+40をして50にしちゃった。こういうのがタイプ4のミスですね。やり方は分かっていたはずなのにミスっちゃった。これがタイプ4です。

いわゆるケアレスミスが原因

 

さっきもこの図を出しましたけど、分かっているのに“できない”とは、まさにケアレスミスですよね。

タイプ4は簡単に言うと「ケアレスミス対策」です。

この記事ではケアレスミスの解決策についてお話ししたいと思っています。

ケアレスミスは一番治りにくい

その前に知っておいてほしいことは、ケアレスミスは一番治りにくいということです。なんでかって言うと、たまたまミスしたで済ませちゃうからなんですね。「分かっていたから大丈夫!」って油断しちゃうんです。その油断が反省につながらないんですね。

「あーまたミスしちゃった」

「ほんとは分かっていたし、次は大丈夫!」

「なに、この問題ちょっと分かりづらいわー」

「分かりやすく書いてくれてたらそんなミスしなかったのに…」

のように、ケアレスミスは反省につながりにくいんですよね。だから、なかなか治らないんです。

「自分は分かっているから大丈夫」って安心しちゃうんですよ。油断しちゃうんです。結果的に「できないのに自分は安心してる」、その事実に「ヤバイ」って思わない限り治らないです。自分で危機感を持たない限り治りません。

ということで、まずはケアレスミスについては自分で「ヤバイ」と思ってください。それが1つ目の解決策です。気持ちの問題と思うかもしれないですけど、マジでそうです。油断がケアレスミスを生んでいます。自分が反省しないことがケアレスミスを生んでいるんですね。

で、これだけ言っていても「絶対に大丈夫‼︎」と思っちゃうんですね。ケアレスミスについてはどれだけ言ってもなかなか治りません。一番治らないんですね。治らないのは分かっているんですけど、言わせてください。自分で「ヤバイ」と思わない限り治らないです。マジでヤバイと思ってください。

 

「分かる」が油断を生む

ケアレスミスをして安心しているうちは点数が上がりません。これからケアレスミスの原因とか解決策とかについて詳しいお話をしていこうと思うんですけど、いくらお話ししても自分で「ヤバイ」と思わない限りは治りません。まず、そのことだけ最初にお伝えしておきたいと思います。

 

ケアレスミスの5パターンを知っておこう

このレクチャーでは、『ケアレスミスの5パターンを知っておこう』というお話をします。

ケアレスミスの5パターン

なんでパターンを知っておいてほしいかというと、あらかじめパターンを知っておいたら、それに対応できるからですね。

例えば野球で言ったら、相手のピッチャーが持っている球種をあらかじめ知っておくと、バッターは有利ですよね。球種っていうのは、ストレートとかカーブとかスライダーとかシュートとか、変化球も含めたらいろいろあるのですが、相手のピッチャーがどんな球を投げられるのか、それをあらかじめ知っておく必要があるんですね。

あらかじめ知っておいたらバッターボックスに立ったときに対応できるからです。「あのピッチャーは、カーブとストレートとシュートがあるな」って心の準備ができますよね。

それと同じなんですね。ケアレスミスのパターンを知っておいたら、あらかじめ準備ができます。

 

では、ケアレスミスの5パターンを見ていきましょう。

 

まず1つ目「解くスピードが速すぎる」。自転車でもスピードを出し過ぎたらすぐに止まれないですよね。まったく同じかどうか分からないですけど、速すぎたらこけちゃうこともありますよね。それと同じです。

2つ目が「字が小さい、汚くて読みにくい」。これ、ほんとによくあるパターンですね。9って書いているのか4って書いているのか分からないとか、ひどいときには5って書いているのか8って書いているのか分からないとか、いろいろありますよね。パっと見て読めなかったらダメってことですね。

3「途中式を書かない」。これも本当によくあるのですが、解決策はあとからお話しします。途中式は書きましょう。途中式を書かないことでミスがよく起こってしまいますよ、ってことですよね。

4「本番の緊張感に負ける」。これもありますね。なんでもそうですね、本番の試合に行ったら緊張して自分の実力が出せないとか。緊張状態にあるからケアレスミスが出てしまうこともあります。

5つ目「そもそもケアレスミスではない」。これは、5パターンに入れていいのか分からないんですけど、そもそもケアレスミスって自分では思っているけど、実は実力不足みたいな、そんなことがあるのです。またこれも、あとで詳しくお話ししようと思うのですが、まずこの5つのパターンがあるっていうことだけを知っておいてください。

 

ケアレスミスの解決策①

では『ケアレスミスの解決策①』についてお話ししたいと思います。

解くスピードが速すぎるなら…ゆっくりと

1つ前のレクチャーで、ケアレスミスの5パターンを確認しましたね。その1つ目のパターン「解くスピードが速すぎる」そのためにミスしてしまう、っていうパターンです。当たり前なんですけど、ゆっくりにしましょう。

ただゆっくりにするだけじゃなくて、ゆっくりにした分、ちょっと自分に余裕ができますよね。その余裕ができた分、もう一人の自分でチェックしながら解いてみてください。

もう一人の自分っていうのは、自分の中に何人かの自分をつくる感じです。例えば家族に見せる顔と、友達に見せる顔って違いますよね。きっと同じテンションで接してはいないですよね。友達ってひと口に言っても、部活の友達に見せる顔もあれば、クラスの友達に見せる顔もありますよね。

自分が誰と一緒にいるかによって、自分って違うじゃないですか。全部自分なんだけど、ちょっとずつキャラが違っていますよね。そんな感じで、もう一人の自分、チェック用の自分をつくってみてほしいんです。

そのチェック用の自分のキャラはいちいち心配症なので、すごく慎重です。例えば、数学の問題を解いているとしましょう。1問目を解き終えました。解き終えた瞬間に、「本当にそれで大丈夫⁇ちょっと一緒に確かめてみよっか」みたいな、そんな気持ちにさせられるようなチェック用の自分がいるわけです。解いている自分と、そのチェック用の自分が2人いるという感覚で解いてほしいんです。

ただ解くことに集中するのではなくて、もう一人すごい心配症な自分が、その問題をチェックしながら解いている。そんな感じでやってみてください。

これはケアレスミスなので、自分がいかに意識するかっていうのがすごく大事なんです。だから具体的なテクニックについて、ケアレスミスを減らす具体的な方法については解決策1〜5が全部終わった後にお話しします。具体的にはノートを使ってやっていくのですが、その詳しい方法については後からやります。

いまは意識面ですね。解決策の1〜5では意識についてお話しするので、そんなつもりで読んでください。

ということで、この速すぎるっていうケアレスミスの原因のパターンについては、スピードをゆっくりにして、かつ、もう一人の自分がチェックしながら解くように、そんな意識でやってみてください。そうすれば、ケアレスミスが減っていきます。

 

ケアレスミスの解決策②

次に『ケアレスミスの解決策②』についてお話ししたいと思います。

字が小さくて汚いなら…大きくていねいに

2つ目のパターンは「字が小さい」とか「字が汚くて読みにくい」ってやつですね。それなら大きくていねいに書きましょうということです。パッと見て判断できる字を書いてください。もう、これは説明しなくても分かると思うので深くは説明しないんですけど、パッ見て判断できる字を書くようにしましょう。

テストとかって時間との勝負ですよね。時間との勝負で、追い込まれていますよね。そんなときにどうしてもパッと見て判断して、ケアレスミスが出ちゃうんです。そのパッと見て判断する。そこでミスをしないようにすることが大事なのです。どうしたらいいのかって言うと、字は「大きくていねいに書きましょう」ということなんですね。

 

私には弟が3人いるんです。その一番下の弟が3歳か4歳ぐらいのときだったと思うんですけど、家の前に坂があるんですね。坂の下から血相を変えて逃げてくるんですね。

「どうした?」って聞いたら、「ワニが出た!」って言うんです。「ワニ⁉︎ワニなんか出るわけないじゃん‼︎ここ愛知県なんですけど‼︎」

愛知県でワニが出たなんて聞いたことないですよね。そもそも日本でワニが出たなんて聞いたことがない。「いや、絶対にワニだ!」って彼は言うんです。じゃあ一緒に見に行くって言って、彼はビビってるんですけど、一緒に連れて見に行ったんですよね。そしたらトカゲだったんです。

彼はパッと見て、トカゲとワニを見間違えたんですね。多分、楽しく遊んでいたんでしょうね。それで一生懸命に楽しく遊んでいたら、パッと目に入ったのがトカゲだったんですね。そのトカゲをパッと見て判断したんですよ、ワニだって。

こんなミスはテスト中に起こらないですけど、でもパッと見て判断するっていうのは、それだけミスが出ちゃうってことなのです。

パッと見で判断すると、こんなミスが出ちゃいますよ、そんなミスが出ちゃうかもしれないですよ、っということです。パッと見て判断できる字を書くようにしましょう

 

ケアレスミスの解決策③

続いて『ケアレスミスの解決策③』についてお話ししたいと思います。

途中式を書かないなら…途中式を書く

途中式を書かない人は、これを変えるだけで、だいぶミスが減ると思います。

「頭の中を文字にしましょう」

これがなんで大事なのかって言うと、脳の仕組みなんですね。脳科学者の茂木健一郎さんがある本の中でこんなことを言っていたんですけど、脳の中には感覚系っていうところと運動系っていうところの2つがあるそうなんです。その感覚系と運動系は脳の中でつながっていないそうなんです。

この感覚系は「インプット」のとき使う領域。つまり、見たり聞いたりするときに使います。もう一方の運動系は「アウトプット」。それを書いたりとか話したりするときに使います。

見たり聞いたりする領域と、話したり書いたりする領域は、脳の中でつながっていないんです。つまり、見聞きしたことは頭の中でとどめて置いたらダメで、一旦話したり書いたりして外に出してみないと、脳は本当に合っているかどうか判断できないそうなんです。

なので、「分かった!」と思って途中式を書かずに頭の中でやっていたら、どんどんミスが出てしまいます。書いて本当に合っているかを確かめながら進めないといけないということなんですね。

 

ほかにも、こんな研究があるそうです。独り言を言うだけでミスが78%も減るっていう研究があるそうなんですね。

これは、48枚のカードを、あるルールに従って並べ替えていくというものなのですが、そのルールが複雑につくられているそうです。そのルールに則って何もしゃべらずに並べた場合と、独り言をブツブツ言いながら「このカードは、このルールがあるから、このカードの次だな。ってことは、このカードの次は、このカードがくるな」みたいな感じで、独り言を言いながらカードを並べ替えたそうなんですね。

そうしたら、独り言を言ったときのほうが78%ミスが減ったそうです。

これはなぜか?アウトプットしているからですね。話すことによって、もう一度自分の耳で聞ける。つまり、本当に合っているかどうかが判断できるということなのです。

なので、途中式もまず1回書いてください。頭の中でごちゃごちゃ考えて、「えーと、うーんと」とかやる前に、頭の中をまず文字にしちゃうんですね。文字にすれば、本当にそれが合っているかどうか見て判断できるわけです。

アウトプットすることで、本当に正しいかどうかの判断ができるように脳はなっているんですね。ということでアウトプットしていきましょう。

 

ケアレスミスの解決策④

このレクチャーでは、『ケアレスミスの解決策④』についてお話ししたいと思います。

本番の緊張感に負けるなら…普段から本番を想定する

ケアレスミス4つ目のパターンは、本番の緊張感に負けてミスが出てしまうというパターンです。その場合は、普段から本番を想定した練習をしていきましょうというのが解決策です。

「練習でできないことは、本番でもできない」ってよく言われますね。テストの本番で何がプレッシャーになるかと言えば、やっぱり一番は時間じゃないかなと思うんです。特に数学とかは、時間がなくて解けきれなかったとか、けっこうあると思います。

テストが始まって、例えば20分とか30分とか経って、残り時間が少なくなってきたときに気づくんです。「あ、やばい。このままじゃマズイ」みたいな。それでプレッシャーがかかって、なんか変な焦りが生まれてしまって、ケアレスミスが出てしまう。こんなことってあると思うんですよね。

じゃあ、これを解決しようと思ったら、練習から制限時間を決めて、その時間内に解くっていう練習をしておく。これしかありません。

 

いつも野球の話で申し訳ないんですけど、2009年の夏の甲子園の決勝。中京大中京高校対日本文理高校の試合があったんですね。その試合は9回になるまでに中京大中京高校が10点、日本文理高校が4点。10対4で中京大中京高校が勝っていたんですね。9回が始まってワンアウト、ツーアウトとポンポンってて簡単に取られたのです。ツーアウトランナー無し、しかもその次のバッターは簡単にツーストライクまで追い込まれちゃったんですね。

あと1球で甲子園の優勝校が決まる——。ところが、そこから日本文理高校の反撃が始まったんです。話すと長くなっちゃうのでこの辺にしておきますけど、最終的に10対9。10対4が、9回ツーアウトランナー無しから5点ですよ。しかも甲子園の決勝で。すごいですよね。

実はそれには秘密があって、日本文理高校は普段から1球バッティングっていうのをしていたのです。普通バッティング練習っていったら、何球も何球も打ったりするのです。でも、日本文理高校は1球で決めるっていう練習を普段からしていたのです。だから、本番でも9回ツーアウトランナー無し、あと1球っていうところから、ものすごい反撃ができたのです。

テストでも、どうしても緊張してミスが出ちゃうっていうのであれば、普段から同じ状況をつくって練習するようにしてみてください。練習でできていたら、本番でもできるようになります。

制限時間の決め方ですが、少し背伸びをした制限時間にするのがオススメです。例えば、10問を5分で解けると思ったら、それを4分半にするとかして、ちょっとハードルを上げるのです。そうすれば、その分だけ集中力が出てきます。プレッシャーもかかって練習になります。

なので、制限時間を決めて解くときには少し背伸びをした制限時間にしてみてくださいね。そうやって時間との勝負、普段から時間を意識しながら本番の緊張感をつくっていけば、本番でもミスが減ります。

 

ケアレスミスの解決策⑤

このレクチャーでは、『ケアレスミスの解決策⑤』についてお話ししたいと思います。

そもそもケアレスミスではないなら…練習不足を解消する

5つ目のパターンは、そもそもケアレスミスではないというパターンです。これ、実はけっこう多いんです。自分ではケアレスミスだと思っていても、本当はケアレスミスではないというパターンですね。

真の原因が何かというと練習不足です。ケアレスミスの真の原因は練習不足

ケアレスミスって、自分では分かっているから真の原因を探らないしなかなか治らない、って上で書きました。

自分では分かっている。「はい、はい、これ」みたいな、ついついやっちゃった。またやっちゃった。本当は分かっていたから、次は大丈夫!みたいな感じで反省しないのです。

反省しないということは、真の原因を探らないってことです。だから、なかなか真の原因って見えてこないんですね。

でも、新原因を突き詰めていくと、実は練習不足が真の原因であることが多いんです。

例えばこの問題。

 

何度もお見せしているので、どんな問題か分かると思うんですけど、本当は「an」ですね。このカッコにはanが入ります。でもaって書いちゃったとします。「もー、分かってたのに!」で終わらせてしまうことがけっこうあるのです。でも、真の原因は文法を使いこなせていないっていうことなんですね。

例えば、英語のネイティブスピーカーがこんなミスをすると思いますか?しないです。なぜかというと、普段から使いこなしている、普段から使い込んでいるからです。練習とは言わないですけど、何度も何度もやっているからです。

 

次の問題。

 

この問題も何度も出てきているので分かると思うのですが、10×40をしたら400倍。これが答えです。
でも、このミスとしてなぜか足し算をして10+40で50と書いてしまった、みたいな。これをケアレスミスと判断することがあるかもしれないですね。

でもこれは違うんです。真の原因は公式を使いこなせていないということです。

例えばですけど、ノーベル賞を獲るような科学者が、こんなミスをすると思いますか?しないですよね。なぜか?何回も使ったことがあるからです。

僕らは普通の人なので、違いますよね。顕微鏡なんて、学校の実験ぐらいでしか使ったことがないので、こんなミスが出てしまう。そして、ケアレスミスだって思うかもしれないのですが、でも実は違うんです。結局それは公式を使いこなせるまで、顕微鏡を使いこなせるまで使い込んでいない。練習していないからなんです。

ということで、ケアレスミスの真の原因は練習不足です。文法を使い慣れてないとか、解き方のパターンに慣れていないとか、公式を使いこなせていないとか、全部これは練習不足が原因です。結局、何度も何度も繰り返しやれば、できるようになるわけです。ミスをしなくて済む、反射的に解けるようになるまで繰り返す練習をしましょう。

 

ケアレスミスを10分の1に減らすシンプルな方法

このレクチャーでは、『ケアレスミスを10分の1に減らすシンプルな方法』について見ていきたいと思います。いくら気をつけても出るのがケアレスミスなので、最終的にどうしていったらいいのか、具体的な方法についてお話ししていきます。

自分自身に意識づけをする

まずケアレスミスを治すには、自分自身が意識するしかないです。自覚しないと治らない、ってお話ししました。この記事の最初で「何度言っても直らないけど言わせてください。自覚してください。マジでヤバイって思ってください」って言いましたよね。

ケアレスミス直そうと思ったら自覚するしかないんです。てことは、自分に自覚させる方法を実行すればいいんですね。

では、その方法って何なのか?

ノートにメモ

ノートにメモしてください。何をメモするかって言うと、自分で自分に注意するためにメモをしてください。自分で自分に注意するメモが残っていたら、マジでヤバいと思いますよ。

ケアレスミスって何回も同じミスを繰り返しますよね。例えば、三単現の「s」のつけ忘れ。何回もやっちゃいます。計算の符号ミス、これも何回もやっちゃいます。やっちゃったときに、そのまま放っておくからヤバイって思わないんです。これをメモしてみてください。ミスが出るたびにメモしてみてください。

そうすると、どんどん同じミスが溜まっていきます。そして、あるとき気づくんです。「私、同じミスを何回するの⁉︎ヤバイじゃん…」みたいな。こうなって初めて、マジでヤバイって自覚するんですね。メモに残しておくから自分のヤバさに気づけるんです。

 

じゃあ何をメモするのかって言うと、箇条書きの2つ目の2点をメモしてください。

1つ目は「ミスしちゃった理由」です。「なんでミスしちゃったんだろう」っていうその理由をメモしておいてください。

もう1つが「次はミスしないための対策」を書いてみてください。ちょっとイメージがつかみづらいと思うので、実際にやってみたいと思います。

実際のノートの使い方は、また次の記事でお話しするので細かい話は置いておいて、この右側のページにまとめていきます。

 

それで1個ずつ見ていくと、まず1つ目のミス、どこがミスしてるかって言うと、黄色の矢印のところです。

 

符号を変えるのを忘れているんです。カッコを外すときに、これはマイナス2×マイナス2なのでプラス4になるはずです。ここでミスが出てしまったんですね。

こんなミスをしたときにどう思いますか。「うわっ、ケアレスミスしちゃった」って思いますよね。「分かってたのに、なんでこんなミスするんだろう?でも、次は大丈夫だろう!」って思いますよね。「次は大丈夫だろう!」と思っても、そのままスルーしないでください。メモしてください。

何をメモするか?ミスしちゃった理由です。理由を書いて、次にミスしないための対策を書くんですね。

まず理由から行きます。理由は、例えばパパッとやっちゃったのが理由だったとします。「あんまり注意してなかった 」このぐらいの簡単なものでいいですね。

次に向けた対策、ここが大事ですね。ミスしないための対策を考えてみてください。思いついたのが「カッコを外すときは注意する」「符号に注意する」みたいな感じで書いてみてくださいね。この対策を考えておとくと、次からミスが減ります。

 

同じように次の問題もやっていくと、カッコ2番の問題はどこがミスしているかって言うと、1のときは書かないですね。「−1xy」じゃなくて「−xy」って書けばいいですよね。でも1って書いちゃった。理由は自分でも分からない。

「なんでこんなことをしたんだろう…」って思ったんだったら、対策を書いておいてください。これも「なぜか1って書いちゃった」ってことなんで、「1に注意する」としか書けないですよね。こんなことで対策になってるのかよ!って思うかもしれないのですが、これでいいです。理由は後で説明します。

最後、例えば英語でこんなミスが出たとします。

これ何がミスかって言うと、よくある例でいいですね。三単現のsのつけ忘れですね。ここもまとめてみましょう。理由としては主語が三人称単数だったらsをつけないといけない。でも、あんまり主語を意識していなかった。理由は「主語の意識が足りなかった」ってなります。

対策はどうするのか?これは「主語を意識する」としか書けないです。

はい、こんな感じで簡単でいいです。そのときに思いついた理由と対策を書いてください。

 

本当にこんなんで治るの?と思うかもしれないんですけど、ちょっと想像してみてくださいね。

例えば、これと同じミスを何回も何回もしたとします。そしたら自分で書いたこの反省がありますね。これがいっぱい溜まっていくわけです。ほかのページにもいっぱい同じことが書かれているのです。またやっちゃったら、あとからノートを見返していくと、

「マジでヤバイ」

「注意するとか言っといて、注意するとか書いといて、全然治ってないじゃん」

「これはマジでヤバイ」

って気づけるんです。

最初に言いました。自分でヤバさに気づくのが一番の解決策ですって言いました。こうやってメモしておくことで、あとから見たときにやっと気づけるんです。「本気でヤバイ!これをなんとかしないとマジでヤバイ」と気づけるのです。

なのでケアレスミスが出たら、いつもこの2点をメモしておいてください。理由と対策の2点をメモしておくことで、あとから見たときに自分のヤバさに気づけるということです。

こうやって、自分自身にマジでヤバイってことを気づかせていきましょう。そうすれば、ケアレスミスは治っていきます。シンプルですけど効果は絶大です。ぜひやってみてください。

 

おわりに

今回はタイプ4「分かっているけどできない」というパターンのミスの解決策でした。

このタイプのミスはいわゆる「ケアレスミス」です。

このケアレスミスを根本的なところから減らすには「自分に自覚させる」しかありません。そのためには、この記事で紹介した5つのパターンを知っておき、さらに自分に自覚させるためのノートを作ってみてください。

こうして自分にメッセージを投げかけることで、ようやく少しずつ自分で自分のケアレスミスに気づくことができるようになってきます。

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